Reflector

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ReflectorArch Linux Mirror Status ページから最新のミラーリストを取得して、フィルタリングおよび速度でソートし、/etc/pacman.d/mirrorlist ファイルを上書きする Python スクリプトです。

インストール

reflector パッケージをインストールしてください。

使用方法

利用できるコマンドを表示するには、次のコマンドを実行:

# reflector --help
ノート: 通常、国ごとにミラーを絞り込むのは得策ではありません。ひとつの国に存在するミラーの数には限りがありますし、ネットワークの通信速度は地理的な距離だけで決まるものではないからです。

サンプル

reflector(1) § EXAMPLES を参照してください。

ノート: /etc/pacman.d/mirrorlist を上書きする例は root 権限で実行する必要があります。作業を進める前にバックアップを作成し、その後結果を確認してください。

自動化

systemd サービス

Reflector には reflector.service が同梱されており、/etc/xdg/reflector/reflector.conf に指定されたオプションを使って Reflector を実行します。このファイルにあるデフォルトのオプションは、良い出発点であり例となります。

Reflector を起動時に実行するには reflector.service有効化 してください。すぐに実行する場合は、サービスを 起動 します。

ノート: reflector.servicenetwork-online.target を介してネットワーク待機サービスが設定されている必要があります。

systemd タイマー

Reflector は systemd/タイマー(reflector.timer)を提供しており、#systemd サービス reflector.service を週に一度起動します。スケジュールは reflector.timer編集 することで変更できます。

reflector.service が起動する際のデフォルトオプションを変更するには、#systemd サービス で説明されているように設定ファイルを編集してください。その後、reflector.timer起動 し、有効化 します。

スケジュールより前にミラーリストを更新したい場合は、reflector.service起動 してください。

pacman フック

pacman-mirrorlist は定期的に更新されるわけではなく、世界のどこかでミラーが追加・削除されたからといって reflector を呼び出すのは適切ではありません。その代わりに systemd/タイマー のアプローチを利用してください。mirrorlist.pacnew をまったくインストールしたくない場合は、/etc/pacman.confNoExtract を使用してください。

参照