「NZBGet」の版間の差分

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{{Pkg|nzbget}} パッケージをインストールしてください。また、{{Aur|nzbget-systemd}} パッケージには {{ic|nzbget}} の [[systemd]] サービスが入っています。
 
{{Pkg|nzbget}} パッケージをインストールしてください。また、{{Aur|nzbget-systemd}} パッケージには {{ic|nzbget}} の [[systemd]] サービスが入っています。
   
[[systemd]] サービスファイルが付属している最新の [https://github.com/nzbget/nzbget NZBGet Git] バージョンをインストールしたいときは、{{Aur|nzbget-git}}{{Broken package link|パッケージが存在しません}} をインストールしてください。
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[[systemd]] サービスファイルが付属している最新の [https://github.com/nzbget/nzbget NZBGet Git] バージョンをインストールしたいときは、{{Aur|nzbget-git}} をインストールしてください。
   
 
== NZBGet の設定 ==
 
== NZBGet の設定 ==
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== 別のユーザーで NZBGet を実行 ==
 
== 別のユーザーで NZBGet を実行 ==
{{Tip|{{aur|nzbget-git}}{{Broken package link|パッケージが存在しません}} と {{aur|nzbget-systemd}} にはあらかじめ {{ic|nzbget}} ユーザーとグループを用意するので、システムユーザーを追加する必要はありません。}}
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{{Tip|{{aur|nzbget-git}} と {{aur|nzbget-systemd}} にはあらかじめ {{ic|nzbget}} ユーザーとグループを用意するので、システムユーザーを追加する必要はありません。}}
   
 
セキュリティを高めるために[[ユーザーとグループ#ユーザーを追加する例|システムユーザー]]で NZBGet を実行することを推奨します。
 
セキュリティを高めるために[[ユーザーとグループ#ユーザーを追加する例|システムユーザー]]で NZBGet を実行することを推奨します。

2018年3月25日 (日) 18:26時点における最新版

NZBGet は C++ で書かれた Usenet クライアントです。非常に少ないシステムリソースで最大限のダウンロード速度を発揮できるように設計されています。

インストール

nzbget パッケージをインストールしてください。また、nzbget-systemdAUR パッケージには nzbgetsystemd サービスが入っています。

systemd サービスファイルが付属している最新の NZBGet Git バージョンをインストールしたいときは、nzbget-gitAUR をインストールしてください。

NZBGet の設定

テンプレート設定ファイルをカスタムディレクトリにコピーしてください:

# cp /usr/share/nzbget/nzbget.conf /var/lib/nzbget/.nzbget

起動する前に /var/lib/nzbget/.nzbget 設定ファイルを更新してください:

/var/lib/nzbget/.nzbget
..
WebDir=/usr/share/nzbget/webui
ScriptDir=${WebDir}/scripts
LockFile=/var/lib/nzbget/nzbget.lock
ConfigTemplate=/usr/share/nzbget/nzbget.conf
DaemonUsername=nzbget
..

パーミッションを正しく設定してください:

# chown -R nzbget:nzbget /var/lib/nzbget
# chmod -R 750 /var/lib/nzbget

NZBGet の起動

ノート: 公式の nzbget パッケージには systemd サービスファイルが付いていないため、手動で NZBGet を起動する必要があります。
  • コンソールモードで root で実行:
    # nzbget -c /var/lib/nzbget/.nzbget -s
  • デーモンモードで root で実行:
    # nzbget -c /var/lib/nzbget/.nzbget -D

これで http://localhost:6789 から NZBGet にアクセスできるようになります。

別のユーザーで NZBGet を実行

ヒント: nzbget-gitAURnzbget-systemdAUR にはあらかじめ nzbget ユーザーとグループを用意するので、システムユーザーを追加する必要はありません。

セキュリティを高めるためにシステムユーザーで NZBGet を実行することを推奨します。

システムユーザーを追加したら、ウェブインターフェイスを使ってメインの設定ファイルを更新するか、設定ファイルを編集してください:

/var/lib/nzbget/.nzbget
..
DaemonUsername=nzbget # system user
MainDir=/home/myuser/Downloads/NZBGet
UMask=0002 # 775 for dirs - 664 for files

必要なディレクトリを作成してパーミッションを設定してください:

# mkdir /home/myuser/Downloads/NZBGet
# chown -R nzbget:nzbget /home/myuser/Downloads/NZBGet
# chmod 775 /home/myuser/Downloads/NZBGet

nzbget ユーザーと nzbget グループで /home/myuser/Downloads/NZBGet にアクセスできるようになります。対象ディレクトリを誰からでも読み書きできるようにするのは推奨されません (ディレクトリを 777chmod するのは危険です)。ユーザーとグループに適当なパーミッションを与えるようにしてください (例: ユーザーを nzbget グループに追加する)。

デーモンモードで nzbget ユーザーとして NZBGet を起動するか、nzbget-systemdAUR をインストールして nzbget.service で NZBGet を起動してください:

$ sudo -u nzbget /usr/bin/nzbget -c /var/lib/nzbget/.nzbget -D

トラブルシューティング

デフォルトの NZBGet の証明書

NZBGet のデフォルト証明書はユーザーが nzbget でパスワードが tegbzn6789 です。セキュリティ上、デフォルトの証明書は変更することを推奨します。

起動時に NZBGet がクラッシュする

ウェブインターフェイス (http://localhost:6789) で NZBGet の設定を編集して、設定ファイルが破損した場合に発生します。設定ファイルを消去してサーバー/デーモンを再起動してください。

別の systemd サービス

以下の nzbget.servicesystemd を使用する際に NZBGet を別の方法で(再)起動します:

/usr/lib/systemd/system/nzbget.service
[Unit]
Description=NZBGet Daemon
Documentation=http://nzbget.net/Documentation
After=network.target

[Service]
User=nzbget
Group=nzbget
Type=forking
PIDFile=/var/lib/nzbget/nzbget.lock
ExecStart=/usr/bin/nzbget -c /var/lib/nzbget/.nzbget -D
ExecStop=/usr/bin/nzbget -Q
ExecReload=/usr/bin/nzbget -O
KillMode=process
Restart=on-failure

[Install]
WantedBy=multi-user.target

圧縮ファイルを展開できない

unzip, unrar, p7zip, par2cmdline がインストールされているか確認してください。

参照