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+ | [https://eclipse.org Eclipse] はユニバーサルな開発プラットフォームを目指している、オープンソースコミュニティプロジェクトです。Eclipse プロジェクトはクロスプラットフォームの統合開発環境 (IDE) として広く知られています。Arch Linux パッケージ (とこのガイド) は IDE を扱っています。 |
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+ | Eclipse IDE は主として Java で書かれていますが Java, C/C++, PHP, Perl, Python, Rust など様々な言語によるアプリケーション開発に使うことができます。また、IDE は subversion をサポートしており、タスク管理もできます。 |
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+ | == インストール == |
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+ | 以下のパッケージのどれかを [[インストール]] してください: |
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+ | * {{AUR|eclipse-jee}} Java EE 開発者向け |
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+ | * {{AUR|eclipse-cpp}} C/C++ 開発者向け |
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+ | * {{AUR|eclipse-platform}} 組み込みの Eclipse パッケージマネージャでユーザーごとにカスタマイズするのに適したベースプラットフォームです。 |
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+ | 上記のパッケージを複数同時にインストールすることはできません。{{Bug|45577}} を参照。上記の中で一番必要なパッケージをインストールした後、別の言語を追加する必要があるときは [[#プラグイン|プラグイン]] を使用してください。 |
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+ | == プラグイン == |
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+ | '''pacman''' を使うことで多くのプラグインは簡単にインストールできます (詳しくは [[Eclipse プラグインパッケージガイドライン]]を見て下さい)。また、pacman を使うことでプラグインは最新状態に保たれます。他に、[[#Eclipse Marketplace|Eclipse Marketplace]] や Eclipse 内蔵の[[#プラグインマネージャ|プラグインマネージャ]]を使う方法もあります。 |
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+ | === デフォルトのアップデートサイトを追加 === |
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+ | あなたの使用している Eclipse のバージョンにあった、デフォルトのアップデートサイトが設定されていることを確認してください。プラグインが依存するパッケージは自動的にインストールされます。Eclipse の最新バージョンは Oxygen で、デフォルトのアップデートサイトは次になります: http://download.eclipse.org/releases/oxygen 。Help > Install new Software > Add を選択して、後でアップデートサイトがわかるように名前を付けて下さい。例えば: Oxygen Software Repository。そして url を入力します。 |
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+ | === Eclipse Marketplace === |
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+ | {{Note|あらかじめ[[#デフォルトのアップデートサイトを追加|デフォルトのアップデートサイトの追加]]セクションに従ってアップデートサイトを追加しておいて下さい。}} |
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+ | Eclipse Marketplace を使用するには、まずインストールを行ってください: Help > Install new software > Switch to the default update site > General Purpose Tools > Marketplace Client を開きます。Eclipse を再起動すれば Help > Eclipse Marketplace から使用することができるようになります。 |
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+ | === プラグインマネージャ === |
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+ | {{Note|あらかじめ[[#デフォルトのアップデートサイトを追加|デフォルトのアップデートサイトの追加]]セクションに従ってアップデートサイトを追加しておいて下さい。}} |
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+ | Eclipse のプラグインマネージャを使用することで Eclipse のリポジトリからプラグインをダウンロード・インストールすることができます。その場合、プラグインのウェブサイトで必要なリポジトリを確認してから、''Help > Install New Software...'' を開き、''Work with'' フィールドにリポジトリを入力、そして下のリストからインストールするプラグインを選択して指示に従ってください。 |
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+ | {{Note| |
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+ | * Eclipse のプラグインマネージャを使用してプラグインをインストールする場合、root で Eclipse を起動することを推奨します: その場合プラグインは {{ic|/usr/lib/eclipse/plugins/}} にインストールされます。通常ユーザーでインストールした場合、{{ic|~/.eclipse/}} 内のバージョン別のフォルダに保存されるため、Eclipse のアップグレードを行うと認識されなくなります。 |
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+ | * 日常的に Eclipse を root で使用してはいけません。 |
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+ | }} |
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+ | ==== プラグインマネージャでアップデート ==== |
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+ | Eclipse を起動して ''Help > Check for Updates'' を選択してください。上のセクションで推奨しているように root でプラグインをインストールした場合、root で Eclipse を起動する必要があります。 |
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+ | プラグインをアップデートするために、プラグインのアップデートリポジトリが ''Window > Preferences > Install/Update > Available Software Sites'' で有効になっていることを確認してください: プラグインのリポジトリは各プラグインのプロジェクトウェブサイトで確認できます。リポジトリを追加・編集・削除する際は ''Available Software Sites'' パネルの右にあるボタンを使ってください。Eclipse 4.5 (Mars) の場合、以下のリポジトリが有効になっていることを確認してください: |
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+ | http://download.eclipse.org/releases/mars |
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+ | アップデート通知を受信するには、''Window > Preferences > Install/Update > Automatic Updates'' を開きます。root でインストールしたプラグインの通知を受信したい場合、root で Eclipse を起動して ''Window > Preferences > Install/Update > Available Software Sites'' を開き、インストールしたプラグインのリポジトリを選択して ''Export'' してください。その後、通常ユーザーで Eclipse を起動してから同じパネルでリポジトリを ''Import'' します。 |
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+ | === プラグイン一覧 === |
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+ | * {{App|AVR|AVR マイクロコントローラプラグイン。|http://avr-eclipse.sourceforge.net/wiki/index.php/The_AVR_Eclipse_Plugin|{{AUR|eclipse-avr}}}} |
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+ | * {{App|Aptana|HTML5/CSS3/JavaScript/Ruby/Rails/PHP/Pydev/Django のサポート。スタンドアロンのアプリケーションとしても使えます。|http://www.aptana.com/|{{AUR|aptana-studio}}}} |
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+ | * {{App|IvyDE|IvyDE 依存関係マネージャ。|https://ant.apache.org/ivy/ivyde/|{{AUR|eclipse-ivyde}}}} |
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+ | * {{App|Markdown|Eclipse 用の Markdown エディタプラグイン。|http://www.winterwell.com/software/markdown-editor.php|{{AUR|eclipse-markdown}}}} |
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+ | * {{App|PyDev|[[Python]] のサポート。|http://pydev.org/|{{AUR|eclipse-pydev}}}} |
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+ | * {{App|Subclipse|[[Subversion]] のサポート。|https://github.com/subclipse/subclipse|{{AUR|eclipse-subclipse}}}} |
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+ | * {{App|Subversive|Subversion のサポート。|https://www.eclipse.org/subversive/|{{AUR|eclipse-subversive}}}} |
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+ | * {{App|TestNG|TestNG のサポート。|http://testng.org/doc/eclipse.html|{{AUR|eclipse-testng}}}} |
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+ | * {{App|TeXlipse|[[LaTeX]] のサポート。|http://texlipse.sourceforge.net/|{{AUR|eclipse-texlipse}}}} |
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+ | * {{App|Checkstyle|Eclipse Checkstyle のサポート。|http://eclipse-cs.sourceforge.net/|{{AUR|eclipse-checkstyle}}}} |
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+ | == javadoc との統合を有効にする == |
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+ | Java の標準メソッドにマウスポインタを乗せたときに API エントリを表示する方法。 |
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+ | === オンライン版 === |
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+ | |||
+ | マシンから常時インターネットに接続している場合、オンラインドキュメントを使うことができます: |
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+ | |||
+ | # ''Window > Preferences'' から、''Java > Installed JREs'' を開いて下さい。 |
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+ | # "Standard VM" タイプの "java" が存在するので、それを選択して ''Edit'' をクリック。 |
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+ | # "JRE system libraries:" の下の {{ic|/usr/lib/jvm/java-8-openjdka/jre/lib/rt.jar}} アイテムを選択して、''Javadoc Location...'' をクリック。 |
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+ | # "Javadoc location path:" テキストフィールドに "https://docs.oracle.com/javase/8/docs/api/" と入力します。 |
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+ | {{Note| |
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+ | * インターネット接続が遅い場合、インターネットから javadoc を取得するのに時間がかかることがあります。[[Eclipse#オフライン版|オフラインバージョン]] を検討してください。 |
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+ | * 従量制のインターネット接続では、インターネットから Javadoc を取得すると、月末に高額なインターネット料金が請求される可能性があります。[[Eclipse#オフライン版|オフラインバージョン]] を検討してください。 |
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+ | }} |
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+ | === オフライン版 === |
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+ | {{Pkg|openjdk8-doc}} パッケージをインストールすることでドキュメントをローカルに保存することが可能です。Eclipse は javadocs を自動的に検出します。自動検出が行われない場合、rt.jar の Javadoc の位置を {{ic|file:/usr/share/doc/java8-openjdk/api}} に設定してください。 |
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+ | == トラブルシューティング == |
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+ | === ダークテーマ === |
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+ | Eclipse は、''Window > Preferences > General > Appearance'' で ''Dark'' テーマを選択して有効にすることができます。 |
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+ | |||
+ | ダークテーマは GTK テーマの色ではなく、独自の色を使用します。GTK の色設定を完全に尊重したい場合は、{{ic|/usr/lib/eclipse/plugins/org.eclipse.ui.themes_''version''/css/}} のすべての .css ファイルを削除するか、バックアップ用のサブフォルダに移動して、{{ic|''version''}} を適切なバージョン番号に置き換えてください。 |
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+ | |||
+ | === デフォルトのウィンドウタイトルのフォントサイズを変更 === |
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+ | |||
+ | Eclipse の設定からウィンドウタイトルのフォントサイズを変更することはできません。テーマの .css ファイルを編集する必要があります。Eclipse のアップデートで、変更した設定は戻ってしまうので注意してください。編集するファイルは以下のディレクトリにあります: |
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+ | /usr/share/eclipse/plugins/org.eclipse.platform_4.3.<your version number>/css |
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+ | テキストエディタで適切なファイルを開いて下さい。例えば "GTK theme" を使用している場合、{{ic|e4_default_gtk.css}} を編集します。ファイルの中にある .MPartStack を探して、font-size を適当なサイズに変更してください: |
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+ | .MPartStack { |
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+ | font-size: 9; |
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+ | swt-simple: false; |
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+ | swt-mru-visible: false; |
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+ | } |
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+ | |||
+ | === Freshplayerplugin === |
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+ | |||
+ | Eclipse は {{AUR|freshplayerplugin}} と互換性がありません。https://github.com/i-rinat/freshplayerplugin/issues/298 を見てください。 |
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+ | |||
+ | === Show in System Explorer が機能しない === |
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+ | |||
+ | [http://help.eclipse.org/luna/index.jsp?topic=%2Forg.eclipse.platform.doc.user%2Freference%2Fref-9.htm&cp=0_4_1_52 こちらのガイド] を見てください。'''Window''' > '''Preferences''' > '''General''' > '''Workspace''' からシステムエクスプローラを起動するコマンドを変更してください。Xfce ユーザーであれば {{ic|thunar ${selected_resource_uri} }} に変更することでフォルダを [[Thunar]] で開けます。 |
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+ | |||
+ | == 参照 == |
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+ | |||
+ | * [https://www.ibm.com/developerworks/library/os-ecl-subversion/ How to use Subversion with Eclipse] |
2023年11月6日 (月) 21:58時点における最新版
Eclipse はユニバーサルな開発プラットフォームを目指している、オープンソースコミュニティプロジェクトです。Eclipse プロジェクトはクロスプラットフォームの統合開発環境 (IDE) として広く知られています。Arch Linux パッケージ (とこのガイド) は IDE を扱っています。
Eclipse IDE は主として Java で書かれていますが Java, C/C++, PHP, Perl, Python, Rust など様々な言語によるアプリケーション開発に使うことができます。また、IDE は subversion をサポートしており、タスク管理もできます。
目次
インストール
以下のパッケージのどれかを インストール してください:
- eclipse-jeeAUR Java EE 開発者向け
- eclipse-javaAUR Java 開発者向け
- eclipse-rcpAUR RCP および RAP 開発者向け
- eclipse-cppAUR C/C++ 開発者向け
- eclipse-phpAUR PHP 開発者向け
- eclipse-platformAUR 組み込みの Eclipse パッケージマネージャでユーザーごとにカスタマイズするのに適したベースプラットフォームです。
上記のパッケージを複数同時にインストールすることはできません。FS#45577 を参照。上記の中で一番必要なパッケージをインストールした後、別の言語を追加する必要があるときは プラグイン を使用してください。
プラグイン
pacman を使うことで多くのプラグインは簡単にインストールできます (詳しくは Eclipse プラグインパッケージガイドラインを見て下さい)。また、pacman を使うことでプラグインは最新状態に保たれます。他に、Eclipse Marketplace や Eclipse 内蔵のプラグインマネージャを使う方法もあります。
デフォルトのアップデートサイトを追加
あなたの使用している Eclipse のバージョンにあった、デフォルトのアップデートサイトが設定されていることを確認してください。プラグインが依存するパッケージは自動的にインストールされます。Eclipse の最新バージョンは Oxygen で、デフォルトのアップデートサイトは次になります: http://download.eclipse.org/releases/oxygen 。Help > Install new Software > Add を選択して、後でアップデートサイトがわかるように名前を付けて下さい。例えば: Oxygen Software Repository。そして url を入力します。
Eclipse Marketplace
Eclipse Marketplace を使用するには、まずインストールを行ってください: Help > Install new software > Switch to the default update site > General Purpose Tools > Marketplace Client を開きます。Eclipse を再起動すれば Help > Eclipse Marketplace から使用することができるようになります。
プラグインマネージャ
Eclipse のプラグインマネージャを使用することで Eclipse のリポジトリからプラグインをダウンロード・インストールすることができます。その場合、プラグインのウェブサイトで必要なリポジトリを確認してから、Help > Install New Software... を開き、Work with フィールドにリポジトリを入力、そして下のリストからインストールするプラグインを選択して指示に従ってください。
プラグインマネージャでアップデート
Eclipse を起動して Help > Check for Updates を選択してください。上のセクションで推奨しているように root でプラグインをインストールした場合、root で Eclipse を起動する必要があります。
プラグインをアップデートするために、プラグインのアップデートリポジトリが Window > Preferences > Install/Update > Available Software Sites で有効になっていることを確認してください: プラグインのリポジトリは各プラグインのプロジェクトウェブサイトで確認できます。リポジトリを追加・編集・削除する際は Available Software Sites パネルの右にあるボタンを使ってください。Eclipse 4.5 (Mars) の場合、以下のリポジトリが有効になっていることを確認してください:
http://download.eclipse.org/releases/mars
アップデート通知を受信するには、Window > Preferences > Install/Update > Automatic Updates を開きます。root でインストールしたプラグインの通知を受信したい場合、root で Eclipse を起動して Window > Preferences > Install/Update > Available Software Sites を開き、インストールしたプラグインのリポジトリを選択して Export してください。その後、通常ユーザーで Eclipse を起動してから同じパネルでリポジトリを Import します。
プラグイン一覧
- AVR — AVR マイクロコントローラプラグイン。
- Aptana — HTML5/CSS3/JavaScript/Ruby/Rails/PHP/Pydev/Django のサポート。スタンドアロンのアプリケーションとしても使えます。
- IvyDE — IvyDE 依存関係マネージャ。
- Markdown — Eclipse 用の Markdown エディタプラグイン。
- PyDev — Python のサポート。
- Subclipse — Subversion のサポート。
- Subversive — Subversion のサポート。
- TestNG — TestNG のサポート。
- TeXlipse — LaTeX のサポート。
- Checkstyle — Eclipse Checkstyle のサポート。
javadoc との統合を有効にする
Java の標準メソッドにマウスポインタを乗せたときに API エントリを表示する方法。
オンライン版
マシンから常時インターネットに接続している場合、オンラインドキュメントを使うことができます:
- Window > Preferences から、Java > Installed JREs を開いて下さい。
- "Standard VM" タイプの "java" が存在するので、それを選択して Edit をクリック。
- "JRE system libraries:" の下の
/usr/lib/jvm/java-8-openjdka/jre/lib/rt.jar
アイテムを選択して、Javadoc Location... をクリック。 - "Javadoc location path:" テキストフィールドに "https://docs.oracle.com/javase/8/docs/api/" と入力します。
オフライン版
openjdk8-doc パッケージをインストールすることでドキュメントをローカルに保存することが可能です。Eclipse は javadocs を自動的に検出します。自動検出が行われない場合、rt.jar の Javadoc の位置を file:/usr/share/doc/java8-openjdk/api
に設定してください。
トラブルシューティング
ダークテーマ
Eclipse は、Window > Preferences > General > Appearance で Dark テーマを選択して有効にすることができます。
ダークテーマは GTK テーマの色ではなく、独自の色を使用します。GTK の色設定を完全に尊重したい場合は、/usr/lib/eclipse/plugins/org.eclipse.ui.themes_version/css/
のすべての .css ファイルを削除するか、バックアップ用のサブフォルダに移動して、version
を適切なバージョン番号に置き換えてください。
デフォルトのウィンドウタイトルのフォントサイズを変更
Eclipse の設定からウィンドウタイトルのフォントサイズを変更することはできません。テーマの .css ファイルを編集する必要があります。Eclipse のアップデートで、変更した設定は戻ってしまうので注意してください。編集するファイルは以下のディレクトリにあります:
/usr/share/eclipse/plugins/org.eclipse.platform_4.3.<your version number>/css
テキストエディタで適切なファイルを開いて下さい。例えば "GTK theme" を使用している場合、e4_default_gtk.css
を編集します。ファイルの中にある .MPartStack を探して、font-size を適当なサイズに変更してください:
.MPartStack { font-size: 9; swt-simple: false; swt-mru-visible: false; }
Freshplayerplugin
Eclipse は freshplayerpluginAUR と互換性がありません。https://github.com/i-rinat/freshplayerplugin/issues/298 を見てください。
Show in System Explorer が機能しない
こちらのガイド を見てください。Window > Preferences > General > Workspace からシステムエクスプローラを起動するコマンドを変更してください。Xfce ユーザーであれば thunar ${selected_resource_uri}
に変更することでフォルダを Thunar で開けます。