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''lpadmin'' を使って CUPS にプリンターを登録します: |
''lpadmin'' を使って CUPS にプリンターを登録します: |
2018年2月6日 (火) 23:43時点における版
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CAPT は Canon のプロプライエタリな Canon Advanced Printing Technology (CAPT) ドライバーです。レーザープリンターの Canon i-Sensys シリーズをサポートしています。詳しくは Setting up CAPT printers on Ubuntu を見てください。
インストール
capt-srcAUR パッケージをインストールしてください。オープンソースの CAPT ドライバーは captdriver-gitAUR でインストールできます。
設定
lpadmin を使って CUPS にプリンターを登録します:
# lpadmin -p printer_model -m printer_ppd_file -v ccp://localhost:59687 -E
/usr/share/cups/model
の中から適切な PPD を見つけてください。プリンターの機種名にあわせて、PPD の中にある ShortNickName を使ったり、ファイル名から直接考察してください。例: CNCUPSLBP6310CAPTK.ppd
。
もしくは、Ubuntu のヘルプページ にある表を確認して、サポートされているプリンターと対応する PPD を確認してください。
例えば、Canon LBP6310dn (英国モデル) の場合、次を実行:
# lpadmin -p LBP6310 -m CNCUPSLBP6310CAPTK.ppd -v ccp://localhost:59687 -E
次に、ccpdadmin で CAPT ドライバーとプリンターを登録してください。printer_model
は先に確認した機種名に置き換えてください (例: LBP6310
)。また、printer_address
はローカルプリンターの場合は USB 端子に (例: /dev/usb/lp0
)、ネットワークプリンターの場合は IP アドレスに net:
を付けた値に置き換えてください (例: net:192.168.1.100
):
# ccpdadmin -p printer_model -o printer_address
例えば USB プリンターの場合:
# ccpdadmin -p LBP6310 -o /dev/usb/lp0
あるいはネットワークプリンターの場合:
# ccpdadmin -p LBP6310 -o net:192.168.1.100
ccpd.service
を使って CAPT デーモンを起動・有効化してください。
CAPT 状態モニタ
ローカル CUPS
ドライバーには状態モニタが含まれており次のコマンドで起動できます:
$ captstatusui -P printer_model
例:
$ captstatusui -P LBP6310
問題が起こった時だけ状態モニタをポップアップさせたい場合、-e
スイッチを付けてください:
$ captstatusui -P LBP6310 -e
リモート CUPS
残念ながら、captstatusui はリモートの CUPS サーバーの CAPT プリンターを認識しません。
しかしながら、SSH と X11 フォワーディングを使うことでリモート印刷を監視することが可能です。
クライアント設定
- 新しい SSH 鍵を
~/.ssh/capt
に作成して公開鍵をリモートサーバーにコピー。 captstatusui.sh
ファイルを以下の内容で作成して、実行可能族を付与し自動起動フォルダに配置:
#!/bin/sh ssh -T -Y -i ~/.ssh/capt remote_server_hostname_or_IP_address < /dev/null
サーバー設定
- 新しいユーザー
capt
を作成。 - 以下のセクションを
/etc/ssh/sshd_config
に追加して SSH デーモンあるいはソケットを再起動:
... Match User capt X11Forwarding yes PermitTTY no ForceCommand captstatusui -P printer_model -e AuthenticationMethods publickey
例:
... Match User capt X11Forwarding yes PermitTTY no ForceCommand captstatusui -P LBP6310 -e AuthenticationMethods publickey
ユーザーを capt
グループに追加して、Match Group ルールを使用することで、複数のユーザーに拡張することもできます (単一の共有 SSH 鍵を使用、あるいは個別の SSH 鍵を使用):
... Match Group capt X11Forwarding yes PermitTTY no ForceCommand captstatusui -P LBP6310 -e AuthenticationMethods publickey