「TeamTalk」の版間の差分
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− | :TeamTalkは、インターネット上でVoIPやビデオストリーミングを使用して通信するための会議システムです。 |
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== インストール == |
== インストール == |
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{{AUR|teamtalk}} パッケージを [[インストール]]します。これはサーバー用のパッケージと同じですが、クライアントファイルは pkgsrc/srcdir/client ディレクトリにあります。クライアントは、./run.sh を実行して起動できます。 |
{{AUR|teamtalk}} パッケージを [[インストール]]します。これはサーバー用のパッケージと同じですが、クライアントファイルは pkgsrc/srcdir/client ディレクトリにあります。クライアントは、./run.sh を実行して起動できます。 |
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+ | === サーバー === |
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+ | == サーバーの設定と起動 == |
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− | == Server configuration and startup == |
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+ | === 設定 === |
+ | * Teamtalk は、サーバーのバイナリ {{ic|tt5srv}} に設定スクリプトが含まれています。 |
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− | * Teamtalk comes with a configuration script in the server binary, {{ic|tt5srv}}. |
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+ | {{ic|tt5srv -wizard}} を実行し、手順に従ってください。これにより、最初に {{ic|/etc/teamspeak/tt5srv.xml}} ファイルが作成されます。後で、このファイルに細かい編集ができます。ユーザー名/パスワードやその他の設定オプションはプレーンテキストで保存されるため、{{ic|chmod 0600}} で設定ファイルに {{ic|chown teamtalk}} を適用することを検討してください。また、デフォルトでは SSL/TLS が有効になっていません。 |
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− | Just execute {{ic|tt5srv -wizard}} and follow the steps. This makes the file in {{ic|/etc/teamspeak/tt5srv.xml}} initially. Minor edits can be made to this file later. The usernames/passwords and other configuration options are stored in plaintext, so you may want to {{ic|chmod 0600}} the configuration file with {{ic|chown teamtalk}}. Also the connection by default is not SSL/TLS enabled. |
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+ | Teamtalk には、Facebook 機能があります。これにより、クライアントのユーザー名ボックスに {{ic|facebook}} を入力することができます。サーバー上でこの機能を設定するには、Facebook のネットワークを使用して認証する一般的な {{ic|facebook}} ユーザーを作成するオプションが表示されます。Facebook から直接 Teamtalk 上の各 Facebook ユーザーのプロファイルが作成されます。通常のユーザーと同様に、ACL も作成されます。インターネット接続と DNS が必要です(ローカル LAN サーバーのみを使用する場合)。Facebook の認証チャレンジを使用することで、ユーザーの管理を軽減できます。ただし、ユーザー名はサーバーへの複数の接続で何度も使用できますが、ユーザーごとに制限することもできます。 |
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− | Teamtalk also has a facebook capability, which allows the user to enter {{ic|facebook}} into the username box on the client. To configure this feature on the server, an option will show up to create a generic {{ic|facebook}} user to authenticate using facebook's network creating a profile for each facebook user on teamtalk directly from facebook. It will be created like a normal user and ACLs. An internet connection with DNS is required (if only using a local lan server) to use facebook's auth challenge which will alleviate having to administrate users. However, a username can be used over and over again with multiple connections to the server, but this can also be restricted per user. |
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+ | ファイル共有を有効にするには、ウィザードでストレージディレクトリを指定できます。{{ic|teamtalk}} ユーザーがアクセスできるディレクトリである必要があります。ウィザードによってクォータが強制されるようで、クォータを無効にするのが難しくなります。これは、スパムを抑制し、サーバーを一時的なストレージとして使用し、すべての人がファイルを受け取るまで利用するのに実際には利点があるかもしれません。ファイルのアップローダーは、ファイル共有が終了したら削除できます。 |
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− | To enable file sharing, it can be given a storage directory in the wizard. It needs to be a directory that the {{ic|teamtalk}} user has access to. A quota seems to be enforced by the wizard, making disabling a quota more difficult. This might actually be a benefit to keep down spamming and only using the server for temporary storage until everyone has received the file. The file uploader can delete the file share when finished. |
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+ | IPv6 サポートが利用可能であり、特定のリスニングアドレスが必要ですが、IPv6 を使用していない場合は単純に無視できます。 |
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− | IPv6 support is available and needs to be a specified listening address, but if IPv6 is not being used can be simply ignored. |
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+ | Teamtalk の IP ポートは {{ic|10333}} ですが、他のポート番号/割り当てにも柔軟に対応し、ウィザードや手動で編集された設定ファイルを通じて変更することもできます。 |
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− | The IP port for teamtalk is {{ic|10333}}, but is flexible to other port numbers/assignments and can also be changed through the wizard or manually edited configuration file. |
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− | === |
+ | === 初回起動 === |
+ | クライアントを使用するためには、サーバーウィザードを通じて少なくとも 1 人のユーザーを設定する必要があります。Facebook 機能は、ウィザードを通じて特別な Facebook ユーザーを作成することで有効になります。次に、以下を行います。 |
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− | You will need to configure at least one user through the server wizard to be able to use the client. Facebook functionality is enabled by creating a special facebook user through the wizard. Then you can |
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− | * [[Start]] the {{ic|tt5srv}} service. |
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+ | * {{ic|tt5srv}} サービスを [[起動]]します。 |
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− | * To find the privilege key: |
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− | There is not a privilege key like there is with [[TeamSpeak]] or [[Mumble]]. You create users with the server wizard directly without using the client program. An admin user can use the client program like in Mumble to assign ACLs. By default, most users will be able to do most things that a common user will need to be able to do in a conference including creating temporary rooms, sharing video, files or desktops. Desktop sharing does not appear to be working on Linux. |
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+ | * 特権キーを見つける方法: |
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− | === Regular startup === |
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+ | [[TeamSpeak]] や [[Mumble]] と同様に特権キーはありません。サーバーウィザードを直接使用してユーザーを作成し、クライアントプログラムは使用しません。管理者ユーザーは、Mumble のようにクライアントプログラムを使用して ACL を割り当てることができます。デフォルトでは、ほとんどのユーザーは、会議で一般的なユーザーが実行できる必要があるほとんどの操作を実行できます。これには、一時的なルームの作成やビデオ、ファイル、デスクトップの共有が含まれます。デスクトップ共有は、Linux 上では動作していないようです。 |
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+ | === 通常の起動 === |
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− | * Simply [[enable]] the {{ic|tt5srv}} service. |
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+ | * 単純に {{ic|tt5srv}} サービスを[[有効化]]します。 |
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− | === Changing configuration options manually === |
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+ | === 手動で設定オプションを変更する === |
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− | * Most likely remember to restart the {{ic|tt5srv}} service. Using the client admin function is usually more preferable for user administration, but other options are configured through manual edits or the server wizard. Using the facebook login function may save administrative maintainence, but may not be desirable. Reusing users may not be desirable either. |
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+ | * ほとんどの場合、{{ic|tt5srv}} サービスを再起動することを覚えておいてください。クライアントの管理機能を使用してユーザー管理を行う方が通常は好ましいですが、他のオプションは手動編集やサーバーウィザードを通じて設定されます。Facebook ログイン機能を使用すると、管理作業が省かれる可能性がありますが、望ましくない場合もあります。ユーザーを再利用することも望ましくない場合があります。 |
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− | == See also == |
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+ | == 参照 == |
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− | * [https://www.bearware.dk Official website] |
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+ | * [https://www.bearware.dk 公式ウェブサイト] |
2023年4月11日 (火) 11:36時点における最新版
- TeamTalkは、インターネット上で VoIP やビデオストリーミングを使用して通信するための会議システムです。
インストール
クライアント
teamtalkAUR パッケージを インストールします。これはサーバー用のパッケージと同じですが、クライアントファイルは pkgsrc/srcdir/client ディレクトリにあります。クライアントは、./run.sh を実行して起動できます。
サーバー
teamtalkAUR パッケージをインストールします。
サーバーの設定と起動
設定
- Teamtalk は、サーバーのバイナリ
tt5srv
に設定スクリプトが含まれています。
tt5srv -wizard
を実行し、手順に従ってください。これにより、最初に /etc/teamspeak/tt5srv.xml
ファイルが作成されます。後で、このファイルに細かい編集ができます。ユーザー名/パスワードやその他の設定オプションはプレーンテキストで保存されるため、chmod 0600
で設定ファイルに chown teamtalk
を適用することを検討してください。また、デフォルトでは SSL/TLS が有効になっていません。
Teamtalk には、Facebook 機能があります。これにより、クライアントのユーザー名ボックスに facebook
を入力することができます。サーバー上でこの機能を設定するには、Facebook のネットワークを使用して認証する一般的な facebook
ユーザーを作成するオプションが表示されます。Facebook から直接 Teamtalk 上の各 Facebook ユーザーのプロファイルが作成されます。通常のユーザーと同様に、ACL も作成されます。インターネット接続と DNS が必要です(ローカル LAN サーバーのみを使用する場合)。Facebook の認証チャレンジを使用することで、ユーザーの管理を軽減できます。ただし、ユーザー名はサーバーへの複数の接続で何度も使用できますが、ユーザーごとに制限することもできます。
ファイル共有を有効にするには、ウィザードでストレージディレクトリを指定できます。teamtalk
ユーザーがアクセスできるディレクトリである必要があります。ウィザードによってクォータが強制されるようで、クォータを無効にするのが難しくなります。これは、スパムを抑制し、サーバーを一時的なストレージとして使用し、すべての人がファイルを受け取るまで利用するのに実際には利点があるかもしれません。ファイルのアップローダーは、ファイル共有が終了したら削除できます。
IPv6 サポートが利用可能であり、特定のリスニングアドレスが必要ですが、IPv6 を使用していない場合は単純に無視できます。
Teamtalk の IP ポートは 10333
ですが、他のポート番号/割り当てにも柔軟に対応し、ウィザードや手動で編集された設定ファイルを通じて変更することもできます。
初回起動
クライアントを使用するためには、サーバーウィザードを通じて少なくとも 1 人のユーザーを設定する必要があります。Facebook 機能は、ウィザードを通じて特別な Facebook ユーザーを作成することで有効になります。次に、以下を行います。
tt5srv
サービスを 起動します。
- 特権キーを見つける方法:
TeamSpeak や Mumble と同様に特権キーはありません。サーバーウィザードを直接使用してユーザーを作成し、クライアントプログラムは使用しません。管理者ユーザーは、Mumble のようにクライアントプログラムを使用して ACL を割り当てることができます。デフォルトでは、ほとんどのユーザーは、会議で一般的なユーザーが実行できる必要があるほとんどの操作を実行できます。これには、一時的なルームの作成やビデオ、ファイル、デスクトップの共有が含まれます。デスクトップ共有は、Linux 上では動作していないようです。
通常の起動
- 単純に
tt5srv
サービスを有効化します。
手動で設定オプションを変更する
- ほとんどの場合、
tt5srv
サービスを再起動することを覚えておいてください。クライアントの管理機能を使用してユーザー管理を行う方が通常は好ましいですが、他のオプションは手動編集やサーバーウィザードを通じて設定されます。Facebook ログイン機能を使用すると、管理作業が省かれる可能性がありますが、望ましくない場合もあります。ユーザーを再利用することも望ましくない場合があります。