Chuncord

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Chuncordは、EUPLv1.2 (European Union Public License) の下でライセンスされたフリーでオープンソースのコマンドラインツールで、25MB以上のファイルを分割して Discord のコンテンツ配信ネットワーク (CDN) にアップロードすることが可能です。これらのファイルは Chuncord を使ってダウンロードすることも可能です。

警告: Chuncord は間接的にアップロード制限を回避するため、Discord の利用規約に違反する可能性が高いです。自己責任で使用してください。

インストール

chuncord^AUR パッケージを インストール して下さい。

Chuncord の事前構築済みバージョンは、PolarRepo 非公式リポジトリでも入手できます。

設定

Chuncord の設定は、TOML 形式で $HOME/.config/chuncord/config.toml に保存されます。

ノート: すべての設定オプションはコマンドラインインターフェイスを介して変更できますが、アップストリームは設定ファイルの形式を文書化していないため、このファイルを直接変更すべきではないことを示唆しています。

使い方

Chuncord は、Webhook を使用してファイル部分をアップロードします。次に、ファイル名、ファイルサイズ、およびすべてのファイル部分のリストを含むインデックスファイルをアップロードします。Chuncord は、そのインデックスを使用してファイルをダウンロードできます。

Discord Webhook の追加

Chuncord を使用すると、Discord Webhook を追加および管理して、ファイルをさまざまなチャネルにアップロードできます。アップロードする前に、Webhook を追加する必要があります。

$ chuncord webhook add <webhook name> <webhook url>

デフォルトの Webhook

Webhook が指定されていない場合に使用するデフォルト Webhook を選択することもできます。

$ chuncord webhook default <webhook name>

デフォルトの Webhook はいつでも変更できます。

Discord にファイルをアップロードする

次のコマンドを実行するだけです。

$ chuncord upload -w <webhook name> <file path>

または、デフォルトの Webhook を設定している場合は、-w フラグを省略できます。

$ chuncord upload <file path>

ファイルがアップロードされると、Chuncord はインデックスファイルの URL と MID (メッセージ ID) を出力します。MID は、アップロードされたファイルを削除するために使用されます。ファイルを誰かと共有したい場合は、インデックス URL を指定するだけです。

アップロードされたファイルをダウンロードする

$ chuncord download -o <file path> <index URL>

元のファイル名を使用する場合は、ファイルパスを省略できます。

なお、ダウンロードする際には、Webhook の指定は 不要 です

アップロードしたファイルを削除する

$ chuncord delete -w <webhook name> <message ID>

アップロードと同様に、デフォルトのものを使用するために、Webhook を省略することができます。ファイルがアップロードされたのと同じ webhook を使用する必要があります。

参照

• Upstream repository