Keybase

提供: ArchWiki
ナビゲーションに移動 検索に移動

関連記事

Wikipedia より:

Keybase はソーシャルメディアの ID を公に監査できる形で暗号鍵 (PGP 鍵など) にマッピングするキーディレクトリです。Keybase は Keybase Chat という名前の暗号化されたチャットや Keybase ファイルシステムという名前のクラウドストレージシステムも提供しています。ファイルシステムの公開部に配置したファイルは公開エンドポイントや Keybase クライアントでマウントしたファイルシステムからローカルで供与されます。Keybase は公式で Twitter, GitHub, Facebook, Reddit, Hacker News の ID と Bitcoin の Zcash のウォレットアドレスを暗号鍵に接続できます。

インストール

Keybase は keybase パッケージでインストールすることができますが、GUI や KBFS ファイルシステムは含まれていません。GUI や KBFS ファイルシステムを使用したい場合は keybase-binAURkbfs パッケージをインストールしてください。

インストール・アップデートした後は以下のコマンドを実行:

$ run_keybase

サインアップ/ログイン

Keybase アカウントを登録するには画面上のプロンプトに従ってください:

$ keybase signup

Keybase アカウントを既に持っている場合は以下のコマンドでログインできます:

$ keybase login <keybase_username>

GnuPG 鍵

対話式のサインアップの際にキーリングに GnuPGP 鍵のペアが存在していた場合、Keybase はどれを使用するか質問します。鍵のペアがない場合、以下のコマンドで生成できます:

$ keybase gpg gen

上記のコマンドで鍵のペアが生成されセキュアにアップロードされます。

Keybase Filesystem (KBFS)

KBFS は FUSE を利用してリモートの暗号ファイルシステムを systemd ユニットの keybase.mount でマウントします。 KBFS は keybase-binAUR パッケージに付属しています。また、kbfs パッケージを個別にインストールすることができます。

Keybase ではユーザーは Keybase ファイルシステムという名前のクラウドストレージに 250GB までファイルを保存できます。ファイルシステムは公開ファイル・秘密ファイル・チームファイルの3つに分かれています。 keybase-binAURパッケージをインストールした場合、ファイルシステムはデフォルトで /keybase にマウントされます。

kbfs パッケージをインストールした場合に kbfs を構成するには、まず keybase サービスが起動していることを確認してください。


keybase サービスの起動後、以下のコマンドでKBFSのマウントポイントを設定できます:

$ keybase config set mountdir /path/to/kbfs

現在はユーザーユニットkbfs.service起動できます。

サービスを有効化することで起動時にKBFSがマウントされます。

/keybase/public のファイルは全てクライアントによって自動的に署名されます。/keybase/private のファイルはアップロードされる前に暗号化・署名され、エンドツーエンドで暗号化が行われます。

詳細および使用方法に関しては、 keybase.io の KBFS ドキュメント を参照してください。

参照