Hylafax

提供: ArchWiki
移動先: 案内検索

HylaFAX のホームページ より:

HylaFAX はファクシミリを送受信したり英数字のページを送信するためのエンタープライズクラスのシステムです。クライアントサーバーアーキテクチャに沿ってソフトウェアは設計されています。ネットワーク上のシングルマシンにファックスモデムを設置して、ネットワーク上の他のマシンからのジョブをクライアントで投入することができます。クライアントソフトウェアは軽量かつ移植しやすいように作られています。HylaFAX は堅牢で信頼性があるように設計されており、ファックスサーバーはソフトウェアや設定、ハードウェアなどあらゆる要素からの予期しないエラーを防ぎます。HylaFAX は複数のモデムをサポートする上に大量の処理が重なっても耐えることができます。一日一通以上ファクシミリを送信するのであれば、HylaFAX がうってつけのファックスパッケージとなるでしょう。

セットアップ

hylafaxインストールしてください。

Postfix などの MTA をインストールする必要があります:

  • インストール後に # faxsetup を実行してください。必要に応じて質問に答えて下さい。
  • # faxaddmodem を実行してください。デバイスについて尋ねられるので、/dev を除外して modem や ttyS0 などと入力してください。
  • 他の質問に答えて下さい。着信音や最大ページ数、ファイルのパーミッション、表示される名前などです。
  • デーモンの systemd サービスを有効化してください。モデムが ttyS0 の場合、使用するサービスは faxgetty@ttyS0.service になります。

受信したファックスは /var/spool/hylafax/rcvq/ に保存され、30日後に削除されます。送信したファックスは /var/spool/hylafax/sendq/ に保存されます。

ヒントとテクニック

FaxDispatch

FaxDispatch ファイルを作成することで受信したファックスを pdf などに変換してメールで送信することができます。インターネット上に FaxDispatch の例はたくさん転がっていますが、FaxDispatch は /etc ではなく、/var/spool/hylafax/etc に保存することになっているので注意してください。

ファックスを pdf に変換して特定のアドレスに送信するシンプルな FaxDispatch:

FILETYPE=pdf
SENDTO=myaddress@myemail.whatever

用紙サイズ

HylaFAX のデフォルトでは北アメリカ用の設定になっています。送信するファックスの用紙サイズは /usr/lib/fax/pagesizes で設定できます。A4 をデフォルトに設定する場合、ファイルを以下のように変更してください:

---snip
Japanese Legal          JP-LEG  12141   17196   11200    15300  900     400
#
#default        NA-LET  10200   13200    9240    12400  472     345
default         A4      9920    14030   9240    13200   472     345
---snap

No dialtone エラーまたはノートパソコンを使っている場合

発信音を取得するのに特別な番号が必要な場合、以下のファイルを編集してください:

/var/spool/hylafax/etc/config.yourdevicename

ModemDialCmd 行をアンコメントして、ATDT%sATDTyournumber%s に変更してください。

ノートパソコンを使っている場合に発信音確認を無効化する

ModemDialCmd 行をアンコメントして、ATDT%sATX3DT%s に変更してください。

自動ファックス印刷

/var/spool/hylafax/bin/faxrcvd の末端に以下を追加してください:

/usr/bin/tiff2ps -a -h 11.1082 -w 7.8543 $FILE | /usr/bin/lpr -P yourprintername

上記の設定は A4 を使っています。他のサイズを使う場合は -h と -w を調整してください。

MTA アクションの無効化

通常 HylaFAX は MTA を使ってファックスを受信しますが、その必要がない場合は、/var/spool/hylafax/bin/faxrcvd を編集して下さい。

NOTIFY_FAXMASTER=alwaysnever に変更してください。

通知の自動印刷を有効にする

通知をメールではなく印刷して欲しい場合、/var/spool/hylafax/bin/notify を編集してください:

  1. ファイルの最後の NOTIFY_FAXMASTER=neveralways に変更してください。
  2. 次の行をコメントアウトしてください:
    ) || 2>&1 $SENDMAIL -f$FROMADDR -oi -t
  3. 改行して次のように追加してください:
    ) || 2>&1 lpr -P ''yourprinter'' -p

変更を加えたファイルは pacman の NoUpgrade のリストに追加しましょう。そうしないとアップデート時に変更したところが元に戻ってしまいます。

便利なコマンド

faxstat (shows you the status of HylaFAX)
faxstat -s (shows you the send status)
faxstat -r (shows received faxes)
faxalter -a now jobid (forces send retry now)
faxrm jobid (deletes fax from sendqueue)

他のオプションについてはそれぞれのプログラムの man ページを読んで下さい。

HylaFAX のフロントエンド

GNU/Linux アプリ:

  • Avantfax は PHP5・6, MySQL エンタープライズ級の HylaFAX フロントエンドです (HylaFAX の開発者 David Mimms が作っています)。取得先: http://www.avantfax.com/download.php
  • kfax は受信した tiff ファイルを表示するためのアプリです。
  • KDE のプリンターはドキュメントをファックスに送信することができます。HylaFAX バックエンドを使うように変更してください。

Windows アプリ: