「HDR モニターのサポート」の版間の差分

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* Dolby Vision はまだサポートされていません。
 
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* NVIDIA グラフィックスカードでは、[[mpv]] のみが HDR ストリームを正しく再生できるようですが、Chromium には色と深度に問題があるようです。AMD と Intel のカードは mpv に限定されません。
 
* NVIDIA グラフィックスカードでは、[[mpv]] のみが HDR ストリームを正しく再生できるようですが、Chromium には色と深度に問題があるようです。AMD と Intel のカードは mpv に限定されません。
* X11 はピーク輝度 600 nit までしか出せないようです。それ以上は生かせない。
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* X11 はピーク輝度 600 ニトまでしか出せないようです。それ以上は生かせない。
 
* [[ハイブリッドグラフィック]]は今のところ動作しません。BIOS/UEFI メニューから統合カードを無効化することをお勧めします。
 
* [[ハイブリッドグラフィック]]は今のところ動作しません。BIOS/UEFI メニューから統合カードを無効化することをお勧めします。
 
* Firefox、Epiphany などのブラウザは、まだ HDR をサポートしていません。Chromium ベースのブラウザを使用することをお勧めします。
 
* Firefox、Epiphany などのブラウザは、まだ HDR をサポートしていません。Chromium ベースのブラウザを使用することをお勧めします。

2022年5月6日 (金) 18:26時点における版

このページでは、HDR(ハイダイナミックレンジ)映像の視聴方法を説明することを目的としています。

ノート:
  • HDR ビデオの再生は Linux ではまだ初期段階であり、この機能には多くの制限があります。
  • Red Hat は HDR の改善に取り組む人を雇い、X.org の開発者も Linux での HDR の改善に取り組んでいます。ロードマップをご覧ください。
  • このガイドは、お使いのコンピュータの性能に影響を与える可能性があります。

要件

内蔵グラフィックスカードは動作しますが、ビデオ再生のフレームレートが低下します。

制限事項

  • HDR10 ビデオのみが機能しているようです。
  • Dolby Vision はまだサポートされていません。
  • NVIDIA グラフィックスカードでは、mpv のみが HDR ストリームを正しく再生できるようですが、Chromium には色と深度に問題があるようです。AMD と Intel のカードは mpv に限定されません。
  • X11 はピーク輝度 600 ニトまでしか出せないようです。それ以上は生かせない。
  • ハイブリッドグラフィックは今のところ動作しません。BIOS/UEFI メニューから統合カードを無効化することをお勧めします。
  • Firefox、Epiphany などのブラウザは、まだ HDR をサポートしていません。Chromium ベースのブラウザを使用することをお勧めします。
  • VLC でも HDR コンテンツを再生できることを報告しているユーザーもいますが、ほとんどの場合、意図したとおりに動作していません。
  • Game/AutoHDR のサポートはまだありません。
  • カラープロファイル bt.2020 は、表示深度の問題があります。bt.1889 を使用することが推奨されます。
  • Wayland は HDR カラープロファイルを実装していますが、それを活用できるのはコンポジターのみです。今のところ、SwayWeston だけがこの機能を一応実装しているようです。
  • 一部のアプリケーションは壊れるか、起動を拒否します。ゲームが壊れる例としては、Steam があります。

セットアップ

この記事またはセクションは加筆を必要としています。
理由: A section for wayland might be necessary, since we list weston and sway as having support in the previous section. (議論: トーク:HDR モニターのサポート#)

ディスプレイマネージャー

今のところ、これらのディスプレイマネージャーだけが HDR を活用することができます。

その他のディスプレイマネージャはクラッシュするか、青と赤のディスプレイ出力信号が切り替わるか、あるいは単に HDR ビデオ再生に対応しないかのどちらかです。

X サーバー

X 設定で DefaultDepthDepth の値を 30 に設定します。

/etc/X11/xorg.conf
Section "Screen" 
    ...
    DefaultDepth 30
    ...
    SubSection "Display"
        ...
        Depth 30
        ...
    EndSubSection
EndSection
警告: 4、8、12、16、24、または 30 以外の値を設定すると、ディスプレイサーバーにアクセスできなくなります。

Chromium

次のフラグを追加します。

--enable-features=VaapiVideoDecoder,VaapiVideoEncoder,RawDraw --ignore-gpu-blocklist --enable-gpu-rasterization --use-gl=desktop

about://flags#force-color-profileDisplay P3 D65 に変更するのが望ましいです。

ノート:
  • ハードウェアアクセラレーションが必要です。Chromium#ハードウェアビデオアクセラレーション を参照してください。
  • Chromium 100 からは、#force-color-profile オプションを表示させるために #temporary-unexpire-flags-m98#temporary-unexpire-flags-m99 の両方を有効にする必要があります。

mpv

HDR 対応はネイティブで、デフォルトで全ての設定が正しい値に設定されています。ピーク輝度は --target-peak で調整できます。

使用方法

mpv を使用する場合は、その上で HDR ビデオを起動してください。

Chromium を使用する場合は、HDR HTML5 ビデオをその上で再生します。Netflix や YouTube などのサイトも HDR 動画再生に対応しています。

トラブルシューティング

Square/Straighten corners on GNOME

Installing the mutter-roundedAUR package and tweaking it using mutter_settings seems to solve this issue.

Transparency issues

On NVIDIA, install the proprietary drivers, with a version higher than 470.xx. This seems to solve this issue to a point, but some applications like gnome-terminal-transparencyAUR still have transparency issues with NVIDIA.

Check if watching HDR or not

Pay close attention to shadows and other details, if they are pixelated a lot or seem to have the wrong color, you are most likely playing back at SDR.

On Chromium, check if you are streaming HDR by watching an HDR YouTube video. If the cog icon has an HDR label on it, it means you are streaming in HDR.

My monitor seems to have switched the Blue and red signals

You may be:

  • Using a hybrid system. Disable your integrated GPU in your BIOS/UEFI.
  • Using an incompatible display manager. See #Display managers

Chromium's window displays as blue and purple

On AMD and NVIDIA graphic cards, Vulkan might be the culprit. Try disabling this feature by removing it from --enable-features flag.