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Arch Linux では様々な GPS ハードウェアがサポートされています:
 
Arch Linux では様々な GPS ハードウェアがサポートされています:

2022年2月10日 (木) 12:48時点における最新版

Arch Linux では様々な GPS ハードウェアがサポートされています:

  • Bluetooth GPS アダプタ
  • USB GPS アダプタ (内蔵または外付け)
  • WWAN 内蔵アダプタ (HP EliteBook モジュールなど)
  • 特殊なソフトウェアを使って USB や Bluetooth に GPS のデータを送ることができるスマートフォン

ドライバー

基本的に GPS デバイスはシリアルデバイスでありカーネルは標準ドライバーを使用しますが、場合によっては mtkbabelAURmbm-gpsd-pl4nkton-gitAUR などのドライバーをインストールする必要があります。

インターフェイス

Linux では GPS の統合的なインターフェイスや設定は存在しません。シリアルデバイスから生の GPS データが出力され、デバイスのプロセスを支配するプログラムが位置を弾き出します。GPS アダプタを複数のアプリケーションで共有することは gpsd を使えば可能です。

GPSD

GPSD は GPS シリアルデバイスにクエリを送信して TCP サーバーに出力を作成するデーモンです。Linux における最も標準的な GPS インターフェイスであり、GPS に対応しているアプリケーションは大抵 GPSD をサポートしています。

ModemManager

ModemManager は Linux の WWAN モデムサポートパッケージで、NetworkManager と対話します。GPS が利用できる WWAN カードから GPS の位置情報を取得することができ、modem-manager-gui で位置を表示することもできます。最も重要なコマンドは以下の通りです:

位置捕捉機能の確認

mmcli -m 0 --location-status

GPS の有効化

mmcli -m 0 --location-enable-gps-raw --location-enable-gps-nmea

位置の表示

watch mmcli -m 0 --location-get

GPS の無効化

mmcli -m 0 --location-disable-gps-raw --location-disable-gps-nmea

参照