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− | # {{ic|firejail --debug $Program > $PathToOutputFile}} |
+ | # {{ic|firejail --debug $Program > $PathToOutputFile}} はサンドボックスの詳細な分析を行います。 |
− | # {{ic|firejail --debug-blacklists $Program}} |
+ | # {{ic|firejail --debug-blacklists $Program}} と {{ic|firejail --debug-whitelists $Program}} は現在のプロファイルでブラックリスト化/ホワイトリスト化されているディレクトリおよびファイルを表示します。 |
− | # {{ic|firejail --debug-caps}} |
+ | # {{ic|firejail --debug-caps}} は現在の Firejail ソフトウェアビルドでサポートされているケーパビリティのリストを出力します。これは [https://l3net.wordpress.com/2015/03/16/firejail-linux-capabilities-guide/ caps whitelist] を作成する際に便利です。 |
− | # {{ic|firejail --help}} |
+ | # {{ic|firejail --help}} は {{ic|--debug}} のオプションの完全なリストを出力します。 |
− | # {{ic|firemon PID}} |
+ | # {{ic|firemon PID}} は実行中のプロセスを監視します。詳細は {{ic|firemon --help}} を見てください。 |
− | # |
+ | # {{ic|sudo jailcheck}} を実行するとサンドボックスの実行テストが行われます。詳細は {{man|1|jailcheck}} の man ページを見てください。 |
+ | # どの標準セキュリティ機能が使用されているかを確かめる際には {{Pkg|checksec}} も便利です。 |
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− | # {{Pkg|checksec}} may also be useful in testing which standard security features are being used |
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== Xorg と合わせて Firejail を使う == |
== Xorg と合わせて Firejail を使う == |
2022年5月25日 (水) 19:46時点における版
関連記事
Firejail は使いやすい SUID サンドボックスプログラムであり、Linux の名前空間や seccomp-bpf、Linux ケイパビリティを使うことで、信頼のおけないアプリケーションの実行環境を制限することにより、セキュリティ侵害のリスクを軽減します。
目次
- 1 インストール
- 2 設定
- 3 使用方法
- 4 カスタムのプロファイルを作成する
- 5 Xorg と合わせて Firejail を使う
- 6 ヒントとテクニック
- 7 トラブルシューティング
- 7.1 Remove Firejail symbolic links
- 7.2 PulseAudio
- 7.3 hidepid
- 7.4 Proprietary Nvidia drivers
- 7.5 --net options and Linux kernel >=4.20.0
- 7.6 Warning: Cannot confine the application using AppArmor
- 7.7 /usr/bin/patch: **** Can't open patch file
- 7.8 Graphical applications hang on start with AMDGPU
- 7.9 Daemonizing/backgrounded processes hang
- 8 参照
インストール
firejail または firejail-gitAUR パッケージをインストールしてください。Firejail で使用するためのGUIアプリケーション、firetools も用意されています。
設定
ほとんどのユーザはカスタムの設定をする必要はないでしょう。その場合、#使用方法 に進むことができます。
Firejail は、サンドボックス内で実行されるアプリケーションのそれぞれに対してセキュリティ保護を設定するプロファイルを使用します。デフォルトのプロファイルは /etc/firejail/application.profile
で見ることができます。含まれていないアプリケーションに対するカスタムのプロファイルが必要な場合や、デフォルトのプロファイルを変更したい場合、新しいルールや、デフォルトのプロファイルのコピーを ~/.config/firejail/
ディレクトリ内に置くことができます。1つのアプリケーションに対して複数のカスタムのプロファイルを設定することもでき、複数のアプリケーションの間で同一のプロファイルを共有させることもできます。
Firejail に特定のアプリケーションのプロファイルが存在しない場合、システム全体の制限付きデフォルトプロファイルを使用します。これにより、カスタムのプロファイルや制限を緩めたプロファイルを先に作成しないと、アプリケーションが期待通りに動作しない可能性があります。
firejail-profile(5) を参照してください。
使用方法
そのアプリケーションに対する firejail のデフォルトの保護(デフォルトのプロファイル)を使用してアプリケーションを実行するには、以下を実行します:
$ firejail <program name>
デフォルトプロファイルへの1回限りの追加は、コマンドラインオプションとして追加できます(マニュアルページを参照)。たとえば、seccomp 保護を使用して okular を実行するには、次のコマンドを実行します:
$ firejail --seccomp okular
1つのプログラムにデフォルト以外の複数のプロファイルを定義できます。プロファイルファイルを作成したら、次のコマンドを実行して使用できます:
$ firejail --profile=/absolute/path/to/profile <program name>
デフォルトで Firejail を使う
Firejail のプロファイルを持つすべてのアプリケーションに対して Firejail を使用するようにするには、firecfg ツールを sudo で実行してください:
$ sudo firecfg
このツールは、Firejail がデフォルトのプロファイルや自己作成したプロファイルを持つすべてのアプリケーションに対して、/usr/bin/firejail
を指すシンボリックリンクを /usr/local/bin
内に作成します。firecfg(1) は /etc/firejail/firecfg.config
にリストされているプログラムに対してしかシンボリックリンクを作成しないことに注意してください。特定の CLI プログラムはそのリストに存在しません:例えば tar、curl、git。これらは手動でシンボリックリンクを作成する必要があります。これらのプログラムがリストに載っていない理由は Profiles not in firecfg #2507 を見てください。firecfg はさらに、現在のユーザを Firejail のユーザアクセスデータベースに追加し、/usr/share/applications/*.desktop
ファイルをチェックします。そのファイルに実行ファイルへのフルパスが含まれている場合、フルパスを削除し、そのファイルを ~/.local/share/applications/
にコピーします。これにより、/usr/local/bin
内のシンボリックリンクが使用されることが保証され、Firejail がバイパスされるのを防止します。もし、。sudo がシステムにインストールされていない場合、以下のように root として実行する必要があります:
# firecfg
そして、以下を通常ユーザとして実行してください:
$ firecfg --fix
これにより .desktop ファイルが修正されます。
場合によっては、Firejail を明示的に呼び出すようにするために ~/.local/share/applications/
にある .desktop ファイルの Exec=
行を手動で変更する必要があるでしょう。
アプリケーションごとに手動で設定するには以下を実行してください:
# ln -s /usr/bin/firejail /usr/local/bin/application
hardened_malloc を使う
hardened_mallocAUR は glibc の malloc()
アロケータを堅牢化した実装です。もともとは Android 用に記述されましたが、デスクトップ用に拡張されました。glibc にはまだ統合されていませんが、LD_PRELOAD
で選択して使用することができます。hardened_malloc を使用して Firejail 内でアプリケーションを実行する適切な方法は以下のとおりです。永続的に hardened_malloc を使用するには、お望みのアプリケーションに対するエントリを /usr/local/bin 内に作成する必要があります。
$ firejail --env=LD_PRELOAD='/usr/lib/libhardened_malloc.so' /usr/bin/firefox
または、以下をカスタムプロファイルに追加してください:
env LD_PRELOAD=/usr/lib/libhardened_malloc.so
hardened_malloc を調整するのに使える様々な環境変数や設定は github のページで見られます
AppArmor のサポートを有効化する
0.9.60-1 以降、 Firejail は一般的な AppArmor プロファイルを通じて AppArmor との直接的な統合をサポートしてきました。インストール中に、プロファイル firejail-default
は、/etc/apparmor.d
ディレクトリに配置され、root として次のコマンドを実行してカーネルにロードする必要があります:
# apparmor_parser -r /etc/apparmor.d/firejail-default
firejail(1) § APPARMOR を参照してください。
apparmor プロファイルのローカルカスタマイズは、/etc/apparmor.d/local/firejail-local
ファイルを編集することでサポートされます。
AppArmor はすでに 多くの Firejail プロファイルで有効化されています。AppArmor による制限を Firejail のセキュリティプロファイル上で有効化する方法はいくつかあります:
--apparmor
フラグをコマンドラインを通じて Firejail に渡す。例:$ firejail --apparmor firefox
- カスタムプロファイルを使用し、
apparmor
コマンドを追加する。 /etc/firejail/globals.local
で AppArmor をグローバルに有効化し、必要に応じて/etc/firejail/<ProgramName>.local
内でignore apparmor
を使用して無効化する。
上記の方法で AppArmor を有効化すると必ず /etc/apparmor.d/firejail-default
が使用されることに注意してください。あるアプリケーションに対しては特定の AppArmor プロファイルを使いたい場合は、上記の ignore apparmor
コマンドを使用する必要があります。しかし、Firejail と AppArmor を同一のアプリケーションに対して使用するとしばしば問題が引き起こされるので、これは推奨されません。
Firejail が使用中かを確認する
$ firejail --list
より総合的な出力を得るには:
$ firejail --tree
カスタムのプロファイルを作成する
ホワイトリストとブラックリスト
blacklist は、ほとんどのプロファイルでインクルードされている様々な /etc/firejail/*.inc
ファイルで頻繁に使用されています。blacklist は寛容的です:
- あるディレクトリやファイルへのアクセスを拒否し、その他は許可する:
blacklist <directory/file>
- すでにブラックリストに載っているディレクトリやファイルのブラックリスト化を無効化/取り消し/無視する。例: *.inc ファイルで
noblacklist <directory/file>
blacklist がプロファイルの中に現れる順番は重要です: noblacklist ディレクティブは blacklist ディレクティブより上に追加しなければなりません。
whitelist は明示的にホワイトリスト化されているもの以外をすべてブロックします。ランダムな場所へのアクセスを必要とするアプリケーションのプロファイル内では使用すべきではありません(例: テキストエディタ、画像ビューア/エディタ)。
- あるディレクトリやファイルへのアクセスを許可し、その他を禁止する:
whitelist <directory/file>
- すでにホワイトリストに載っているディレクトリやファイルのホワイトリスト化を無効化/取り消し/無視する。例: *.inc ファイルで
nowhitelist <directory/file>
whitelist がプロファイルの中に現れる順番は重要です: nowhitelist ディレクティブは whitelist ディレクティブより上に追加しなければなりません。
ホワイトリスト化は常にブラックリスト化よりも前に行われます。言及したように、whitelist ディレクティブは対象以外すべてをブラックリスト化します。ゆえに、whitelist ディレクティブが存在しない場合や、ある whitelist ディレクティブが緩すぎる場合、blacklist ディレクティブはフォールバックとなります。
(no)blacklist と (no)whitelist ディレクティブはしばしば組み合わせて使用されます。例: /etc/firejail/disable-programs.inc
(すべてのプロファイルでインクルードされます)は以下のディレクトリを含んでいます:
blacklist ${HOME}/.mozilla
これにより、Firejail でサンドボックス化されているすべてのアプリケーションでそのディレクトリへのアクセスはブロックされます。/etc/firejail/firefox.profile
はこのディレクティブを無効化しなければならず、かつ whitelist ディレクティブを追加してそのディレクトリへのアクセスを許可しなければなりません(Firefox プロファイルはホワイトリストプロファイルであるため):
noblacklist ${HOME}/.mozilla whitelist ${HOME}/.mozilla
プロファイルの記述法
The basic process is:
- Copy
/usr/share/doc/firejail/profile.template
to/etc/firejail/
or~/.config/firejail/
and rename it toProfileName.profile
where ProfileName should match the name of the executable to be sandboxed - Change the line
include PROFILE.local
toinclude ProfileName.local
- Gradually comment/uncomment the various options while checking at each stage that the application runs inside the new sandbox. Do not change the order of the sections in that template.
- Detailed explanations of the possible options for a Firejail profile can be found in the firejail-profile(5) man page
- Test the profile for security holes, see #Testing profiles
If you want to create a whitelisted profile (i.e. a profile which contains whitelist directives) you can build a whitelist of permitted locations by executing
$ firejail --build application
Keep in mind that a whitelisted profile is problematic for applications that need to access random locations (like text editors or file managers).
ローカルのカスタムプロファイルを永続化する
The standard profile layout includes the capability to make persistent local customisations through the inclusion of .local
files[2]. Basically, each officially supported profile contains the lines include ProgramName.local
and include globals.local
. These *.local files might be located in /etc/firejail
or in ~/.config/firejail
. Since the order of precedence is determined by which is read first, this makes for a very powerful way of making local customisations.
For example, with reference this firejail question, to globally enable Apparmor and disable Internet connectivity, one could simply create/edit /etc/firejail/globals.local
to include the lines
# enable Apparmor and disable Internet globally net none apparmor
Then, to allow, for example, "curl" to connect to the internet, yet still maintain its apparmor confinement, one would create/edit /etc/firejail/curl.local
to include the lines.
# enable internet for curl ignore net
Since curl.local
is read before globals.local
, ignore net
overrides net none
, and, as a bonus, the above changes would be persistent across future updates.
プロファイルのテスト
Firejail のプロファイルをテスト・監査する際には以下が役に立つかもしれません:
firejail --debug $Program > $PathToOutputFile
はサンドボックスの詳細な分析を行います。firejail --debug-blacklists $Program
とfirejail --debug-whitelists $Program
は現在のプロファイルでブラックリスト化/ホワイトリスト化されているディレクトリおよびファイルを表示します。firejail --debug-caps
は現在の Firejail ソフトウェアビルドでサポートされているケーパビリティのリストを出力します。これは caps whitelist を作成する際に便利です。firejail --help
は--debug
のオプションの完全なリストを出力します。firemon PID
は実行中のプロセスを監視します。詳細はfiremon --help
を見てください。sudo jailcheck
を実行するとサンドボックスの実行テストが行われます。詳細は jailcheck(1) の man ページを見てください。- どの標準セキュリティ機能が使用されているかを確かめる際には checksec も便利です。
Xorg と合わせて Firejail を使う
On Xorg any program can listen to all keyboard input and record all screens. The purpose of sandboxing X11 is to restrict this behavior, which is especially problematic for complex programs working with potentially malicious input like browsers.
Xephyr and Xpra allow you to sandbox Xorg. Although Xpra provides full clipboard support, it is recommended to use Xephyr due to the very notable and permanent lag with nested X11 sessions.
For a complete setup with (not ideal) clipboard support (clipboard is still always shared), see Sakaki's Gentoo guide, especially the section about the clipboard and automatic rescaling.
Alternatively, if clipboard support is not needed but windows need to be managed, install a standalone window manager such as Openbox.
xephyr-screen WidthxHeight
can be set in /etc/firejail/firejail.config
where Width
and Height
are in pixels and based on your screen resolution.
To open the sandbox:
$ firejail --x11 --net=device openbox
device
is your active network interface, which is needed to ensure that DNS works. Then right click and select your applications to run.
See the Firejail Wordpress site for a simpler guide.
According to the guide:
- The sandbox replaces the regular X11 server with Xpra or Xephyr server. This prevents X11 keyboard loggers and screenshot utilities from accessing the main X11 server.
Note that the statement:
- The only way to disable the abstract socket
@/tmp/.X11-unix/X0
is by using a network namespace. If for any reasons you cannot use a network namespace, the abstract socket will still be visible inside the sandbox. Hackers can attach keylogger and screenshot programs to this socket.
is incorrect, xserverrc can be edited to -nolisten local
, which disables the abstract sockets of X11 and helps isolate it.
Sandboxing a browser
Openbox can be configured to start a certain browser at startup. program.profile
is the respective profile contained in /etc/firejail
, and --startup "command"
is the command line used to start the program. For example, to start Chromium in the sandbox:
$ firejail --x11 --profile=/etc/firejail/chromium.profile openbox --startup "chromium"
ヒントとテクニック
Firejail をより堅牢にする
The security risk of Firejail being a SUID executable can be mitigated by adding the line
force-nonewprivs yes
to /etc/firejail/firejail.config
. However, this can break specific applications. On Arch Linux, VirtualBox doesn't start anymore. With the linux-hardened kernel Wireshark and Chromium-based browsers are also affected.
Further hardening measures include creating a special firejail group with adding the user to that group and changing the file mode for the firejail executable. For details see here.
スペースを含むパス
If you need to reference, whitelist, or blacklist a directory within a custom profile, such as with palemoonAUR, you must do so using the absolute path, without encapsulation or escapes:
/home/user/.moonchild productions
プライベートモード
Firejail also includes a one time private mode, in which no mounts are made in the chroots to your home directory. In doing this, you can execute applications without performing any changes to disk. For example, to execute okular in private mode, do the following:
$ firejail --seccomp --private okular
実験的な改良されたツール
Some of the Firejail developers recognized issues with the tools it ships with and made their own, improved versions of them.
- firecfg.py, an improved version of
firecfg
. - fjp, a tool to interact with Firejail profiles.
- firejail-handler-http, which helps with opening HTTP(S) links properly when sandboxing applications.
- firejail-handler-extra, like above but handles other protocols.
トラブルシューティング
Firejail can be hard to debug. The symptoms of a misconfigured or otherwise unfitting setup range from random segmentation faults and hangs in the applications to simple error messages.
Some applications are harder to sandbox than others. For example web browsers and Electron applications tend to need more troubleshooting than others since there is much that can go wrong. It is crucial to check the FAQ and open issues first, since debugging can take quite some time.
Remove Firejail symbolic links
To remove Firejail created symbolic links (e.g. reset to default):
# firecfg --clean
If you do not want to use Firejail for a specific application (e.g., because you prefer to rather confine it with AppArmor), you have to manually remove the related symbolic link:
# rm /usr/local/bin/application
As a subsequent execution of firecfg would re-add the removed symlinks, the respective applications should be commented in /etc/firejail/firecfg.config
.
Verify if any leftovers of Desktop entries are still overruled by Firejail.
PulseAudio
If Firejail causes PulseAudio issues with sandboxed applications [3], the following command may be used:
$ firecfg --fix-sound
This commands creates a custom ~/.config/pulse/client.conf
file for the current user with enable-shm = no
and possible other workarounds.
hidepid
If the system uses the hidepid kernel parameter, Firemon can only be run as root. This, among other things, will cause problems with the Firetools GUI incorrectly reporting "Capabilities", "Protocols" and the status of "Seccomp"[4].
Proprietary Nvidia drivers
Some users report problems when using Firejail and proprietary graphic drivers from NVIDIA (e.g. [5], [6] or [7]). This can often be solved by disabling the noroot
Firejail option in the application's profile file.
--net options and Linux kernel >=4.20.0
There is a bug on firejail 0.5.96 with linux >= 4.20.0, see [8] and [9]
Example error message:
$ firejail --noprofile --net=eth0 ls Parent pid 8521, child pid 8522 Error send: arp.c:182 arp_check: Invalid argument Error: proc 8521 cannot sync with peer: unexpected EOF Peer 8522 unexpectedly exited with status 1
Warning: Cannot confine the application using AppArmor
For some applications (e.g. Firefox [10]) starting with Firejail may result in warnings like:
Warning: Cannot confine the application using AppArmor. Maybe firejail-default AppArmor profile is not loaded into the kernel. As root, run "aa-enforce firejail-default" to load it.
When running the suggested command you might see:
ERROR: Cache read/write disabled: interface file missing. (Kernel needs AppArmor 2.4 compatibility patch.)
This means that AppArmor is not enabled as a kernel parameter, so you have to set it according to AppArmor#Installation.
/usr/bin/patch: **** Can't open patch file
This means the PKGBUILD
uses patch
with the -i
argument so a whitelist for $SRCDEST
in /etc/makepkg.conf
is needed.
Create the override patch.local
with the value of your $SRCDEST
:
whitelist /path/to/makepkg/sources
Changing the PKGBUILD
to use stdin
also works:
patch -p1 < ../file.patch
Graphical applications hang on start with AMDGPU
Some graphical applications, e.g. Firefox and mpv, would hang on start when using AMDGPU with Mesa >= 19.3.4. See [11].
This should be fixed as of firejail 0.9.66, as kcmp is not dropped by default anymore (see also [12]). If this still happens, please report it.
As a workaround, for all affected applications, add seccomp !kcmp
to their profiles in etc/firejail
. If they already have a seccomp
statement, you can concatenate them as a comma-separated list, eg seccomp !chroot,!kcmp
.
Daemonizing/backgrounded processes hang
There is a known issue that prevents processes from daemonizing. There is currently no solution to this except not using Firejail to sandbox the affected application. Because it is a bug within Firejail, no configuration can solve this issue. Fortunately the applications mentioned in the issue usually do not have a large attack surface, so the risks of running them without a sandbox are comparatively low.
参照
- Firejail GitHub プロジェクトページ
- bubblewrap Firejail の最小限の代用品