「GNU Radio」の版間の差分
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2015年1月10日 (土) 00:25時点における版
GNU Radio はソフトウェア無線を実装するための信号処理ブロックを提供するフリー&オープンソースのソフトウェア開発ツールキットです。すぐに使える安価な外付けの RF 製品を使ってソフトウェア無線を作成したり、シミュレーションなどの環境でハードウェアを不要にできます。ホビーストから、無線通信の研究を行う科学者、実社会の無線システムを構築している商用環境まで幅広く使われています。
目次
パッケージ
最新の安定版の GNU Radio は公式リポジトリの gnuradio でインストールできます。最新版は AUR の gnuradio-gitAUR で入手できます。
gnuradio-companion
を使いたい場合は gnuradio-companion パッケージをインストールしてください。GNU Radio やその他の必要なパッケージもインストールされます。
人気の SDR デバイスのための GRC ソースブロックが入っている gnuradio-osmosdr パッケージもあります (Funcube Dongle, RTL-SDR, USRP, OsmoSDR, BladeRF, HackRF)。
トラブルシューティング
GetSize() doesn't work without window
フローグラフの実行時にこのようなエラーが起こる場合は、任意の依存パッケージ python2-opengl をインストールしてください。
この問題は GNU Radio の次のリリースで修正される予定です [1]。
TypeError: in method 'source_sptr_set_gain_mode', argument 2 of type 'bool'
(osmocom) RTL-SDR ソースを使うときに、このエラーが表示されることがあります。Gain Mode を True
または False
に手動で設定することで解決します。
ImportError: cannot import name qtgui
現在 QT の GUI は壊れています [2]。
対処法としては pyqwtAUR をインストールして ABS から gnuradio
パッケージをリコンパイルしてください。cmake のフラグ -DENABLE_GR_QTGUI=ON
を有効にします。