Zim

提供: ArchWiki
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Wikipedia からの情報によれば、ZIM はオフライン利用のためのウィキコンテンツを保存するオープンファイルフォーマットです。また、このフォーマットを編集するためのグラフィカルテキストエディタの名前でもあります。

インストール

コンソールベース:

  • zim-tools-gitAUR
  • kiwi-tools: 全部の ZIM データベースをダウンロードする代わりに、サーバーリクエストによる CLI 読取り。

使用方法

Zim は以下の目的で使用できます:

  • ノートのアーカイブを保持する
  • 会議や講義中にノートを取る
  • タスクリストを整理する
  • ブログエントリーやメールの下書きを作成する
  • ブレインストーミングを行う

この スクリーンキャスト は、基本的な機能についての概要を提供しています。

設定

メインの設定ファイルは Zim の設定ディレクトリにあります: ~/.config/zim/preferences.conf。同じディレクトリに重要なファイルがもうひとつあります: ~/.config/zim/notebooks.list。このファイルには全ての wiki のリストとファイルパスを記述します。

上記の設定の他に、新しい wiki が作成されると設定される、wiki のディレクトリも存在します。そのフォルダに全ての wiki ページがプレーンな txt フォーマットで保存されます。

ヒントとテクニック

プラグイン

Zim には便利なプラグインがたくさんありますが、ほとんどはデフォルトでは有効になっていません。プラグインは Edit > Preferences > Plugins で確認できます。つまり、トレイアイコンを表示するプラグインが存在します。

スペルチェッカー

スペルチェッカープラグインを使うには次のパッケージが必要です: gtkspell3, aspell-en

aspell-en を希望の言語サポートに変更してください。これで、スペル チェッカーを構成し、デフォルトの言語を定義できます (例、en_GB) システムのデフォルト言語に基づいて Zim にスペル チェックを行わせたくない場合は、File Properties Spell Checker に移動し、{{ en_US などの言語コードを入力します。 または en_GB など。

ソースビュー

ソースビューの要件は次のとおりです。gtksourceview3

トラブルシューティング

起動時の問題

以下のようなメッセージが表示されて起動できない場合 [1]:

UnboundLocalError: local variable 'i' referenced before assignment

大抵は ~/.config/zim/notebooks.list に保存されている wiki のファイルパスに問題があります。このファイルを削除して Zim を再起動してみてください。

Error: Unable to find or create trash directory

このエラーメッセージは Zim がゴミ箱ディレクトリを見つけられないことを意味しています [2]/partition/.local/share/Trash にゴミ箱ディレクトリが存在しないパーティションに wiki を保存した場合にこのエラーが発生します。ゴミ箱が存在しないと、Zim がページをゴミ箱に移動できないので、ページを削除することができません。ゴミ箱ディレクトリを作成することで解決します。もしくは、安定版の代わりに開発版スナップショットをインストールしてください。開発版ではゴミ箱ディレクトリが存在しないとき、ページを恒久的に削除します。したがって、このエラーメッセージが現れることはありません。

参照