「TeX Live」の版間の差分

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== インストール ==
 
== インストール ==
[[公式リポジトリ]]では TeX Live のパッケージは2つのグループに分けられています:
 
* {{grp|texlive-most}} には TeX Live のアプリケーションが入っています。
 
* {{grp|texlive-lang}} には様々な文字セットや非英語圏の機能が入っています。
 
   
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* {{Grp|texlive-most}} グループには、ほとんどの Tex Live パッケージが含まれています。
必須のパッケージ {{Pkg|texlive-core}} には基本的な texmf-dist ツリーが含まれており、{{Pkg|texlive-bin}} にはバイナリやライブラリ、texmf ツリーが含まれています。{{Pkg|texlive-core}} は上流のディストリビューションの “medium” インストールスキームに基づいています。他のパッケージは全て TeX Live の eponymous コレクションに基づいています。CTAN パッケージがそれぞれのパッケージに含まれているか確かめるには、次のファイルを調べて下さい:
 
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** {{Pkg|texlive-core}} は必須のパッケージであり、上流の ''medium'' インストールスキームに基づいています (その他のパッケージは全て上流のコレクションに基づいています)。このパッケージには、''mktexlsr''、''fmtutil''、''updmap'' を自動化する [[pacman フック]]が含まれています。
/var/lib/texmf/arch/installedpkgs/<package>_<revnr>.pkgs
 
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** {{Pkg|texlive-bin}} にはバイナリとライブラリが含まれています ({{Pkg|texlive-core}} の依存パッケージです)。
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** {{Pkg|texlive-latexextra}} には、{{ic|polyglossia}}、{{ic|amsmath}}、{{ic|graphicx}} などの便利なパッケージが多く含まれています。
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* {{Grp|texlive-lang}} グループには、非ラテン文字の言語のための文字セットと機能を提供するパッケージが含まれています。
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** {{Pkg|texlive-langextra}} は、アフリカの言語、アラビア語、アルメニア語、クロアチア語、ヘブライ語、インド語群、モンゴル語、チベット語、ベトナム語の言語サポートを提供します。
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* {{Pkg|texlive-bibtexextra}} には、追加の BibTex と [https://ctan.org/pkg/biblatex BibLaTeX] スタイル、および参考文献データベースが含まれています。
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* {{Pkg|texlive-fontsextra}} には、追加のフォントが含まれています ([https://www.tug.org/FontCatalogue/ LaTeX Font Catalogue] で見られます)。
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* {{Pkg|biber}} は、BibLaTex のための代替の参考文献処理バックエンドを提供します。
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* {{AUR|texlive-latexindent-meta}} メタパッケージは、''latexindent'' を実際に使うために必要になるすべての依存パッケージを提供します。
   
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それぞれの ''texlive-'' パッケージにどの [https://www.ctan.org/ CTAN] パッケージが含まれているか調べるには、{{ic|/var/lib/texmf/arch/installedpkgs/<package>_<revnr>.pkgs}} のファイルを見てください。
{{note|{{Pkg|texlive-langextra}} はアフリカ・アラビア・アルメニア・クロアチア・ヘブライ・インド・モンゴル・チベット・ベトナムの言語サポートを提供します。}}
 
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{{Note|Tex Live に含まれている一部のツールとユーティリティは、{{Pkg|ghostscript}} や {{Pkg|perl}}、{{Pkg|python}}、{{Pkg|ruby}} に依存しています。詳細は、それぞれのパッケージの任意の依存パッケージを見てください。}}
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{{Tip|[[アプリケーション一覧/ドキュメント#Tex editors|Tex エディタ]]をインストールすると良いかもしれません。}}
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=== tllocalmgr ===
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{{AUR|tllocalmgr}} によって提供されている ''tllocalmgr'' ユーティリティは、[[pacman]] パッケージとして CTAN からパッケージをインストールできるようにします。詳細は [https://github.com/hv15/tllocalmgr/blob/master/tllocalmgr#L835 使用方法] ({{ic|-h}}) を見てください。
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=== tlmgr ===
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{{Note|
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* {{Pkg|texlive-core}} は ''TEXMFDIST'' 内に [https://www.tug.org/texlive/tlmgr.html tlmgr] スクリプトを提供しますが、これは壊れています。以下で説明されているように修正するか、あるいは代わりに [[#tllocalmgr|tllocalmgr]] を使用することができます。
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* {{man|1|texconfig}} コマンドは、部分的に ''tlmgr'' に依存しているため、ほぼ壊れています ({{Bug|59094}})。{{ic|texconfig}} のインタラクティブモードには {{Pkg|dialog}} が必要です。
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}}
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{{Accuracy|以下の修正は {{Pkg|texlive-core}} パッケージに組み込まれるべきです。''TEXMFDIST'' 内のファイルを編集しても、パッケージをアップグレードすると消えてしまいます。}}
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''tlmgr'' ユーティリティは、CTAN からパッケージをインストール、アップデートする標準的な方法です。以下のように小さな修正が必要となります:
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まず、{{ic|''TEXMFDIST''/scripts/texlive/tlmgr.pl}} を編集して {{ic|1=$Master = "$Master/../..";}} を {{ic|1=$Master = "${Master}/../../..";}} に置き換えてください。パスのプレフィックス ''TEXMFDIST'' は、事前に定義された環境変数ではなく、この記事の以下で定義されたものです。このプレフィックスは正しい値に置き換えてください。
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その perl スクリプトのエイリアスを作成してください (シェルの init ファイルに追加できます)。
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alias tlmgr='''TEXMFDIST''/scripts/texlive/tlmgr.pl --usermode'
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これで、ユーザモードで初期化できます (インストールプレフィックスとして {{ic|~/texmf}} を使用します):
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$ tlmgr init-usertree
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自由に[https://www.ctan.org/mirrors ミラー]を設定してください。例えば:
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<nowiki>$ tlmgr option repository http://mirrors.rit.edu/CTAN/systems/texlive/tlnet</nowiki>
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これで、CTAN パッケージを通常通りインストールできるようになりました:
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$ tlmgr install ''package_name''
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=== パッケージのドキュメント ===
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公式リポジトリ内のパッケージには、フォント/マクロのパッケージのドキュメントやソースファイルが含まれていません。
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{{ic|texdoc}} でオフラインアクセスするには、Tex Live のドキュメント全体とソースファイルを {{AUR|texlive-most-doc}} で[[インストール]]するか、あるいは ''tllocalmgr'' で特定のパッケージのドキュメントをインストールすることで可能です。
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また、オンラインでドキュメントにアクセスすることもできます:
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* https://tug.org/texlive/Contents/live/doc.html
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* https://ctan.org/ – Tex 関連の全種類の資料の中心的な場所
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* https://texdoc.net/{{Dead link|2022|09|23|status=SSL error}} ({{ic|<nowiki>http://texdoc.net/pkg/</nowiki>''packagename''}} は、関連する PDF を直接生成します)
   
 
=== 手動インストール ===
 
=== 手動インストール ===
   
アップストリーム公式のインストーラを利用して手動インストールすることも可能です。 {{AUR|texlive-installer}} パッケージを利用することで可能で、こは同時に TeX Live への依存関係も解決します。詳細は[https://en.wikibooks.org/wiki/LaTeX/Installation#Custom_installation_with_TeX_Live LaTeX Wikibook] や [https://tug.org/texlive/doc/texlive-en/texlive-en.html#x1-140003 TeX Live Guide] を見てください。
+
上流のインストーラで Tex Live をインストールすることもできます。これは {{AUR|texlive-installer}} としてパッケージングさています。詳細は [[wikibooks:LaTeX/Installation#Custom_installation_with_TeX_Live|LaTeX Wikibook]] や [https://tug.org/texlive/doc/texlive-en/texlive-en.html#x1-140003 TeX Live Guide] を見てください。
   
 
== 使用方法 ==
 
== 使用方法 ==

2022年12月30日 (金) 19:57時点における版

この記事あるいはセクションは翻訳の途中です。
ノート: 翻訳が古くなっているので、英語版を参照するか、記事の更新が必要です。 (議論: トーク:TeX Live#)

関連記事

Wikipedia により:

TeX Live は、TeX 植字システムのためのフリーソフトウェア配布で、主要な TeX 関連プログラム、マクロパッケージ、およびフォントを含んでいます。

TeX Live には tex(1)pdftex(1) プログラム、LaTeXConTeXt TeX マクロパッケージ、XeTeXLuaTeX TeX エンジンが含まれています。

インストール

  • texlive-most グループには、ほとんどの Tex Live パッケージが含まれています。
    • texlive-core は必須のパッケージであり、上流の medium インストールスキームに基づいています (その他のパッケージは全て上流のコレクションに基づいています)。このパッケージには、mktexlsrfmtutilupdmap を自動化する pacman フックが含まれています。
    • texlive-bin にはバイナリとライブラリが含まれています (texlive-core の依存パッケージです)。
    • texlive-latexextra には、polyglossiaamsmathgraphicx などの便利なパッケージが多く含まれています。
  • texlive-lang グループには、非ラテン文字の言語のための文字セットと機能を提供するパッケージが含まれています。
    • texlive-langextra は、アフリカの言語、アラビア語、アルメニア語、クロアチア語、ヘブライ語、インド語群、モンゴル語、チベット語、ベトナム語の言語サポートを提供します。
  • texlive-bibtexextra には、追加の BibTex と BibLaTeX スタイル、および参考文献データベースが含まれています。
  • texlive-fontsextra には、追加のフォントが含まれています (LaTeX Font Catalogue で見られます)。
  • biber は、BibLaTex のための代替の参考文献処理バックエンドを提供します。
  • texlive-latexindent-metaAUR メタパッケージは、latexindent を実際に使うために必要になるすべての依存パッケージを提供します。

それぞれの texlive- パッケージにどの CTAN パッケージが含まれているか調べるには、/var/lib/texmf/arch/installedpkgs/<package>_<revnr>.pkgs のファイルを見てください。

ノート: Tex Live に含まれている一部のツールとユーティリティは、ghostscriptperlpythonruby に依存しています。詳細は、それぞれのパッケージの任意の依存パッケージを見てください。
ヒント: Tex エディタをインストールすると良いかもしれません。

tllocalmgr

tllocalmgrAUR によって提供されている tllocalmgr ユーティリティは、pacman パッケージとして CTAN からパッケージをインストールできるようにします。詳細は 使用方法 (-h) を見てください。

tlmgr

ノート:
  • texlive-coreTEXMFDIST 内に tlmgr スクリプトを提供しますが、これは壊れています。以下で説明されているように修正するか、あるいは代わりに tllocalmgr を使用することができます。
  • texconfig(1) コマンドは、部分的に tlmgr に依存しているため、ほぼ壊れています (FS#59094)。texconfig のインタラクティブモードには dialog が必要です。
この記事またはセクションの正確性には問題があります。
理由: 以下の修正は texlive-core パッケージに組み込まれるべきです。TEXMFDIST 内のファイルを編集しても、パッケージをアップグレードすると消えてしまいます。 (議論: トーク:TeX Live#)

tlmgr ユーティリティは、CTAN からパッケージをインストール、アップデートする標準的な方法です。以下のように小さな修正が必要となります:

まず、TEXMFDIST/scripts/texlive/tlmgr.pl を編集して $Master = "$Master/../..";$Master = "${Master}/../../.."; に置き換えてください。パスのプレフィックス TEXMFDIST は、事前に定義された環境変数ではなく、この記事の以下で定義されたものです。このプレフィックスは正しい値に置き換えてください。

その perl スクリプトのエイリアスを作成してください (シェルの init ファイルに追加できます)。

alias tlmgr='TEXMFDIST/scripts/texlive/tlmgr.pl --usermode'

これで、ユーザモードで初期化できます (インストールプレフィックスとして ~/texmf を使用します):

$ tlmgr init-usertree

自由にミラーを設定してください。例えば:

$ tlmgr option repository http://mirrors.rit.edu/CTAN/systems/texlive/tlnet

これで、CTAN パッケージを通常通りインストールできるようになりました:

$ tlmgr install package_name

パッケージのドキュメント

公式リポジトリ内のパッケージには、フォント/マクロのパッケージのドキュメントやソースファイルが含まれていません。

texdoc でオフラインアクセスするには、Tex Live のドキュメント全体とソースファイルを texlive-most-docAURインストールするか、あるいは tllocalmgr で特定のパッケージのドキュメントをインストールすることで可能です。

また、オンラインでドキュメントにアクセスすることもできます:

手動インストール

上流のインストーラで Tex Live をインストールすることもできます。これは texlive-installerAUR としてパッケージングされています。詳細は LaTeX WikibookTeX Live Guide を見てください。

使用方法

以下のコマンドでインストールされたことを確認できます:

$ tex '\empty Hello world!\bye'
$ pdftex '\empty Hello world!\bye'

DVI と PDF ファイルが作成されるはずです。TeX エディタを使うことでドキュメントを作成できます。また、TeX Live がなくてもオンラインで TeX のドキュメントを作成できるウェブサイトも存在します: LaTeX wikibook を見てください。

重要事項

  • biblatex の参考文献を扱うのに使われる biber は分割パッケージとして提供されています。
  • 2009年の9月から updmap のフォントマッピングを処理する方法は改善され、以前よりもインストールが信頼できるものになっています。もし、マップファイルが見つからないというエラーメッセージが表示されたときは、手動で updmap.cfg ファイルから削除してください (updmap-sys --edit を使うのが理想)。また、updmap-sys --syncwithtrees を実行すれば設定ファイルから古くなったマップを自動でコメントアウトすることができます。
  • (MKII や MKIV の) ConTeXt フォーマットはインストール時に自動で生成されません。ConTeXT wiki の説明を見て下さい。
  • ドキュメントやソースを含むパッケージを [community] リポジトリから取得することができます。また、オンラインで http://tug.org/texlive/Contents/live/doc.html や CTAN で見ることも可能です。
  • (上流の) TeX Live は CTAN パッケージの差分更新をするためのツールを提供しています。私たちもパッケージを定期的に更新する予定です (作業をほぼ自動化するツールを書き出しています)。
  • TeX Live に入っているツールやユーティリティには ghostscript, perl, python2, ruby に依存しているものがあります。
  • システム全体の設定ファイルは /usr/share/texmf-config にあります。ユーザー別の設定ファイルは ~/.texlive/texmf-config の下に置いて下さい。$TEXMFHOME~/texmf$TEXMFVAR~/.texlive/texmf-var です。
  • ローカルの texmf ツリーのスケルトンは /usr/local/share/texmf にあります: このディレクトリは tex グループのメンバーに書き込みが許可されています。

用紙サイズ

デフォルトのページサイズを A4 以外 ("Letter" など) に設定したい場合は、次のコマンドを実行してください:

$ texconfig

このコマンドは他の便利な設定を変更するのにも使えます。

アップデート時の "formats not generated" エラー

このバグレポートを参照してください。

ノート: 実験的なエンジン LuaTeX を使っていない場合は、無視してかまいません。

ハイフネーションパターンの設定ファイル language.deflanguage.dattexlive-core の初期リリースに入っているファイルへの参照が含まれているときにこのエラーがよく発生します。特に、名前が頻繁に変わるドイツ語の最新の実験的なハイフネーションパターンが原因です。現在はドイツ語のパターンは dehyph{n,t}-x-2009-06-19.tex になっています。

この問題を解決するには、次のファイルを削除するか: /usr/share/texmf-config/tex/generic/config/language.{def,dat} 新しいバージョンを使って更新する必要があります: /usr/share/texmf/tex/generic/config/language.{def,dat} その後、次を実行してください

# fmtutil-sys --missing

フォント

デフォルトでは、さまざまな TeX Live パッケージに入っているフォントを Fontconfig から自動で利用することができません。XeTeX や LibreOffice などからフォントを使えるようにしたいときは、以下のようにシンボリックリンクを作成するのが一番簡単です:

# ln -s /usr/share/texmf-dist/fonts/opentype/public/<some_fonts_you_want> ~/.fonts/OTF/ (or TTF or Type1) 

fontconfig で利用できるようにするには、次を実行してください:

# fc-cache ~/.fonts
# mkfontscale ~/.fonts/OTF (or TTF or Type1) 
# mkfontdir ~/.fonts/OTF (or TTF or Type1)

また、texlive-core には TeX Live によって使用されるフォントディレクトリのリストが入ったファイル /etc/fonts/conf.avail/09-texlive-fonts.conf が含まれています。このファイルを利用するには次を実行して:

# ln -s /etc/fonts/conf.avail/09-texlive-fonts.conf /etc/fonts/conf.d/09-texlive-fonts.conf

それから fontconfig を更新してください:

# fc-cache && mkfontscale && mkfontdir
ノート: TeX と Fontconfig の両方で同一のフォントが利用できる場合 (検索パスに同じフォントのコピーが複数ある場合)、上記の設定が XeTeX/XeLaTeX と衝突する可能性があります。

TeXLive Local Manager

TeXLive Local Manager は Firmicus によって提供されているユーティリティで、Arch Linux 上の TeX Live 環境を便利に管理することができます。texlive-localmanager-gitAUR パッケージでインストールできます。使用方法など詳細は [1] を見てください。

.sty ファイルのインストール

TeX Live (と teTeX) は自前のディレクトリインデックス (ls-R という名前のファイル) を使っているため、ファイルを TeX ツリーの中にコピーしたときはインデックスを更新する必要があります。そうしないと TeX はコピーしたファイルを認識できません。利用するコマンド:

# mktexlsr

または

# texhash

または

# texconfig[-sys] rehash

インデックスを検索するコマンドラインプログラムは:

kpsewhich

これを使って特定のファイルを TeX が見つけているか確認できます:

kpsewhich <filename.sty>

出力はそのファイルのフルパスになります。

また、特定のユーザーの sty ファイルは ~/texmf/ ツリーに入ります。例えば、latex パッケージの wrapfig の wrapfig.sty~/texmf/tex/latex/wrapfig/wrapfig.sty にあります。~/texmf は tex が実行されるたびに検索されるので mktexlsr を実行する必要はありません。

手動インストール

通常、新しい .sty ファイルは /usr/share/texmf-dist/tex/latex/<package name>/* に入ります。このディレクトリがない場合は作成してください。*tex を実行するとディレクトリが自動で検索されます。詳しい説明は次を見て下さい: https://bbs.archlinux.org/viewtopic.php?id=85757

PKGBUILD を使う

コンピュータ全体で LaTeX パッケージをインストールするときは、メンテナンスを簡単にするために PKGBUILD を使いましょう。AURtexlive-ganttAUR パッケージなどがサンプルです。

babelbib 言語定義の更新

必要としている最新の言語定義が babelbib になく、全てをリコンパイルしたくはないという問題を抱えている場合、https://www.tug.org/texlive/devsrc/Master/texmf-dist/tex/latex/babelbib/ から手動で入手して /usr/share/texmf-dist/tex/latex/babelbib/ に配置することができます。例えば:

# cd /usr/share/texmf-dist/tex/latex/babelbib/ 
# wget https://www.tug.org/texlive/devsrc/Master/texmf-dist/tex/latex/babelbib/romanian.bdf
# wget [...all-other-language-files...]
# wget https://www.tug.org/texlive/devsrc/Master/texmf-dist/tex/latex/babelbib/babelbib.sty

その後、texhash を実行して TeX データベースを更新してください:

# texhash

参照