「HP ZBook Studio G3」の版間の差分

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HP Zbook Studio G3 はワークステーションを置き換えるノートパソコンです。
 
HP Zbook Studio G3 はワークステーションを置き換えるノートパソコンです。
 
==現況==
 
現在 HP Zbook Studio G3 を Arch で使うのは難しい状態です。よくわからない理由でときどき動作しなくなることがあります。挑戦してみたいと思っているわけではないのであればこのノートパソコンを購入することは現時点では推奨しません。
 
   
 
==インストール==
 
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xrandr --output eDP-1 --dpi 220
 
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出力デバイス名はグラフィクスアダプターやドライバーに依存しています。実際のデバイス名は [[xrandr]] で取得できます。
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===タッチバッドの設定===
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タッチパッドが {{ic|i2c_hid}} デバイスドライバーに乗っ取られる可能性があります。たとえ動作していたとしても、2ボタンが使用され、2本指ナチュラルスクロール機能が有効で、タップ機能無効が無効な状態に、設定が固定されています。{{ic|xinput}} や他のツールで変更を加えても効果がありません。
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このことを防ぐには、{{ic|i2c_hid}} を [[ブラックリスト]] に加えてください ([https://bbs.archlinux.org/viewtopic.php?pid=1602689#p1602689 出典])。以下の行を {{ic|/etc/modprobe.d}} の {{ic|*.conf}} に加えます:
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{{hc|/etc/modprobe.d/touchpad.conf|
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blacklist i2c_hid
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install i2c_hid /bin/false}}
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再起動すると (ドライバー {{ic|i2d_hid}} をアンロードできれば十分かもしれません) タッチバッドが [[libinput#設定]] に従って設定できるはずです。

2019年4月1日 (月) 12:05時点における最新版

HP Zbook Studio G3 はワークステーションを置き換えるノートパソコンです。

インストール

インストールは特に問題ありませんが、注意が必要なところが少しだけ存在します。一般的なインストールの手順についてはインストールガイドを見てください。

ハイブリッドグラフィックを使う

カーネルの問題が原因で、nouveau や bbswitch を使用するとフリーズが発生します。問題を避けるために、カーネルコマンドラインに acpi_osi=! acpi_osi="Windows 2009" を追加してください (source, Kernel bug 156341)。

ハイブリッドグラフィックの無効化

バッテリーの減りが早くなってもよくデフォルトで NVIDIA のグラフィックカードを使いたいという場合、ファームウェアの設定でハイブリッドグラフィックを変更できます。

(起動時に Escape を押すことで起動できる) BIOS の設定で、グラフィックモードを Auto/Hybrid から discrete に変更してください。

インストール時のフォントサイズ

マシンのディスプレイの解像度が高いため、インストール時にはターミナルのフォントを変更したほうが良いでしょう:

# setfont sun12x22

Windows とのデュアルブート

HP Zbook Studio G3 には Windows 7 がプリインストールされています。ノートパソコンは UEFI モードで起動しますが、Windows のブートローダーはハードドライブの MBR に存在するようです (EFI システムパーティションは存在しません)。Windows 環境を残したい場合、MBR ブートローダーで Arch をインストールしてください。

設定

X サーバー

nvidia ドライバーをインストールしてください。discrete グラフィックモードでシステムを使用する場合、X を実行するには root で nvidia-xconfig を実行する必要があります。

HiDPI の設定

GNOME や KDE などのデスクトップ環境を使用する場合、管理ツールが存在するはずです。i3 などのパワーユーザー向けのウィンドウマネージャを使用する場合、.xinitrc ファイルに以下のような行を追加してください:

~/.xinitrc
xrdb -merge ~/.Xresources
xrandr --output eDP-1 --dpi 220
exec i3

出力デバイス名はグラフィクスアダプターやドライバーに依存しています。実際のデバイス名は xrandr で取得できます。

タッチバッドの設定

タッチパッドが i2c_hid デバイスドライバーに乗っ取られる可能性があります。たとえ動作していたとしても、2ボタンが使用され、2本指ナチュラルスクロール機能が有効で、タップ機能無効が無効な状態に、設定が固定されています。xinput や他のツールで変更を加えても効果がありません。

このことを防ぐには、i2c_hidブラックリスト に加えてください (出典)。以下の行を /etc/modprobe.d*.conf に加えます:

/etc/modprobe.d/touchpad.conf
blacklist i2c_hid
install i2c_hid /bin/false

再起動すると (ドライバー i2d_hid をアンロードできれば十分かもしれません) タッチバッドが libinput#設定 に従って設定できるはずです。