「TeamSpeak」の版間の差分
ナビゲーションに移動
検索に移動
Kusanaginoturugi (トーク | 投稿記録) (カテゴリの修正) |
|||
(2人の利用者による、間の2版が非表示) | |||
1行目: | 1行目: | ||
− | [[Category: |
+ | [[Category:Voice over IP]] |
+ | [[de:TeamSpeak]] |
||
[[en:TeamSpeak]] |
[[en:TeamSpeak]] |
||
[[Wikipedia:ja:TeamSpeak]] より: |
[[Wikipedia:ja:TeamSpeak]] より: |
||
13行目: | 14行目: | ||
=== サーバー === |
=== サーバー === |
||
− | {{ |
+ | {{Pkg|teamspeak3-server}} パッケージをインストールしてください。 |
+ | == サーバーの設定と起動 == |
||
− | == セットアップ == |
||
− | === |
+ | === 設定 === |
− | |||
− | ==== 設定 ==== |
||
− | * TeamSpeak サーバーを設定します。[[systemd]] を使用している場合は {{ic|/usr/share/doc/teamspeak3-server/server_quickstart.txt}} を見て利用可能なコマンドラインパラメータを確認してください。 |
+ | * TeamSpeak サーバーを設定します。[[systemd]] を使用している場合は {{ic|/usr/share/doc/teamspeak3-server/doc/server_quickstart.txt}} を見て利用可能なコマンドラインパラメータを確認してください。 |
* ライセンスファイルを持っている場合は {{ic|/var/lib/teamspeak3-server/licensekey.dat}} にコピーしてください。 |
* ライセンスファイルを持っている場合は {{ic|/var/lib/teamspeak3-server/licensekey.dat}} にコピーしてください。 |
||
− | + | === 最初の立ち上げ === |
|
最初の起動時に TeamSpeak は SQLite データベースを {{ic|/var/lib/teamspeak3-server/ts3server.sqlitedb}} を作成して、{{ic|/var/log/teamspeak3-server/}} に標準出力をログとして残します。また、TeamSpeak は ServerQuery 管理アカウント (スーパーユーザー) と仮想サーバー、仮想サーバーを管理するための秘密鍵を作成します。秘密鍵は標準出力に一度だけ表示されます。 |
最初の起動時に TeamSpeak は SQLite データベースを {{ic|/var/lib/teamspeak3-server/ts3server.sqlitedb}} を作成して、{{ic|/var/log/teamspeak3-server/}} に標準出力をログとして残します。また、TeamSpeak は ServerQuery 管理アカウント (スーパーユーザー) と仮想サーバー、仮想サーバーを管理するための秘密鍵を作成します。秘密鍵は標準出力に一度だけ表示されます。 |
||
61行目: | 60行目: | ||
Teamspeak 3 クライアントを開いて、サーバーに接続し、クライアントのポップアップウィンドウに秘密鍵を貼り付けて下さい。 |
Teamspeak 3 クライアントを開いて、サーバーに接続し、クライアントのポップアップウィンドウに秘密鍵を貼り付けて下さい。 |
||
− | + | === 通常の起動 === |
|
{{ic|teamspeak3-server}} サービスを[[有効化]]してください。 |
{{ic|teamspeak3-server}} サービスを[[有効化]]してください。 |
2020年8月24日 (月) 10:21時点における最新版
- TeamSpeak はチャットチャンネルを作成し、他のユーザーと電話会議のように会話することができるプロプライエタリ VoIP ソフトウェアである。
インストール
クライアント
teamspeak3 パッケージをインストールしてください。
サーバー
teamspeak3-server パッケージをインストールしてください。
サーバーの設定と起動
設定
- TeamSpeak サーバーを設定します。systemd を使用している場合は
/usr/share/doc/teamspeak3-server/doc/server_quickstart.txt
を見て利用可能なコマンドラインパラメータを確認してください。
- ライセンスファイルを持っている場合は
/var/lib/teamspeak3-server/licensekey.dat
にコピーしてください。
最初の立ち上げ
最初の起動時に TeamSpeak は SQLite データベースを /var/lib/teamspeak3-server/ts3server.sqlitedb
を作成して、/var/log/teamspeak3-server/
に標準出力をログとして残します。また、TeamSpeak は ServerQuery 管理アカウント (スーパーユーザー) と仮想サーバー、仮想サーバーを管理するための秘密鍵を作成します。秘密鍵は標準出力に一度だけ表示されます。
teamspeak3-server
サービスを起動します。
- 秘密鍵を確認するには:
$ systemctl status teamspeak3-server
- 出力された文字列を見て秘密鍵を確認してください:
Example output:
● teamspeak3-server.service - TeamSpeak3 Server Loaded: loaded (/usr/lib/systemd/system/teamspeak3-server.service; enabled; vendor preset: disabled) Active: active (running) since Sat 2015-09-05 23:34:42 BST; 49min ago Main PID: 20126 (teamspeak3-serv) CGroup: /system.slice/teamspeak3-server.service └─20126 /usr/bin/teamspeak3-server logpath=/var/log/teamspeak3-server/ dbsqlpath=/usr/share/teamspeak3-server/sql/ Sep 05 23:34:45 Your-Hostname teamspeak3-server[20126]: serveradmin rights for your virtualserver. please Sep 05 23:34:45 Your-Hostname teamspeak3-server[20126]: also check the doc/privilegekey_guide.txt for details. Sep 05 23:34:45 Your-Hostname teamspeak3-server[20126]: token=lcUEBG5YVxnhzPcS5hAmOkW1Zb6KbTZbkntbPFca Sep 05 23:34:45 Your-Hostname teamspeak3-server[20126]: ------------------------------------------------------------------ Sep 05 23:34:45 Your-Hostname teamspeak3-server[20126]: 2015-09-05 22:34:45.322567|INFO |CIDRManager | | updated query_ip_whitelist ips: 127.0.0.1, Sep 05 23:34:45 Your-Hostname teamspeak3-server[20126]: 2015-09-05 22:34:45.323806|INFO |Query | | listening on 0.0.0.0:10011 Sep 05 23:34:53 Your-Hostname systemd[1]: Started TeamSpeak3 Server.
- 上記で秘密鍵は token と表示されています。
- また、teamspeak3-server のログディレクトリを閲覧して出力されたログを直接確認することもできます (このファイルは削除されず、たとえサーバーを再起動しても初めて起動したときの出力が消されることはありません):
$ cd /var/log/teamspeak3-server $ cat ts3server_*.log
Teamspeak 3 クライアントを開いて、サーバーに接続し、クライアントのポップアップウィンドウに秘密鍵を貼り付けて下さい。
通常の起動
teamspeak3-server
サービスを有効化してください。
Teamspeak の再初期化
最初の秘密鍵を使用していてサーバーの権限を消失した場合 (例: スーパーユーザー権限がある teamspeak 3 クライアントをアンインストールした場合など)、初めからやり直す必要があります。
teamspeak3-server
サービスを停止してください。
/var/lib/teamspeak3-server/ts3server.sqlitedb
を削除:
$ rm /var/lib/teamspeak3-server/ts3server.sqlitedb
/var/log/teamspeak3-server/
を消去:
$ rm /var/log/teamspeak3-server/*.log
- 最初の立ち上げ時に行うのと同じ設定をしてください。