「Visual Studio Code」の版間の差分
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Visual Studio Code は以下のフレーバが提供されています: |
Visual Studio Code は以下のフレーバが提供されています: |
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− | * {{App|Code - OSS|公式の Arch Linux オープンソースリリース。[https://open-vsx.org/ Open VSX] を有効化する設定が同梱されています。|https://github.com/microsoft/vscode|{{Pkg|code |
+ | * {{App|Code - OSS|公式の Arch Linux オープンソースリリース。[https://open-vsx.org/ Open VSX] を有効化する設定が同梱されています。|https://github.com/microsoft/vscode|{{Pkg|code}}}} |
− | * {{App|Visual Studio Code|プロプライエタリな Microsoft ブランドのリリース。|https://code.visualstudio.com/|{{AUR|visual-studio-code |
+ | * {{App|Visual Studio Code|プロプライエタリな Microsoft ブランドのリリース。|https://code.visualstudio.com/|{{AUR|visual-studio-code-bin}}}} |
− | * {{App|VSCodium|コミュニティのオープンソースリリース。ソースコード内でテレメトリが無効化されており [https://github.com/VSCodium/vscodium/issues/267#issuecomment-542462446]、Open VSX の設定も同梱されています。|https://vscodium.com/|{{AUR|vscodium |
+ | * {{App|VSCodium|コミュニティのオープンソースリリース。ソースコード内でテレメトリが無効化されており [https://github.com/VSCodium/vscodium/issues/267#issuecomment-542462446]、Open VSX の設定も同梱されています。|https://vscodium.com/|{{AUR|vscodium}}}} |
これらの異なるフレーバはすべて [https://github.com/VSCodium/vscodium/blob/master/README.md Code - OSS リポジトリ]からビルドされていますが、ライセンスとデフォルトの設定が異なっています。特に、プロプライエタリなビルドだけが、Microsoft の marketplace 使用と ([https://github.com/OmniSharp/omnisharp-vscode/blob/master/debugger.md OmniSharp C# Debugger] などの) Microsoft のプロプライエタリな拡張機能の使用を許可されています。後者はハンドシェイク機構によって強制されており、迂回することはできません。"Visual Studio Code" ブランドのオープンソースビルドとプロプライエタリビルドの違いに関する詳細は、[https://github.com/microsoft/vscode/wiki/Differences-between-the-repository-and-Visual-Studio-Code Code - OSS GitHub wiki] を見てください。 |
これらの異なるフレーバはすべて [https://github.com/VSCodium/vscodium/blob/master/README.md Code - OSS リポジトリ]からビルドされていますが、ライセンスとデフォルトの設定が異なっています。特に、プロプライエタリなビルドだけが、Microsoft の marketplace 使用と ([https://github.com/OmniSharp/omnisharp-vscode/blob/master/debugger.md OmniSharp C# Debugger] などの) Microsoft のプロプライエタリな拡張機能の使用を許可されています。後者はハンドシェイク機構によって強制されており、迂回することはできません。"Visual Studio Code" ブランドのオープンソースビルドとプロプライエタリビルドの違いに関する詳細は、[https://github.com/microsoft/vscode/wiki/Differences-between-the-repository-and-Visual-Studio-Code Code - OSS GitHub wiki] を見てください。 |
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=== 拡張機能のサポート === |
=== 拡張機能のサポート === |
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− | Code の主な強みの1つとして、柔軟な API と [https://marketplace.visualstudio.com/vscode Visual Studio Marketplace] 上でホストされていますリッチな拡張エコシステムがあります。しかし、[https://aka.ms/vsmarketplace-ToU marketpace の利用規約]は Microsoft ブランドのリリースのみでの使用を許可しています。そのため、Code - OSS source には、設定済みの marketplace が含まれていません。上記のオープンソースのリリースは、Open VSIX 拡張レジストリを追加しますが、拡張機能の数は劣ります。この制限を回避することは可能です。 |
+ | Code の主な強みの1つとして、柔軟な API と [https://marketplace.visualstudio.com/vscode Visual Studio Marketplace] 上でホストされていますリッチな拡張エコシステムがあります。しかし、[https://aka.ms/vsmarketplace-ToU marketpace の利用規約] は Microsoft ブランドのリリースのみでの使用を許可しています。そのため、Code - OSS source には、設定済みの marketplace が含まれていません。上記のオープンソースのリリースは、Open VSIX 拡張レジストリを追加しますが、拡張機能の数は劣ります。この制限を回避することは可能です。 |
− | {{Warning|Microsoft は[https://github.com/Microsoft/vscode/issues/31168 この問題に直接コメントしてはいません]が、ノンブランドの Code ビルドは、利用規約で定められている " |
+ | {{Warning|Microsoft は[https://github.com/Microsoft/vscode/issues/31168 この問題に直接コメントしてはいません] が、ノンブランドの Code ビルドは、利用規約で定められている "対象範囲内の製品およびサービス" に含まれないと合理的に結論づけることができます。つまり、この行為は marketplace によって許可されていません。{{Bug|67780}} も参照してください。}} |
既知の回避策は: |
既知の回避策は: |
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* {{ic|.vsix}} ファイルから手動で拡張機能をインストールする。{{ic|.vsix}} ファイルは [https://marketplace.visualstudio.com/ Microsoft Visual Studio Code Marketplace] から入手できます。 |
* {{ic|.vsix}} ファイルから手動で拡張機能をインストールする。{{ic|.vsix}} ファイルは [https://marketplace.visualstudio.com/ Microsoft Visual Studio Code Marketplace] から入手できます。 |
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* 拡張機能のメンテナに拡張機能を [https://open-vsx.org/ Open VSX registry] にアップロードするように依頼する。 |
* 拡張機能のメンテナに拡張機能を [https://open-vsx.org/ Open VSX registry] にアップロードするように依頼する。 |
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− | * 次のパッケージのうち、あなたが使用しているビルドと関連するものを使って、Microsoft Visual Studio Code Marketplace を追加する: {{AUR|code-marketplace}}/{{AUR|vscodium-bin-marketplace}}/{{AUR|vscodium-marketplace}}。 |
+ | * 次のパッケージのうち、あなたが使用しているビルドと関連するものを使って、Microsoft Visual Studio Code Marketplace を追加する: {{AUR|code-marketplace}}/{{AUR|vscodium-bin-marketplace}}/{{AUR|vscodium-marketplace}}/{{AUR|code-oss-marketplace}}。これらのパッケージは、パッケージ更新のたびにこの [https://github.com/VSCodium/vscodium/issues/418#issuecomment-643664182 Github コメント]にあるように {{ic|product.json}} ファイルにパッチを適用する [[Pacman フック]] をインストールします。 |
− | これらのパッケージは、パッケージ更新のたびにこの [https://github.com/VSCodium/vscodium/issues/418#issuecomment-643664182 Github コメント]にあるように {{ic|product.json}} ファイルにパッチを適用する Pacman フックをインストールします。 |
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− | {{Tip|{{ic|product.json}} の変更を実験する際に[https://stackoverflow.com/a/69985500 IDE をリロードするキーボードショートカット]を有効化すると便利です。}} |
+ | {{Tip|{{ic|product.json}} の変更を実験する際に[https://stackoverflow.com/a/69985500 IDE をリロードするキーボードショートカット] を有効化すると便利です。}} |
== 使用方法 == |
== 使用方法 == |
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75行目: | 74行目: | ||
=== Wayland でネイティブに実行する === |
=== Wayland でネイティブに実行する === |
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− | Visual Studio Code は Electron を使います。VSCode を Wayland 上でネイティブに動かす方法についての詳細は [[Wayland#Electron]] を見てください。 |
+ | Visual Studio Code は Electron を使います。VSCode を Wayland 上でネイティブに動かす方法についての詳細は [[Wayland#Electron]] を見てください。しかし、一部のアプリケーションはシステムの electron を使用せず、独自のものを使用します。そのようなアプリケーションは標準の Electron フラグファイルを読み込みません。 |
− | + | ユーザ毎の設定ファイルを使用する場合、{{AUR|visual-studio-code-bin}} と {{Pkg|code}} は両方 {{ic|~/.config/code-flags.conf}} を読み込みます。これらのパッケージは、これらのオプションを読み込む[https://aur.archlinux.org/cgit/aur.git/tree/visual-studio-code-bin.sh?h=visual-studio-code-bin パッチを当てたローダスクリプト]を使用するので、この挙動はこれらのパッケージ固有のものであることに注意してください。 |
|
+ | |||
+ | {{AUR|vscodium-bin}} を使用する場合、{{ic|~/.config/codium-flags.conf}} ファイルを使用してください。ターミナルから実行する場合、({{ic|vscodium}} ではなく) {{ic|codium}} で実行してください。さもないと、ネイティブな Wayland ウィンドウが使用されません。 |
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+ | |||
+ | {{AUR|vscodium}} は設定ファイルを読み込みません (パッチを当てたローダスクリプトを使用しないからです)。 |
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+ | |||
+ | === ネイティブなファイル選択ダイアログ === |
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+ | |||
+ | KDE を使用している場合、デフォルトでは VS Codium は GTK のファイル選択ダイアログを開きます。これを修正するには、[[環境変数]] {{ic|1=GTK_USE_PORTAL=1}} を設定してください。 |
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== トラブルシューティング == |
== トラブルシューティング == |
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83行目: | 90行目: | ||
=== KDE/Plasma でグローバルメニューが機能しない === |
=== KDE/Plasma でグローバルメニューが機能しない === |
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− | Visual Studio Code は DBus を使用してメニューを Plasma に渡します。{{Pkg|libdbusmenu-glib}} をインストールしてみてください。 |
+ | Visual Studio Code は DBus を使用してメニューを Plasma に渡します。{{Pkg|libdbusmenu-glib}} をインストールしてみてください。[https://github.com/microsoft/vscode/issues/34510#issuecomment-364896975] |
=== アイテムをゴミ箱に移動できない === |
=== アイテムをゴミ箱に移動できない === |
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96行目: | 103行目: | ||
で確認できます。 |
で確認できます。 |
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+ | === C# をデバッグできない === |
||
− | === Unable to debug C# === |
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− | + | C#[[.NET]] を ([https://www.omnisharp.net OmniSharp 拡張機能]を使って) デバッグしたい場合、Microsoft ブランドの .NET リリースを (AUR から) インストールする必要があります。これは、.NET Core デバッガーが公式の Microsoft 製品でのみ使用できるようにライセンスされているからだと思われます。[https://github.com/OmniSharp/omnisharp-vscode/issues/1431#issuecomment-297578930 GitHub のディスカッション]を見てください。 |
|
+ | オープンソース版のパッケージを利用している場合は、デバッグは静かなメッセージで失敗します。デバッグコンソールは最初のメッセージが出力されるだけです: |
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− | When using the open-source package, debugging fails fairly quietly. The debug console will just show the initial message: |
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{{bc|You may only use the Microsoft .NET Core Debugger (vsdbg) with |
{{bc|You may only use the Microsoft .NET Core Debugger (vsdbg) with |
||
106行目: | 113行目: | ||
to help you develop and test your applications.}} |
to help you develop and test your applications.}} |
||
+ | オープンソース版のパッケージでデバッグする場合、{{AUR|netcoredbg}} を利用できます。VS Code で実行するには、以下の設定をこのプロジェクトの .NET Core launch 設定に追加してください: |
||
− | For debugging with the open-source package {{AUR|netcoredbg}} can be used. To run it in VS Code, add this configuration to .NET Core launch configuration of the project: |
||
{{hc|./.vscode/launch.json| |
{{hc|./.vscode/launch.json| |
||
135行目: | 142行目: | ||
}} |
}} |
||
− | === |
+ | === MSBuild が見つからないと OmniSharp でエラーが発生する === |
− | + | [https://github.com/OmniSharp/omnisharp-roslyn#introduction OmniSharp introduction] で説明されている通り、Arch Linux ユーザは {{Pkg|mono-msbuild}} パッケージをインストールする必要があります。それがないと、以下のようなエラーが発生するかもしれません: |
|
{{hc|1=OmniSharp Log|2= |
{{hc|1=OmniSharp Log|2= |
||
151行目: | 158行目: | ||
...}} |
...}} |
||
+ | もしかするとビルドできるかもしれません (おそらく、{{Pkg|mono}} がインストールされているかどうかにも依存しているのでしょう) |
||
− | You might be able to build anyway (possibly depending whether you have {{Pkg|mono}} installed too). |
||
+ | Omnisharp には独自の mono バージョンが同梱されています。Omnisharp がインストール済みの mono を見つけられない場合で、マシンにインストールされている "グローバルな" mono を検索するよう omnisharp を設定したい場合、以下を settings.json に追加してください: |
||
− | Omnisharp ships with its own mono version, so, if it is unable to locate the installed one, if you want to tell omnisharp to look for a "global" mono installed in your machine, put this in your settings.json: |
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{{hc|1=settings.json|2="omnisharp.useGlobalMono:"always"}} |
{{hc|1=settings.json|2="omnisharp.useGlobalMono:"always"}} |
||
=== "Retry as Sudo" での保存がうまくいかない === |
=== "Retry as Sudo" での保存がうまくいかない === |
||
− | Microsoft は Arch パッケージのパッケージ方法 (バンドルされた Electron ではなくネイティブ) をサポートしていないため、この機能は {{Pkg|code}} パッケージでは動きません。詳しくは {{Bug|61516}} と[https://github.com/Microsoft/vscode/issues/70403 |
+ | Microsoft は Arch パッケージのパッケージング方法 (バンドルされた Electron ではなくネイティブ) をサポートしていないため、この機能は {{Pkg|code}} パッケージでは動きません。詳しくは {{Bug|61516}} と[https://github.com/Microsoft/vscode/issues/70403 上流のバグレポート]をご確認ください。 |
バイナリリリースの {{AUR|visual-studio-code-bin}} にはこの問題はなく、この機能は動作します。 |
バイナリリリースの {{AUR|visual-studio-code-bin}} にはこの問題はなく、この機能は動作します。 |
||
175行目: | 182行目: | ||
=== Command "..." not found === |
=== Command "..." not found === |
||
+ | Microsoft ブランドのリリースでは、拡張機能によってアクセスされる提案された特定の API の使用を許可されている拡張機能が {{ic|product.json}} ファイルにリストアップされています。Code - OSS と VSCodium にはこれらの値が存在しません (しかし、これはライセンスの問題というわけではないようです)。Marketplace の強制的な有効化とは異なり、以下の回避策は Microsoft によって推奨されています [https://docs.microsoft.com/en-us/visualstudio/liveshare/reference/linux#vs-code-oss-issues]。 |
||
− | In the official build of VS Code, a {{ic|product.json}} file lists the extensions that are allowed to use certain proposed APIs accessed by extensions. However, the {{ic|product.json}} is absent in the OSS build {{Pkg|code}}. [https://docs.microsoft.com/en-us/visualstudio/liveshare/reference/linux#vs-code-oss-issues] |
||
+ | この問題は、パッケージアップデートの時にそのファイルにパッチを当てる Pacman フックを導入することで解決できます: |
||
− | In the related issues below, some flags may be required to enable certain APIs. [https://github.com/Microsoft/vscode-pull-request-github/wiki#3-why-isnt-the-extension-starting] You may either run {{Pkg|code}} with these flags, or you can add the relevant entries to the {{ic|extensionAllowedProposedApi}} section in the {{ic|product.json}} file ({{Pkg|code}} installs this to {{ic|/usr/lib/code/product.json}}). |
||
+ | * {{Pkg|code}} の場合、{{AUR|code-features}} を[[インストール]]してください |
||
− | {{bc|"extensionAllowedProposedApi": [ |
||
+ | * {{AUR|vscodium}} の場合、{{AUR|vscodium-features}} をインストールしてください |
||
+ | * {{AUR|vscodium-bin}} の場合、{{AUR|vscodium-bin-features}} をインストールしてください |
||
+ | |||
+ | また、関連するエントリを {{ic|product.json}} ファイルの {{ic|extensionAllowedProposedApi}} セクションに手動で追加することもできます: |
||
+ | |||
+ | * {{Pkg|code}} の場合、{{ic|/usr/lib/code/product.json}} を編集してください |
||
+ | * {{AUR|vscodium}} の場合、{{ic|/usr/share/vscodium/resources/app/product.json}} を編集してください |
||
+ | * {{AUR|vscodium-bin}} の場合、{{ic|/opt/vscodium-bin/resources/app/product.json}} を編集してください |
||
+ | |||
+ | Live Share を機能させる手動設定の例は [https://docs.microsoft.com/en-us/visualstudio/liveshare/reference/linux#vs-code-oss-issues]: |
||
+ | |||
+ | {{hc|product.json| |
||
+ | ... |
||
+ | "extensionAllowedProposedApi": [ |
||
"ms-vsliveshare.vsliveshare", |
"ms-vsliveshare.vsliveshare", |
||
"ms-vscode.node-debug", |
"ms-vscode.node-debug", |
||
"ms-vscode.node-debug2" |
"ms-vscode.node-debug2" |
||
+ | ] |
||
− | ]}} |
||
+ | ... |
||
+ | }} |
||
+ | 最後に、[https://github.com/Microsoft/vscode-pull-request-github/wiki#3-why-isnt-the-extension-starting GitHub のプルリクエスト拡張で説明されているように]、コマンドラインフラグを使ってこれらのオプションを有効化することもできます。 |
||
− | This can also be resolved by installing the {{AUR|code-features}} package, which installs a pacman hook that patches the file on every package update. Alternatively, you may also consider installing the Microsoft branded packages: {{AUR|visual-studio-code-bin}}, {{AUR|visual-studio-code-insiders-bin}}. |
||
− | ==== VS Live Share |
+ | ==== VS Live Share で API が欠けている ==== |
+ | {{ic|product.json}} を編集して上記の解決策を試すか、以下のオプションで VS Code を開いてください: |
||
− | Use either the solution above by editing the {{ic|product.json}}, or open VS Code with: |
||
$ code --enable-proposed-api ms-vsliveshare.vsliveshare |
$ code --enable-proposed-api ms-vsliveshare.vsliveshare |
||
+ | |||
+ | また、この拡張機能を機能させるには、[https://docs.microsoft.com/en-us/visualstudio/liveshare/reference/linux#tips-for-community-supported-distros] にリストアップされている依存関係をインストールする必要があります。 |
||
==== Command 'remote-containers.openFolder' not found ==== |
==== Command 'remote-containers.openFolder' not found ==== |
||
+ | {{bug|63374}} でコメントされているように、remote-containers API を有効化して VS Code を開いてください: |
||
− | Open VS Code enabling remote-containers API as commented in {{bug|63374}}: |
||
$ code-oss --enable-proposed-api ms-vscode-remote.remote-containers |
$ code-oss --enable-proposed-api ms-vscode-remote.remote-containers |
||
201行目: | 226行目: | ||
==== Command 'GitHub Pull Requests: Configure Remotes...' resulted in an error (command 'pr.configureRemotes' not found) ==== |
==== Command 'GitHub Pull Requests: Configure Remotes...' resulted in an error (command 'pr.configureRemotes' not found) ==== |
||
+ | VS Code を以下のオプションで開いてください: |
||
− | 以下のように VS Code を開きます。 |
||
$ code --enable-proposed-api GitHub.vscode-pull-request-github |
$ code --enable-proposed-api GitHub.vscode-pull-request-github |
||
207行目: | 232行目: | ||
=== Git: ssh_askpass: exec(/usr/lib/ssh/ssh-askpass): No such file or directory === |
=== Git: ssh_askpass: exec(/usr/lib/ssh/ssh-askpass): No such file or directory === |
||
− | このエラーは |
+ | このエラーは、ssh-key が暗号化されていて ssh エージェントを使用できないため発生します。[https://github.com/microsoft/vscode/issues/57488 バグレポート]を見てください。この問題は、[[SSH 鍵#x11-ssh-askpass]] のようなダイアログプロバイダか、代替品 (例えば、KDE の {{Pkg|ksshaskpass}}) をインストールすることで解決できます。 |
− | 注意点としては、 |
+ | 注意点としては、''ksshaskpass'' の場合、{{ic|/usr/lib/ssh/ssh-askpass}} からリンクを貼って VSCode がそれを見つけられるようにする必要があります: |
# ln /usr/bin/ksshaskpass /usr/lib/ssh/ssh-askpass |
# ln /usr/bin/ksshaskpass /usr/lib/ssh/ssh-askpass |
||
+ | または、以下の[[環境変数]]をシェルで設定してください ([https://github.com/microsoft/vscode/issues/57488#issuecomment-1413903793] を参照): |
||
− | === 統合端末のカットオフ文字 === |
||
+ | GIT_ASKPASS=ksshaskpass |
||
− | 幅が広すぎる文字は、クリッピングしてしまうことがあります。例えば、Deno のスタックトレースのイタリック体の太字など。 |
||
+ | SSH_ASKPASS=ksshaskpass |
||
+ | SSH_ASKPASS_REQUIRE=prefer |
||
+ | VSCode の内部 ''git-askpass'' を無効化するには、以下を追加してください: |
||
− | "terminal.integrated.rendererType" を "experimentalWebgl" に設定することで、これを回避することができます。 |
||
+ | {{hc|~/.config/Code - OSS/User/settings.json|2= |
||
− | === Waylandでの文字化け === |
||
+ | { |
||
+ | "git.useIntegratedAskPass": false |
||
+ | } |
||
+ | }} |
||
+ | === 統合ターミナルで文字が切れる === |
||
− | Visual Studio Code はデフォルトで XWayland で実行されるため、HiDPI スクリーンを使用している場合、文字がぼやけてしまうことがあります。この問題を解決するには、Electron を強制的に Wayland で実行するようにしてください([[#Wayland でのネイティブ実行]] を参照)。 |
||
+ | |||
+ | 幅が大きすぎる文字は、切れてしまう場合があります。例えば、Deno stack-traces のイタリック太文字テキストなどです。 |
||
+ | |||
+ | この問題は、"terminal.integrated.rendererType" を "experimentalWebgl" に設定することで回避できます。 |
||
+ | |||
+ | === Wayland でテキストがぼやける === |
||
+ | |||
+ | Visual Studio Code はデフォルトで Xwayland 下で実行されます。そのせいで、HiDPI スクリーンを使用している場合にテキストがぼやける場合があります。この問題を修正するには、Electron を Wayland 下で実行するように強制してみてください。[[#Wayland でネイティブに実行する]] を見てください。 |
||
+ | |||
+ | あるいは、あなたの Wayland 環境が Xwayland アプリケーションをスケーリングせずに実行するオプションを提供している場合、この問題を回避できます。この場合、Visual Studio Code を {{ic|1=--force-device-scale-factor=}} オプション付きで実行して画面に合う適切なスケールを使用してください。 |
||
+ | |||
+ | 例えば、スケールファクタ 2 の場合は: |
||
+ | |||
+ | $ code --force-device-scale-factor=2 |
||
=== No such interface“org.freedesktop.Secret.Collection” === |
=== No such interface“org.freedesktop.Secret.Collection” === |
||
227行目: | 272行目: | ||
[https://code.visualstudio.com/docs/editor/settings-sync#_troubleshooting-keychain-issues settings-sync#_troubleshooting-keychain-issues] を参照してください。 |
[https://code.visualstudio.com/docs/editor/settings-sync#_troubleshooting-keychain-issues settings-sync#_troubleshooting-keychain-issues] を参照してください。 |
||
− | === |
+ | === VSCodium 使用時に Github との認証に失敗する === |
+ | |||
+ | Github アカウントに接続する場合、[https://github.com/VSCodium/vscodium/issues/401#issuecomment-631502370 このコメント]にあるように URLの "vscodium" を "vscode" に変更します。次に、識別トークンを VSCodium にコピーします。それでも失敗する場合は、[https://code.visualstudio.com/docs/editor/settings-sync#_troubleshooting-keychain-issues Visual Studio Code docs] や [https://github.com/microsoft/vscode/issues/92972#issuecomment-625751232 Github] で説明されているように、{{pkg|gnome-keyring}} のようなキーリングをインストールするか、新しいキーリングを作成してください。 |
||
+ | |||
+ | === An OS keyring couldn't be identified === |
||
+ | |||
+ | i3 などの一部のデスクトップ環境では、VSCode がキーリングの検出に失敗します。gnome-keyring を使用している場合、以下の設定を追加することで VSCode に gnome-keyring を強制的に使用させることができます: |
||
+ | |||
+ | {{hc|~/.vscode-oss/argv.json|2= |
||
+ | { |
||
+ | ... |
||
+ | "password-store": "gnome", |
||
+ | } |
||
+ | }} |
||
+ | |||
+ | 上記の設定ファイルのパスは {{pkg|code}} パッケージの場合です。別の VSCode フレーバを使用している場合は、{{ic|.vscode-oss}} の部分を書き換える必要があります。 |
||
+ | {{TranslationStatus|Visual Studio Code|2023-10-05|787498}} |
||
− | Github アカウントに接続する場合、[https://github.com/VSCodium/vscodium/issues/401#issuecomment-631502370 このコメント]にあるように URLの 「vscodium」を「vscode」に変更します。その後、識別トークンを VSCodium にコピーします。それでも失敗する場合は、[https://code.visualstudio.com/docs/editor/settings-sync#_troubleshooting-keychain-issues Visual Studio Code docs] や [https://github.com/microsoft/vscode/issues/92972#issuecomment-625751232 Github] にあるように、gnome-keyring のようなキーリングをインストールするか、新しいキーリングを作成します。 |
2023年10月5日 (木) 23:30時点における最新版
Code とは、Microsoft によって開発されているクロスプラットフォームのテキストエディタで、Electron フレームワーク上でビルドされています。Visual Studio Code は、MIT ライセンス Code - OSS リポジトリの1つのバイナリディストリビューションで、Microsoft 特有のカスタマイズがなされており、プロプライエタリライセンスのもとでリリースされています。この混合ライセンスに関する詳細は、この GitHub コメントを見てください。また、MIT ライセンスの VSCodium というバイナリリリースもあり、これはコミュニティで運営されていて、テレメトリ がデフォルトで無効化されています。
目次
- 1 インストール
- 2 使用方法
- 3 設定
- 4 トラブルシューティング
- 4.1 KDE/Plasma でグローバルメニューが機能しない
- 4.2 アイテムをゴミ箱に移動できない
- 4.3 C# をデバッグできない
- 4.4 Unable to open .csproj with OmniSharp server, invalid Microsoft.Common.props location
- 4.5 MSBuild が見つからないと OmniSharp でエラーが発生する
- 4.6 "Retry as Sudo" での保存がうまくいかない
- 4.7 キーボードのバリアントやキーマッピングがマッピングされない
- 4.8 Command "..." not found
- 4.9 Git: ssh_askpass: exec(/usr/lib/ssh/ssh-askpass): No such file or directory
- 4.10 統合ターミナルで文字が切れる
- 4.11 Wayland でテキストがぼやける
- 4.12 No such interface“org.freedesktop.Secret.Collection”
- 4.13 VSCodium 使用時に Github との認証に失敗する
- 4.14 An OS keyring couldn't be identified
インストール
Visual Studio Code は以下のフレーバが提供されています:
- Code - OSS — 公式の Arch Linux オープンソースリリース。Open VSX を有効化する設定が同梱されています。
- Visual Studio Code — プロプライエタリな Microsoft ブランドのリリース。
- VSCodium — コミュニティのオープンソースリリース。ソースコード内でテレメトリが無効化されており [1]、Open VSX の設定も同梱されています。
これらの異なるフレーバはすべて Code - OSS リポジトリからビルドされていますが、ライセンスとデフォルトの設定が異なっています。特に、プロプライエタリなビルドだけが、Microsoft の marketplace 使用と (OmniSharp C# Debugger などの) Microsoft のプロプライエタリな拡張機能の使用を許可されています。後者はハンドシェイク機構によって強制されており、迂回することはできません。"Visual Studio Code" ブランドのオープンソースビルドとプロプライエタリビルドの違いに関する詳細は、Code - OSS GitHub wiki を見てください。
拡張機能のサポート
Code の主な強みの1つとして、柔軟な API と Visual Studio Marketplace 上でホストされていますリッチな拡張エコシステムがあります。しかし、marketpace の利用規約 は Microsoft ブランドのリリースのみでの使用を許可しています。そのため、Code - OSS source には、設定済みの marketplace が含まれていません。上記のオープンソースのリリースは、Open VSIX 拡張レジストリを追加しますが、拡張機能の数は劣ります。この制限を回避することは可能です。
既知の回避策は:
.vsix
ファイルから手動で拡張機能をインストールする。.vsix
ファイルは Microsoft Visual Studio Code Marketplace から入手できます。- 拡張機能のメンテナに拡張機能を Open VSX registry にアップロードするように依頼する。
- 次のパッケージのうち、あなたが使用しているビルドと関連するものを使って、Microsoft Visual Studio Code Marketplace を追加する: code-marketplaceAUR/vscodium-bin-marketplaceAUR/vscodium-marketplaceAUR/code-oss-marketplaceAUR。これらのパッケージは、パッケージ更新のたびにこの Github コメントにあるように
product.json
ファイルにパッチを適用する Pacman フック をインストールします。
使用方法
code
を実行して、アプリケーションを起動します (または、他のリリースを使用している場合、code-gitAUR は code-git
を、vscodium-binAUR/vscodiumAUR/vscodium-gitAUR は codium
を実行します)。
何らかの理由で Visual Studio Code の複数のインスタンスを起動した場合、-n
フラグを使用できます。
設定
code は設定を ~/.config/Code - OSS/User/settings.json
に保存します。
visual-studio-code-binAUR は設定を ~/.config/Code/User/settings.json
に保存します。
vscodiumAUR や関連するパッケージは設定を ~/.config/VSCodium/User/settings.json
に保存します。
Code から Codium に (またはその逆) 移行する場合、設定ディレクトリはコピー/移動することができます。設定はコードベースの殆どを共有しているので、互換性があります。
統合ターミナル
View > Integrated Terminal や Ctrl + `
で統合ターミナルが開きます。
デフォルトでは追加の引数がない場合に Bash が使用されますが、この挙動は変更できます。
terminal.integrated.shell.linux
はデフォルトのシェルを設定し、terminal.integrated.shellArgs.linux
はそのシェルに渡される引数を設定します。
例:
~/.config/Code/User/settings.json
"terminal.integrated.shell.linux": "/usr/bin/fish", "terminal.integrated.shellArgs.linux": ["-l","-d 3"]
外部ターミナルで統合シェルの引数を設定するとプロンプトがおかしくなる場合があります。その行を削除してこの問題を解決するか、外部ターミナルを使用してください。
外部ターミナル
Arch のデフォルトターミナルとして Terminator を使っている場合、Visual Studio Code で次のようなエラーが発生します: Unable to launch debugger worker process (vsdbg) through the terminal. spawn truecolor ENOENT
。Visual Studio で使用するターミナルを別のターミナルに変更することで解決します (例: gnome-terminal)。
"terminal.external.linuxExec": "Your alternative terminal"
で実行デバッグのときに使用するデフォルトのターミナルを設定します。
例:
~/.config/Code/User/settings.json
"terminal.external.linuxExec": "gnome-terminal"
Wayland でネイティブに実行する
Visual Studio Code は Electron を使います。VSCode を Wayland 上でネイティブに動かす方法についての詳細は Wayland#Electron を見てください。しかし、一部のアプリケーションはシステムの electron を使用せず、独自のものを使用します。そのようなアプリケーションは標準の Electron フラグファイルを読み込みません。
ユーザ毎の設定ファイルを使用する場合、visual-studio-code-binAUR と code は両方 ~/.config/code-flags.conf
を読み込みます。これらのパッケージは、これらのオプションを読み込むパッチを当てたローダスクリプトを使用するので、この挙動はこれらのパッケージ固有のものであることに注意してください。
vscodium-binAUR を使用する場合、~/.config/codium-flags.conf
ファイルを使用してください。ターミナルから実行する場合、(vscodium
ではなく) codium
で実行してください。さもないと、ネイティブな Wayland ウィンドウが使用されません。
vscodiumAUR は設定ファイルを読み込みません (パッチを当てたローダスクリプトを使用しないからです)。
ネイティブなファイル選択ダイアログ
KDE を使用している場合、デフォルトでは VS Codium は GTK のファイル選択ダイアログを開きます。これを修正するには、環境変数 GTK_USE_PORTAL=1
を設定してください。
トラブルシューティング
KDE/Plasma でグローバルメニューが機能しない
Visual Studio Code は DBus を使用してメニューを Plasma に渡します。libdbusmenu-glib をインストールしてみてください。[2]
アイテムをゴミ箱に移動できない
デフォルトでは、Electron アプリは gio
を使用してファイルを削除します。Plasma が検出されると、代わりに kioclient5
が自動的に選択されます。環境変数 ELECTRON_TRASH
を設定することにより、異なるゴミ箱の実装を使用できます。
例えば、trash-cli を使ってファイルを削除する場合:
$ ELECTRON_TRASH=trash-cli code
本稿執筆時点で、Electron は kioclient5
、kioclient
、trash-cli
、gio
(デフォルト)、gvfs-trash
(非推奨) をサポートしています。詳細はこちらの ドキュメントページ
で確認できます。
C# をデバッグできない
C#.NET を (OmniSharp 拡張機能を使って) デバッグしたい場合、Microsoft ブランドの .NET リリースを (AUR から) インストールする必要があります。これは、.NET Core デバッガーが公式の Microsoft 製品でのみ使用できるようにライセンスされているからだと思われます。GitHub のディスカッションを見てください。
オープンソース版のパッケージを利用している場合は、デバッグは静かなメッセージで失敗します。デバッグコンソールは最初のメッセージが出力されるだけです:
You may only use the Microsoft .NET Core Debugger (vsdbg) with Visual Studio Code, Visual Studio or Visual Studio for Mac software to help you develop and test your applications.
オープンソース版のパッケージでデバッグする場合、netcoredbgAUR を利用できます。VS Code で実行するには、以下の設定をこのプロジェクトの .NET Core launch 設定に追加してください:
./.vscode/launch.json
"configurations": [ { ... "pipeTransport": { "pipeCwd": "${workspaceFolder}", "pipeProgram": "/usr/bin/bash", "pipeArgs": ["-c"], "debuggerPath": "/usr/bin/netcoredbg" } ...
Unable to open .csproj with OmniSharp server, invalid Microsoft.Common.props location
mono から適切な SDK バージョンの props に変更する必要があります。
/opt/dotnet/sdk/{VERSION}/Sdks/Microsoft.NET.Sdk/Sdk/Sdk.props
$(MSBuildExtensionsPath)\$(MSBuildToolsVersion)\Microsoft.Common.props
インポートを次のように変更します。
/opt/dotnet/sdk/{VERSION}/Sdks/Microsoft.NET.Sdk/Sdk/Sdk.props
/opt/dotnet/sdk/{VERSION}/Current/Microsoft.Common.props
MSBuild が見つからないと OmniSharp でエラーが発生する
OmniSharp introduction で説明されている通り、Arch Linux ユーザは mono-msbuild パッケージをインストールする必要があります。それがないと、以下のようなエラーが発生するかもしれません:
OmniSharp Log
[info]: OmniSharp.MSBuild.Discovery.MSBuildLocator Registered MSBuild instance: StandAlone 15.0 - "~/.vscode/extensions/ms-vscode.csharp-1.18.0/.omnisharp/1.32.11/omnisharp/msbuild/15.0/Bin" MSBuildExtensionsPath = /usr/lib/mono/xbuild BypassFrameworkInstallChecks = true CscToolPath = ~/.vscode/extensions/ms-vscode.csharp-1.18.0/.omnisharp/1.32.11/omnisharp/msbuild/15.0/Bin/Roslyn CscToolExe = csc.exe MSBuildToolsPath = ~/.vscode/extensions/ms-vscode.csharp-1.18.0/.omnisharp/1.32.11/omnisharp/msbuild/15.0/Bin TargetFrameworkRootPath = /usr/lib/mono/xbuild-frameworks System.TypeLoadException: Could not load type of field 'OmniSharp.MSBuild.ProjectManager:_queue' (13) due to: Could not load file or assembly 'System.Threading.Tasks.Dataflow, Version=4.5.24.0, Culture=neutral, PublicKeyToken=b03f5f7f11d50a3a' or one of its dependencies. ...
もしかするとビルドできるかもしれません (おそらく、mono がインストールされているかどうかにも依存しているのでしょう)
Omnisharp には独自の mono バージョンが同梱されています。Omnisharp がインストール済みの mono を見つけられない場合で、マシンにインストールされている "グローバルな" mono を検索するよう omnisharp を設定したい場合、以下を settings.json に追加してください:
settings.json
"omnisharp.useGlobalMono:"always"
"Retry as Sudo" での保存がうまくいかない
Microsoft は Arch パッケージのパッケージング方法 (バンドルされた Electron ではなくネイティブ) をサポートしていないため、この機能は code パッケージでは動きません。詳しくは FS#61516 と上流のバグレポートをご確認ください。
バイナリリリースの visual-studio-code-binAUR にはこの問題はなく、この機能は動作します。
キーボードのバリアントやキーマッピングがマッピングされない
GitHub の wiki によると、
- 一部の Linux ウィンドウマネージャでキーボードレイアウトを切り替えても、VS Code が現在のキーボードレイアウトを読み取るために使用する低レベルの X ウィンドウ API に変更が生じません。このため、VS Code は、現在アクティブなキーボードレイアウトではなく、他の設定されたキーボードレイアウトの 1 つを読み取ることになる場合があることを意味します。PR 歓迎...
wiki によると、2 つの可能な解決策があります。
setxkbmap -query
が最初のキーボードレイアウトとして、VS Codeで作業したいものを返すことを確認する。"keyboard.dispatch": "keyCode"
を使用し、VS Codeを再起動します。これで、VS Code がキーボードレイアウトを決定しようとするのを防ぐことができます。
Command "..." not found
Microsoft ブランドのリリースでは、拡張機能によってアクセスされる提案された特定の API の使用を許可されている拡張機能が product.json
ファイルにリストアップされています。Code - OSS と VSCodium にはこれらの値が存在しません (しかし、これはライセンスの問題というわけではないようです)。Marketplace の強制的な有効化とは異なり、以下の回避策は Microsoft によって推奨されています [3]。
この問題は、パッケージアップデートの時にそのファイルにパッチを当てる Pacman フックを導入することで解決できます:
- code の場合、code-featuresAUR をインストールしてください
- vscodiumAUR の場合、vscodium-featuresAUR をインストールしてください
- vscodium-binAUR の場合、vscodium-bin-featuresAUR をインストールしてください
また、関連するエントリを product.json
ファイルの extensionAllowedProposedApi
セクションに手動で追加することもできます:
- code の場合、
/usr/lib/code/product.json
を編集してください - vscodiumAUR の場合、
/usr/share/vscodium/resources/app/product.json
を編集してください - vscodium-binAUR の場合、
/opt/vscodium-bin/resources/app/product.json
を編集してください
Live Share を機能させる手動設定の例は [4]:
product.json
... "extensionAllowedProposedApi": [ "ms-vsliveshare.vsliveshare", "ms-vscode.node-debug", "ms-vscode.node-debug2" ] ...
最後に、GitHub のプルリクエスト拡張で説明されているように、コマンドラインフラグを使ってこれらのオプションを有効化することもできます。
product.json
を編集して上記の解決策を試すか、以下のオプションで VS Code を開いてください:
$ code --enable-proposed-api ms-vsliveshare.vsliveshare
また、この拡張機能を機能させるには、[5] にリストアップされている依存関係をインストールする必要があります。
Command 'remote-containers.openFolder' not found
FS#63374 でコメントされているように、remote-containers API を有効化して VS Code を開いてください:
$ code-oss --enable-proposed-api ms-vscode-remote.remote-containers
Command 'GitHub Pull Requests: Configure Remotes...' resulted in an error (command 'pr.configureRemotes' not found)
VS Code を以下のオプションで開いてください:
$ code --enable-proposed-api GitHub.vscode-pull-request-github
Git: ssh_askpass: exec(/usr/lib/ssh/ssh-askpass): No such file or directory
このエラーは、ssh-key が暗号化されていて ssh エージェントを使用できないため発生します。バグレポートを見てください。この問題は、SSH 鍵#x11-ssh-askpass のようなダイアログプロバイダか、代替品 (例えば、KDE の ksshaskpass) をインストールすることで解決できます。
注意点としては、ksshaskpass の場合、/usr/lib/ssh/ssh-askpass
からリンクを貼って VSCode がそれを見つけられるようにする必要があります:
# ln /usr/bin/ksshaskpass /usr/lib/ssh/ssh-askpass
または、以下の環境変数をシェルで設定してください ([6] を参照):
GIT_ASKPASS=ksshaskpass SSH_ASKPASS=ksshaskpass SSH_ASKPASS_REQUIRE=prefer
VSCode の内部 git-askpass を無効化するには、以下を追加してください:
~/.config/Code - OSS/User/settings.json
{ "git.useIntegratedAskPass": false }
統合ターミナルで文字が切れる
幅が大きすぎる文字は、切れてしまう場合があります。例えば、Deno stack-traces のイタリック太文字テキストなどです。
この問題は、"terminal.integrated.rendererType" を "experimentalWebgl" に設定することで回避できます。
Wayland でテキストがぼやける
Visual Studio Code はデフォルトで Xwayland 下で実行されます。そのせいで、HiDPI スクリーンを使用している場合にテキストがぼやける場合があります。この問題を修正するには、Electron を Wayland 下で実行するように強制してみてください。#Wayland でネイティブに実行する を見てください。
あるいは、あなたの Wayland 環境が Xwayland アプリケーションをスケーリングせずに実行するオプションを提供している場合、この問題を回避できます。この場合、Visual Studio Code を --force-device-scale-factor=
オプション付きで実行して画面に合う適切なスケールを使用してください。
例えば、スケールファクタ 2 の場合は:
$ code --force-device-scale-factor=2
No such interface“org.freedesktop.Secret.Collection”
settings-sync#_troubleshooting-keychain-issues を参照してください。
VSCodium 使用時に Github との認証に失敗する
Github アカウントに接続する場合、このコメントにあるように URLの "vscodium" を "vscode" に変更します。次に、識別トークンを VSCodium にコピーします。それでも失敗する場合は、Visual Studio Code docs や Github で説明されているように、gnome-keyring のようなキーリングをインストールするか、新しいキーリングを作成してください。
An OS keyring couldn't be identified
i3 などの一部のデスクトップ環境では、VSCode がキーリングの検出に失敗します。gnome-keyring を使用している場合、以下の設定を追加することで VSCode に gnome-keyring を強制的に使用させることができます:
~/.vscode-oss/argv.json
{ ... "password-store": "gnome", }
上記の設定ファイルのパスは code パッケージの場合です。別の VSCode フレーバを使用している場合は、.vscode-oss
の部分を書き換える必要があります。