GNOME/ドキュメントビューア
Evince は様々な文章形式に対応しているドキュメントビューアです。Evince が特にサポートしているのは次のフォーマットです: PDF, Postscript, djvu, tiff, dvi, XPS, gedit による SyncTex のサポート, 漫画本 (cbr,cbz,cb7, cbt)。サポートされているファイル形式の完全なリストは Supported Document Formats を見てください。
Evince はバックエンドライブラリとして poppler を使用します。
目次
インストール
evince パッケージをインストールしてください。開発版は evince-gitAUR でインストールできます。Evince は依存パッケージとして gnome-desktop をインストールします。
スタンドアロン版は evince-no-gnomeAUR を、PDF しかサポートしていない軽量版は evince-lightAUR をインストールしてください。
トラブルシューティング
プリンターが表示されない
gtk3 パッケージをバージョン 3.22.26+47+g3a1a7135a2-1
以上にアップグレードしてください。旧バージョンの GTK+ 3 では、GTK+ のプリンターバックエンドは別のパッケージに分けられていました [1]。
ズームインの上限
Evince のページキャッシュのサイズを増やすことでズームできるサイズを大きくできます。デフォルトでは 50MiB に設定されています。ページキャッシュサイズを増やすとズームイン時に Evince のメモリ使用量が増えるので注意してください。
以下のコマンドでページキャッシュサイズを1ギガバイトまで増加できます:
$ gsettings set org.gnome.Evince page-cache-size 'uint32 1000'
PDF のテキストが正しく表示されない
override-restrictions
パラメータを false に設定してみてください:
$ gsettings set org.gnome.Evince override-restrictions false
SyncTeX で前方検索ができない
python-dbus がインストールされていることを確認してください。パッケージをインストールすれば ctrl+click が使えるようになるはずです。