「CrashPlan」の版間の差分
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ヘッドレスサーバーの {{ic|/etc/ssh/sshd_config}} で {{ic|X11Forwarding}} が {{ic|yes}} に設定されていることを確認し、X11 を実行している別のマシンから、{{ic|-Y}} で SSH 接続し、リモートシェルから {{ic|CrashPlanDesktop}} を実行します。ヘッドレスマシンのウィンドウがローカルの X11 サーバーに表示されます。問題があれば {{ic|/opt/crashplan/log/ui_error.log}} を確認してください。 |
ヘッドレスサーバーの {{ic|/etc/ssh/sshd_config}} で {{ic|X11Forwarding}} が {{ic|yes}} に設定されていることを確認し、X11 を実行している別のマシンから、{{ic|-Y}} で SSH 接続し、リモートシェルから {{ic|CrashPlanDesktop}} を実行します。ヘッドレスマシンのウィンドウがローカルの X11 サーバーに表示されます。問題があれば {{ic|/opt/crashplan/log/ui_error.log}} を確認してください。 |
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+ | CrashPlan v4.x 以前では、クライアントとデーモンはデフォルトでポート 4243 で通信します。したがって、ヘッドレスサーバー上で CrashPlan デーモンを設定する簡単な方法は、SSH トンネルを作成することです。 |
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+ | # サーバー上で CrashPlan デーモンを [[起動]] します。 |
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+ | # SSH トンネルを作成する。クライアントで {{ic|ssh -N -L 4243:localhost:4243 headless.example.com}} |
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+ | # CrashPlan クライアントを起動する。(ここでの実行ファイルは {{ic|CrashPlanDesktop}} という名前です) |
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+ | ローカルサーバーとリモートサーバーの認証トークンは、({{ic|/var/lib/crashplan/.ui_info}} にあります) これらは、一致する必要があることに注意してください。さらに多くのアイデアが次の Web サイトで見つかります。 |
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+ | * CrashPlan のサポートサイト [https://web.archive.org/web/20210224184059/https://support.code42.com/CrashPlan/4/Configuring/Use_CrashPlan_on_a_headless_computer 詳細] では、クライアント (CrashPlan Desktop) からデーモン (CrashPlan Engine) に SSH トンネルを通してトラフィックをトンネリングする少し複雑な方法が紹介されています。 |
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+ | * [https://www.liquidstate.net/how-to-manage-your-crashplan-server-remotely/ Bryan Ross による投稿] では、CrashPlan デスクトップを CrashPlan エンジンに直接接続する方法について詳しく説明しています。この方法は、SSH トンネルを介してトラフィックをトンネリングするよりも安全性が劣る可能性があることに注意してください。 |
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==トラブルシューティング== |
==トラブルシューティング== |
2023年11月10日 (金) 12:47時点における版
CrashPlan はリモートサーバーや他のコンピュータ、ハードドライブなどにデータをバックアップするバックアッププログラムです。クラウドサーバーにバックアップするには月額課金が必要です。
目次
インストール
crashplan-proAUR を インストール して下さい。
基本的な使い方
CrashPlan のグラフィカルユーザーインターフェイスにアクセスする前に、crashplan-pro.service
ユニットを 起動 する必要があります。
CrashPlan は、グラフィカルユーザーインターフェイスを通じて完全に設定できます。グラフィカルインターフェイスを開始するには:
$ CrashPlanDesktop
システム起動時に CrashPlan が自動的に開始されるようにするには、systemd ユニットを 有効化 します。
ヘッドレスサーバーで Crashplan を実行
ヘッドレスサーバーでの CrashPlan の実行は正式にサポートされていません。ただし、実行することは可能です。
CrashPlan デーモンの設定ファイル (/opt/crashplan/conf
) は、分かりづらい XML 形式であり、CrashPlan クライアントによって編集されることを目的としています。
CrashPlan 5 では新しいクライアントが導入されましたが、残念ながらローカルクライアントを使用したリモートサーバーの設定のサポートが廃止されたため、X11 転送を使用する必要があります。
SSH 経由での X11 転送
ヘッドレスサーバーの /etc/ssh/sshd_config
で X11Forwarding
が yes
に設定されていることを確認し、X11 を実行している別のマシンから、-Y
で SSH 接続し、リモートシェルから CrashPlanDesktop
を実行します。ヘッドレスマシンのウィンドウがローカルの X11 サーバーに表示されます。問題があれば /opt/crashplan/log/ui_error.log
を確認してください。
ローカルクライアント
CrashPlan v4.x 以前では、クライアントとデーモンはデフォルトでポート 4243 で通信します。したがって、ヘッドレスサーバー上で CrashPlan デーモンを設定する簡単な方法は、SSH トンネルを作成することです。
- サーバー上で CrashPlan デーモンを 起動 します。
- SSH トンネルを作成する。クライアントで
ssh -N -L 4243:localhost:4243 headless.example.com
- CrashPlan クライアントを起動する。(ここでの実行ファイルは
CrashPlanDesktop
という名前です)
ローカルサーバーとリモートサーバーの認証トークンは、(/var/lib/crashplan/.ui_info
にあります) これらは、一致する必要があることに注意してください。さらに多くのアイデアが次の Web サイトで見つかります。
- CrashPlan のサポートサイト 詳細 では、クライアント (CrashPlan Desktop) からデーモン (CrashPlan Engine) に SSH トンネルを通してトラフィックをトンネリングする少し複雑な方法が紹介されています。
- Bryan Ross による投稿 では、CrashPlan デスクトップを CrashPlan エンジンに直接接続する方法について詳しく説明しています。この方法は、SSH トンネルを介してトラフィックをトンネリングするよりも安全性が劣る可能性があることに注意してください。
トラブルシューティング
接続の待機
システムによってはインターネット接続が確立するまで CrashPlan が待機しないことがあります。NetworkManager を使用している場合、networkmanager-dispatcher-crashplan-systemdAUR[リンク切れ: アーカイブ: aur-mirror] をインストールすることで接続が確立したときに CrashPlan のサービスを自動的に再起動させることができます。
バックアップの待機
«Waiting for Backup» でバックアップが止まってしまう場合、おそらく一時ディレクトリに CrashPlan がアクセスできないか noexec
でマウントされています。CrashPlan ではデフォルトの Java の一時ディレクトリ (通常は /tmp
) を使います。noexec
マウントオプションを削除するか (推奨されません) または CrashPlan が使用する一時ディレクトリを変更してください。
CrashPlan が使用する一時ディレクトリを変更するには、/opt/crashplan/bin/run.conf
を開いて -Djava.io.tmpdir=/new-tempdir
を SRV_JAVA_OPTS
に追加します、例:
SRV_JAVA_OPTS="-Djava.io.tmpdir=/var/tmp/crashplan -Dfile.encoding=UTF-8 …
新しい一時ディレクトリを作成して CrashPlan のユーザーがアクセスできることを確認してください。
# mkdir /var/tmp/crashplan
CrashPlan を再起動します:
# systemctl restart crashplan
Desktop GUI が起動時にクラッシュする
GNOME 3 がインストールされている場合、または libwebkit-gtk がインストールされている場合、起動時に GUI がクラッシュする問題が発生することがあります。こちら の手順に従うことで修正できます。
メモリ不足
大量のファイル (100,000 以上) をバックアップに設定する場合、デフォルトの最大ヒープサイズは小さすぎます。ヒープが一杯になると、サーバーは何もエラーを表示せずに再起動を行い、メモリーが限界になるまで再起動し続けます。サービスが再起動するたびに /opt/crashplan/bin
に小さなログファイルが大量に作成されるのでわかります (いつまでも問題に気づかないと際限なく数は膨らみます)。ヒープサイズの上限を上げるには、/opt/crashplan/bin/run.conf
の -Xmx
オプションを適当な値に調整してください。
リアルタイム保護
バックアップのリアルタイム保護を使用して、大量のファイルをバックアップする場合、デフォルトのシステム設定ではリアルタイムですべてのファイルを処理することができません。syslog のジャーナルに "inotify_add_watch: No space left on device" というようなログが発生するのでわかります。こちら の指示に従って inotify の max_user_watches を大きな値に設定することで問題は解決します。