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2019年2月22日 (金) 00:04時点における版
Monitorix はオープンソースの、軽量なシステム監視ツールです。可能な限り多くのシステムとシステムリソースを監視できるように作られています。UNIX/Linux のプロダクションサーバーで使うことを想定して作成されていますが、シンプルかつサイズが小さいために組み込み環境でもよく使われています。
目次
インストール
monitorixAUR のパッケージは AUR にあります。
設定
/etc/monitorix/monitorix.conf
を編集してグラフのオプションとシステムの変数を設定してください。オプションと機能のリストは、man ページ を見て下さい。
ユーザー設定の多くは設定ファイル内でコメントによる注釈が付いています。
リリース 3.0.0 (2013年2月18日) から、Monitorix には軽量なウェブサーバーが付属するようになっています (perl-http-server-simple に依存)。ただし、このサーバーはデフォルトでは無効になっています。使うために、設定オプションを以下のように変更してください:
/etc/monitorix/monitorix.conf
.... <httpd_builtin> enabled = y ....
accesss restrictions などの他のオプションについては設定ファイルや、#外部ウェブサーバーの設定 を見て下さい。
起動とデータの表示
他の systemd サービスと同じように monitorix.service
を起動して有効化してください。
システムの状態を表示するには、perl-http-server-simple を使います。ブラウザで http://localhost:8080/monitorix を開くとデータが見れます。
外部ウェブサーバーの設定
Lighttpd
lighttpd を使うこともできます。
デフォルトでは、lighttpd の cgi サポートは有効になっていません。サポートを有効にして perl で .cgi ファイルを処理するように、以下の2行を /etc/lighttpd/lighttpd.conf
に追加します:
server.modules = ( "mod_cgi" ) cgi.assign = ( ".cgi" => "/usr/bin/perl" )
Apache
apache を使うこともできます。
Nginx
以下の server ブロックを nginx の設定に加えることで nginx をリバースプロキシ/ウェブサーバーとして使うことも可能です:
server { listen 80; server_name your.domain.com; location / { proxy_pass http://127.0.0.1:8080/; proxy_buffering off; } location ~ ^/monitorix/(.+\.png)$ { alias /srv/http/monitorix/$1; } }
/etc/monitorix/monitorix.conf
に url_prefix_proxy = http://your.domain.com
も追加してください。
tmpfs を使って RRD データベースを保存
Anything-sync-daemonAUR パッケージには tmpfs で Monitorix の RRD データベースを保存する擬似デーモンが入っています。これを使うと hdd の読み書きを大幅に減らすことができます。