「I2P」の版間の差分

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2018年1月1日 (月) 20:59時点における版

I2P のホームページ より:

I2P は個人情報を扱うようなアプリケーションで安全に通信ができるようにシンプルなレイヤーを提供する匿名化ネットワークです。全てのデータは複数の暗号化レイヤーによってラッピングされます。ネットワークは分散されて動的に動きまわり、信頼機関を必要としません。
メールやピアツーピア、IRC チャットなど、多数のアプリケーションで I2P を利用することができます。

インストール

I2P は i2pAUR パッケージでインストールできます。ソースからコンパイルを行いたくない場合、i2p-binAUR パッケージでコンパイル済みのバイナリをインストールできます。どちらも Java 実行環境を必要とします。OpenJDK で問題なく動作しますが、ARM プラットフォームでは Oracle Java が推奨されています。

I2P のホームページではユーザーのホームディレクトリにインストールしてコマンドラインから使用するコンパイル済みのバイナリパッケージも配布しています。バイナリパッケージを使ってインストールした場合 I2P は i2p ネットワークによって自動的にアップデートされます。

Java による実装を使いたくない場合、計算資源が限られたハードウェアに適した C++ クライアントの i2pdAUR が存在します。

使用方法

まず、i2prouter.service起動 (または有効化) してください。

システムユーザー i2p 下でデーモンが起動します。次に、お好きなブラウザを開いて以下の I2P ウェルカムページを開いて下さい:

127.0.0.1:7657/home

上記のページから I2P の設定や統計のページを開いたり、"Eepsites of Interest" に飛ぶことができます (eepsite は I2P ネットワーク上でのみアクセスできるサイトです。Tor ネットワーク上でのみ利用できる .onion サイトと似ています)。また、デーモンからネットワークがブートストラップするまで、eepsite は利用できないので注意してください。場合によって数分ほどかかることがあります。

outproxy の使用を有効化するには、以下のブラウザ設定を使って下さい:

HTTP  127.0.0.1 4444
HTTPS 127.0.0.1 4445

Eepsite

eepsite を作成したいときは、AUR の i2p.install ファイルからわかるように /opt/i2p がホームディレクトリの i2p ユーザーが使われます。

参照