「Oil Shell」の版間の差分

提供: ArchWiki
ナビゲーションに移動 検索に移動
(翻訳)
 
(他言語へのリンクを追加)
 
(2人の利用者による、間の5版が非表示)
1行目: 1行目:
[[Category:コマンドシェル]]
+
[[Category:コマンドラインシェル]]
 
[[en:OSH]]
 
[[en:OSH]]
  +
[[zh-hans:Oil Shell]]
 
'''OSH''' (Oil Shell) は Bash 互換の UNIX [[コマンドラインシェル]]です。OSH は GNU/Linux など様々な UNIX ライクなオペレーティングシステムで動作します。[[Python]] (v2.7) で書かれていますが、ネイティブの実行ファイルが含まれています。OSH が使用する Bash の方言は OSH 言語と呼ばれます。
 
'''OSH''' (Oil Shell) は Bash 互換の UNIX [[コマンドラインシェル]]です。OSH は GNU/Linux など様々な UNIX ライクなオペレーティングシステムで動作します。[[Python]] (v2.7) で書かれていますが、ネイティブの実行ファイルが含まれています。OSH が使用する Bash の方言は OSH 言語と呼ばれます。
   
30行目: 31行目:
 
== アンインストール ==
 
== アンインストール ==
   
  +
こちらを参照して下さい。[[コマンドラインシェル#シェルのアンインストール]]
デフォルトシェルを変更してから {{AUR|osh}} パッケージを削除してください。
 
   
  +
== トラブルシューティング ==
{{Warning|以下の手順で削除しないとユーザーからシェルが使えなくなる可能性があります。}}
 
   
  +
再現可能なバグ/エラーは [https://github.com/oilshell/oil/issues Github] で報告されている場合があります。レポートを提出するときは、OSH が 冗長モードで実行されているときの出力を含めてください。冗長モードを有効にするには、次のコマンドを実行します:
以下のコマンドを実行:
 
   
  +
$> export OVM_VERBOSE=1
$ chsh -s /bin/bash ''user''
 
 
''osh'' をログインシェルに設定した全てのユーザーで上記のコマンドを実行してください (必要であれば root も)。完了したら {{AUR|osh}} パッケージを削除してかまいません。
 
 
もしくは root で {{ic|/etc/passwd}} を編集してデフォルトシェルを [[Bash]] に戻してください。
 
 
{{Warning|{{ic|/etc/passwd}} を編集するときは {{ic|vipw}} を使うことを推奨します。不正なエントリを作ってしまったり構文エラーが発生するのを避けることができます。}}
 
 
例えば、以下のようになっている場合:
 
 
''username'':x:1000:1000:''Full Name'',,,:/home/''username'':/bin/osh
 
 
以下のように変更:
 
 
''username'':x:1000:1000:''Full Name'',,,:/home/''username'':/bin/bash
 
   
 
== 参照 ==
 
== 参照 ==

2024年1月24日 (水) 00:44時点における最新版

OSH (Oil Shell) は Bash 互換の UNIX コマンドラインシェルです。OSH は GNU/Linux など様々な UNIX ライクなオペレーティングシステムで動作します。Python (v2.7) で書かれていますが、ネイティブの実行ファイルが含まれています。OSH が使用する Bash の方言は OSH 言語と呼ばれます。

インストール

oshAUR パッケージをインストールしてください。

スモークテスト

ターミナルで以下のコマンドを実行して OSH が正しくインストールされたことを確認:

$> osh

OSH セッションが起動してシェルプロンプトが以下のように変化します:

osh$

OSH セッションでインストールしたバイナリを呼び出してみて出力が正しいか確認してください。

例:

osh$ ls
...

OSH をデフォルトシェルに設定

コマンドシェル#デフォルトシェルを変更するを見てください。

アンインストール

こちらを参照して下さい。コマンドラインシェル#シェルのアンインストール

トラブルシューティング

再現可能なバグ/エラーは Github で報告されている場合があります。レポートを提出するときは、OSH が 冗長モードで実行されているときの出力を含めてください。冗長モードを有効にするには、次のコマンドを実行します:

$> export OVM_VERBOSE=1

参照