「Armstone A9」の版間の差分
ナビゲーションに移動
検索に移動
(ページの作成:「Category:ARM アーキテクチャ en:Armstone A9 ArmStone A9 は Freescale i.MX6 CPU が搭載された PicoITX フォームファクタの ARM 開発プラッ...」) |
(アーカイブ) タグ: 置換 |
||
(他の1人の利用者による、間の1版が非表示) | |||
1行目: | 1行目: | ||
− | [[Category:ARM アーキテクチャ]] |
||
− | [[en:Armstone A9]] |
||
− | ArmStone A9 は Freescale i.MX6 CPU が搭載された PicoITX フォームファクタの ARM 開発プラットフォームボードです。 |
||
− | == 要件 == |
||
− | === ブートローダーのバージョン === |
||
− | ソースやカーネル、ファームウェアイメージは製造会社の [https://www.fs-net.de/de/support/mein-f-und-s/ サポートページ] からダウンロードできます。ユーザー登録後、ボードのシリアル番号を使用してデバイスのドキュメントやリソースにアクセスできるようになります。USB や SD カードからの起動などの重要な機能が後から追加されているため、メーカーによって供給されている最新の uboot と nboot ファームウェアを使うことを推奨します。場合によっては、古いブートローダーのバージョンから最新のバージョンにするために部分バージョンアップグレードが必要になることもあります。ブートローダーをアップデートする方法はメーカーの [https://www.fs-net.de/assets/download/docu/common/en/FSiMX6_FirstSteps_eng.pdf linux ドキュメント] を見てください。 |
||
+ | #redirect [[ArchWiki:アーカイブ]] |
||
− | === ベースシステム === |
||
+ | [[Category:アーカイブ]] |
||
− | [http://os.archlinuxarm.org/os/ArchLinuxARM-armv7-latest.tar.gz ArchLinuxARM-armv7-latest] パッケージの中身を ext2/ext3 でフォーマットされた SD カードや USB スティックのパーティションにコピーすることができます。後で使えるようにフラッシュドライブの {{ic|/boot}} ディレクトリにファクトリーカーネル (4.1) を配置してください。 |
||
− | |||
− | === シリアルコンソール === |
||
− | [https://www.fs-net.de/assets/download/docu/armstone/en/armStoneA9_Hardware_eng.pdf ハードウェアドキュメント] によれば 55 (RX0), 57 (TX0), 61 (GND) ピンを使って RS232 シリアル接続ができます。ブートローダーを更新・設定するにはシリアルコンソールを使う必要があります。 |
||
− | |||
− | == セットアップ == |
||
− | まずシリアル接続を使ってブートローダーのコンソールにアクセスしてください。メーカーの [https://www.fs-net.de/assets/download/docu/common/en/FSiMX6_FirstSteps_eng.pdf linux ドキュメント] を参照。 |
||
− | === カーネルのインストール === |
||
− | 以下の例では、USB システムを初期化して USB スティックの ext2/ext3 パーティションからカーネルイメージをロードしています。その後 NAND カーネルパーティションを消去して新しいカーネルイメージを書き込みます: |
||
− | armStoneA9 # usb start |
||
− | armStoneA9 # ext2load usb 0:1 $(loadaddr) /boot/uImage-fsimx6 |
||
− | armStoneA9 # nand erase.part Kernel |
||
− | armStoneA9 # nand write $loadaddr Kernel $filesize |
||
− | |||
− | === デバイスツリーファイルのインストール === |
||
− | tftp armstonea9q.dtb |
||
− | nand erase.part FDT |
||
− | nand write $loadaddr FDT $filesize |
||
− | |||
− | === USB から起動 === |
||
− | カーネルを NAND に書き込んだら、後は USB スティックからベースシステムを起動します。その前に、U-Boot ブートローダーに rootfs 環境変数を定義する必要があります。この変数でカーネルを起動するのに使用するデバイスを指定します。以下の例では、USB パーティションは {{ic|/dev/sda1}} です: |
||
− | armStoneA9 # setenv rootfs root=/dev/sda1 rootdelay=5 |
||
− | armStoneA9 # run bootcmd |
||
− | {{ic|run bootcmd}} コマンドでカーネルが起動してブートプロセスが開始されます。 |
||
− | |||
− | == 参照 == |
||
− | * [https://www.fs-net.de/en/products/armstone/armstonea9/ Main product page from the manufacturer] |
||
− | * [https://www.fs-net.de/assets/download/docu/armstone/en/armStoneA9_Hardware_eng.pdf Hardware documentation (pdf)] |
||
− | * [https://www.fs-net.de/assets/download/docu/common/en/FSiMX6_FirstSteps_eng.pdf Linux documentation (pdf)] |
2022年5月17日 (火) 12:31時点における最新版
転送先: