Kakoune

提供: ArchWiki
ナビゲーションに移動 検索に移動

関連記事

Kakoune はモーダルテキストエディタです。Vim やその代替エディタの影響を受けており、テキスト編集のワークフローを改善しつつ Unix 哲学に適合することを目指しています。モーダル編集以外に特徴として、選択ベースの編集とマルチカーソル編集があります。Kakoune はインタラクティブなヘルプシステムを備えており、多数の言語をサポートします。

インストール

kakoune パッケージをインストールしてください。最新の開発版をインストールしたい場合は kakoune-gitAUR パッケージをインストールしてください。

使用方法

:doc <topic> で <topic> のドキュメントが開きます。

インタラクティブなヘルプシステムを搭載しているため、g (goto mode) を押して利用可能なキーや方向が記載されたダイアログを表示したり、prompt モードでハイライトされた補完候補の説明が記載されたヘルプダイアログを表示できます。

設定

Kakoune は $XDG_CONFIG_HOME/kak から設定を読み込みます。

メインの設定ファイルは kakrc で、カスタムカラースキームは colors ディレクトリに保存します。

全ての *.kak ファイルは起動時に autoload からロードされます。autoload ディレクトリが $XDG_CONFIG_HOME に存在する場合、Kakoune はシステム全体の autoload ディレクトリ (/usr/share/kak/autoload) をロードしないため、シンボリックリンクを作成する必要があります。例:

# ln -s /usr/share/kak/autoload $XDG_CONFIG_HOME/kak/autoload/default

参照