Mad Catz

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Mad Catz はゲーミングマウスを製造しています。Saitek Cyborg R.A.T.3 (USB 有線接続の7ボタンのマウス) や R.A.T.9 (USB 無線接続の7ボタンのマウス) などです。Mad Catz のマウスを X で正しく動作させるには多少設定が必要です。この記事では様々なデスクトップマネージャでマウスを使えるようにする方法を説明します。

インストール

ドライバーのインストールは不要です。マウスは起動時、あるいはホットプラグで認識されます。

ノート: 一部の環境では MatchProduct 文字列が異なっている可能性があります。xinput list コマンドで確認できます。

設定

Saitek/Mad Catz は Linux 用の公式設定ソフトウェアを用意していませんが、DPI やモードなどを設定できるオープンソースプロジェクトが こちら にあります。

ただし一部の R.A.T. マウスでは、サポートする ID のリストに、あなたのマウスの ID を追加するなどの変更が必要かもしれません。

トラブルシューティング

接続したらマウスは使えるようになりますが、以下のような問題が発生する場合があります:

  • ウィンドウのタイトルバーを掴んでウィンドウを移動できない (Openbox などのウィンドウマネージャで発生します)。
  • ボタンをクリックできない。
  • ウィンドウにフォーカスを移すことができない。
  • メニューを開けない。キーボードショートカットも使えない。
  • 表示が更新されない (XcompmgrCairo Compmgr を使用している場合)。

モードボタンを無効化する

R.A.T. のモードボタンと X サーバーが衝突して問題が発生します。モードボタンを無効化することで解決できます。

root で /etc/X11/xorg.conf.d/50-vmmouse.conf ファイルを以下の内容で作成・編集してください:

Section "InputDevice"
    Identifier     "Mouse0"
    Driver         "evdev"
    Option         "Name" "Saitek Cyborg R.A.T.3 Mouse"
    Option         "Vendor" "06a3"
    Option         "Product" "0ccc"
    Option         "Protocol" "auto"
    Option         "Device" "/dev/input/event4"
    Option         "Emulate3Buttons" "no"
    Option         "Buttons" "7"
    Option         "ZAxisMapping" "4 5"
    Option         "ButtonMapping" "1 2 3 4 5 6 7 0 0 0 0 0 0 0"
    Option         "Resolution" "3200"
EndSection

X サーバーを再起動したら、マウスが使えるようになるはずです。ゲーミングマウスの設定について詳しくは全てのマウスボタンを動作させるを見てください。

R.A.T.7 や R.A.T.9 の部分的な設定

以下は Linux で R.A.T.7 や R.A.T.9 を適切に動作させるための設定ファイルです。R.A.T.9 のプロファイル変更ボタンについては追加の変更が必要です。

/etc/X11/xorg.conf.d/910-rat.conf
Section "InputClass"
  Identifier "Mouse Remap"
  MatchProduct "Mad Catz Mad Catz M.M.O.7 Mouse"
  MatchIsPointer "true"
  MatchDevicePath "/dev/input/event*"
  Option "Buttons" "24"
  Option "ButtonMapping" "1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24"
  Option "AutoReleaseButtons" "13 14 15"
  Option "ZAxisMapping" "4 5 6 7"
EndSection

~/.xbindkeysrc を設定することでマウスボタンに様々なキーストロークを割り当てることができます。例:

# pressing mouse button 7 sends keystroke: 2
"xvkbd  -text 2"
       m:0x0 + b:7
# pressing mouse button 8 sends keystroke: Space
"xvkbd  -text "\[SPACE]""
       m:0x0 + b:8
# pressing mouse button 9 sends keystroke: F8
"xvkbd  -text "\[F8]""
       m:0x0 + b:9
# pressing mouse button 10 sends keystroke: CursorLeft
"xvkbd  -text "\[Left]""
       m:0x0 + b:10
# pressing mouse button 11 sends keystroke: Shift+F2
"xvkbd  -text "\[Shift]\[F2]""
       m:0x0 + b:11

Mad Catz の M.M.O.7 マウスを Linux で設定する方法については こちら を読んでください。

ボタンマッピングの手動設定

まずはマウスの ID と名前を確認してください:

$ xinput list | grep "id"

Madcatz Mad Catz R.A.T.3 Mouse や Saitek Cyborg R.A.T.3 Mouse という文字列が確認できるはずです。

/etc/X11/xorg.conf または /etc/X11/xorg.conf.d/50-vmmouse.conf を編集・作成して以下のようにブロックを作成することでモードボタンを上書きできます。Xorg の設定については Xorg#設定を参照。

MadCatz R.A.T.3 の場合:

# RAT3 mouse
Section "InputClass"
 Identifier "Mouse Remap"
 MatchProduct "Madcatz Mad Catz R.A.T.3 Mouse"
 MatchDevicePath "/dev/input/event*"
 Option "ButtonMapping" "1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 0 0 13 14 15 16 17 18"
EndSection

Saitek Cyborg R.A.T.3 の場合:

# RAT3 mouse
Section "InputClass"
 Identifier "Mouse Remap"
 MatchProduct "Saitek Cyborg R.A.T.3 Mouse"
 MatchDevicePath "/dev/input/event*"
 Option "ButtonMapping" "1 2 3 4 5 0 0 8 9 0 0 0 13 14"
EndSection

Mad Catz R.A.T.TE の場合:

Section "InputClass"
   Identifier     "Mouse Remap"
   MatchProduct   "Mad Catz Mad Catz R.A.T.TE"
   MatchDevicePath "/dev/input/event*"
   Option         "ButtonMapping" " 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 0 0 0"
   Option        "ZAxisMapping" "4 5 6 7"
EndSection

Mad Catz R.A.T.5 の場合:

Section "InputClass"
   Identifier "Mad Catz R.A.T. 5"
   MatchProduct "Mad Catz Mad Catz R.A.T.5 Mouse"
   MatchDevicePath "/dev/input/event*"
   Option "Buttons" "21"
   Option "ButtonMapping" "1 2 3 4 5 0 0 9 8 7 6 10 0 0 0 0 0 0 0 0 0"
   Option "ZAxisMapping" "4 5 11 10"
   Option "AutoReleaseButtons" "13 14 15"
EndSection

"ButtonMapping" や "MatchProduct" はあなたのマウスにあわせて適切に設定してください。

xorg.conf の変更を適用するには X を再起動する必要があります。

参照