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2024年4月12日 (金) 01:46時点における最新版

netdata は分散環境におけるリアルタイムのパフォーマンスや健康状態を監視するシステムです。netdataFireHOL や FireQOS を開発したグループによって作成されました。

netdata はあらゆるシステム (物理および仮想サーバーやコンテナ、IoT デバイス) で動作するように設計されており、システム本来の機能を阻害しないよう高速で効率的に動作します。

Netdata を使用すると、複数のサーバーのダッシュボードから、ブラウザにデータをオンザフライでストリーミングできます。この機能はクラウドと呼ばれ、Web サイトから利用できます。このサービスは無料です。

インストール

netdata パッケージをインストールして下さい。インストールパッケージには go.d.plugin が含まれています。

netdata サービスを 起動/有効化 してください。

設定

Netdata は、設定ファイルを /etc/netdata/netdata.conf から読み取ります。この設定ファイルはデフォルトでは必要ありません。Netdata はデフォルト設定なしでも動作しますが、Netdata の一般的な動作を調整することができます。 http://localhost:19999/netdata.conf URL にアクセスすると、これらすべての設定 (およびそのデフォルト値) を確認できます。

プラグインフォルダは /usr/lib/netdata にあり、その設定は /usr/lib/netdata/conf.d にあります。

cloud 接続を有効にする

クラウド機能を使用すると、Netdata 社の Web サイト を介してストリーム経由で複数のノードのメトリクスにアクセスできます。この接続を有効にするには、Web サイトにログインしてローカルインスタンスに接続し、トークン (およびルーム ID) を生成する必要があります。メトリクスのストリーミングのためにクラウドへの永続的な接続を確立するには、ターミナルで次のコマンドを実行します。

# netdata-claim.sh  -token=abcdefg -rooms=abcdefg-abcdefg

cloud 統合を無効にする

すべての Netdata Cloud アドバタイズメントと接続試行を非表示にするには:

/var/lib/netdata/cloud.d/cloud.conf
[global]
enabled = no

/var/lib/netdata/cloud.d/ フォルダが存在しない場合 (Netdata を初めて起動せずにインストールしたばかりの場合)、フォルダを作成します:

# mkdir -p /var/lib/netdata/cloud.d
# chown -R netdata:netdata /var/lib/netdata

Web サーバーの背後で

netdata は別の Web サーバー (プロキシ) の背後で実行でき、それに応じて設定できます。netdata ドキュメント には、Apachenetdata.cloud/docs/running-behind-nginx Nginxlighttpdhaproxy および caddy の例が含まれています。

内蔵 Web サーバー

netdata は、デフォルトでは http://localhost:19999/ でアクセスできます。

リモート IPv4 (0.0.0.0) および IPv6 ([::]) アクセスを有効にするには、/etc/netdata/netdata.conf を編集します:

[web]
bind to = 0.0.0.0 [::]

テレメトリ

Netdata は、デフォルトで Google Analytics を通じて匿名の使用状況情報を収集します。このテレメトリ機能をオプトアウトするには、次の設定ファイルを作成します:

# touch /etc/netdata/.opt-out-from-anonymous-statistics

収集されたデータの詳細については、こちら をご覧ください。

最適化

netdata は以下に対して最適化できます。

  1. Low resources
  2. High performance
  3. IoT

参照