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[http://st.suckless.org/ st] は [http://suckless.org suckless] による [[Xorg|X]] 向けのシンプルなターミナル実装です。[[xterm]] や [[urxvt]] を置き換える軽量なターミナルとして作られました。st は現在、256色、ほとんどの VT10X エスケープシーケンス、UTF-8、X11 コピー/ペースト、フォントのアンチエイリアス (fontconfig を使用)、フォールバックフォント、リサイズ、config.h によるショートカット、線画をサポートしています。
 
[http://st.suckless.org/ st] は [http://suckless.org suckless] による [[Xorg|X]] 向けのシンプルなターミナル実装です。[[xterm]] や [[urxvt]] を置き換える軽量なターミナルとして作られました。st は現在、256色、ほとんどの VT10X エスケープシーケンス、UTF-8、X11 コピー/ペースト、フォントのアンチエイリアス (fontconfig を使用)、フォールバックフォント、リサイズ、config.h によるショートカット、線画をサポートしています。
   
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{{AUR|st}} または {{AUR|st-git}} パッケージを[[インストール]]してください。
 
{{AUR|st}} または {{AUR|st-git}} パッケージを[[インストール]]してください。
   
* [[Wayland]] では、st は Xwayland を使用します。Xwayland メモリフットプリントを回避して同様のターミナルを使用したい場合、、{{AUR|wterm-git}} の使用を検討してください
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* [[Wayland]] では、st は Xwayland を使用します。現時点では、利用可能なアクティブな Wayland ポートはありません。Xwayland メモリフットプリントは避けられません
   
 
== 設定 ==
 
== 設定 ==
''st'' は {{ic|config.h}} ファイルで設定します。コンパイル時に {{ic|config.h}} からコピーされます。デフォルトの {{ic|config.def.h}} はソースに含まれています。
 
   
[[PKGBUILD]] {{ic|config.h}} を自分でメンテナンスするようにしてください。
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''st'' は、コンパイル時にコピーされる {{ic|config.h}} ファイルを介して構成されます。デフォルトは、ソースに含まれている{{ic|config.def.h}} です。独自の {{ic|config.h}} と [[PKGBUILD]] を自分でメンテナンスするようにしてください。
   
 
=== シェル ===
 
=== シェル ===
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''st'' のデフォルトシェルを変更するには、以下の行を編集:
 
''st'' のデフォルトシェルを変更するには、以下の行を編集:
   
static char shell[] = "/bin/sh";
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static char *shell = "/bin/sh";
   
 
または、'st' の起動時にオプションの最後にシェルを指定します。
 
または、'st' の起動時にオプションの最後にシェルを指定します。
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ターミナルのタイプを変更するには、以下の行を編集:
 
ターミナルのタイプを変更するには、以下の行を編集:
   
static char termname[] = "st-256color";
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static char *termname = "st-256color";
   
 
''st'' は {{ic|termname}} の値を {{ic|TERM}} 変数に設定します。
 
''st'' は {{ic|termname}} の値を {{ic|TERM}} 変数に設定します。
 
{{note|''st'' で問題が発生する場合、{{ic|termname}} を {{ic|xterm}} や {{ic|xterm-256color}} に設定してみてください。}}
 
   
 
=== フォント ===
 
=== フォント ===
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以下の行を自由に編集してください:
 
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static char font[] = "Liberation Mono:pixelsize=12:antialias=false:autohint=false";
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static char *font = "Liberation Mono:pixelsize=12:antialias=false:autohint=false";
   
 
コマンドラインでフォントの名前を指定することもできます:
 
コマンドラインでフォントの名前を指定することもできます:
   
 
$ st -f "Liberation Mono:size=12"
 
$ st -f "Liberation Mono:size=12"
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$ st -f 'Liberation Mono-12'
   
フォント名は fc-list で見つけることができます。
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フォント名は {{ic|fc-list}} で見つけることができます。
   
 
=== カーソル ===
 
=== カーソル ===
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以下の行を編集することで''前景''・''背景''・''カーソル''の色を設定できます:
 
以下の行を編集することで''前景''・''背景''・''カーソル''の色を設定できます:
   
static unsigned int defaultfg = 7;
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unsigned int defaultfg = 7;
static unsigned int defaultbg = 0;
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unsigned int defaultbg = 0;
 
static unsigned int defaultcs = 256;
 
static unsigned int defaultcs = 256;
   
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static const char *colorname[] = {
 
static const char *colorname[] = {
/* 8 normal colors */
+
/* 8 normal colors */
"black",
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"black",
"red3",
+
"red3",
"green3",
+
"green3",
"yellow3",
+
"yellow3",
"blue2",
+
"blue2",
"magenta3",
+
"magenta3",
"cyan3",
+
"cyan3",
"gray90",
+
"gray90",
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/* 8 bright colors */
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/* 8 bright colors */
"gray50",
+
"gray50",
"red",
+
"red",
"green",
+
"green",
"yellow",
+
"yellow",
"#5c5cff",
+
"#5c5cff",
"magenta",
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"magenta",
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"white",
+
"white",
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[255] = 0,
+
[255] = 0,
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/* more colors can be added after 255 to use with DefaultXX */
+
/* more colors can be added after 255 to use with DefaultXX */
"#cccccc",
+
"#cccccc",
"#eeeeee",
+
"#eeeeee",
"#111111",
+
"#111111",
};
+
};
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/*
 
/*
 
* Default colors (colorname index)
 
* Default colors (colorname index)
 
* foreground, background, cursor
 
* foreground, background, cursor
 
*/
 
*/
static unsigned int defaultfg = 257;
+
unsigned int defaultfg = 257;
static unsigned int defaultbg = 258;
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unsigned int defaultbg = 258;
 
static unsigned int defaultcs = 256;
 
static unsigned int defaultcs = 256;
   
カラーパレットの作成を容易にするツールが存在します。例えば、 [https://terminal.sexy terminal sexy] にはあらかじめ用意されたものがあり、''st'' のフォーマットに直接エクスポートすることができます。([https://github.com/stayradiated/terminal.sexy/issues/22#issuecomment-430629424] を参照)
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カラーパレットの作成を容易にするツールが存在します。例えば、 [https://terminal.sexy terminal sexy] にはあらかじめ用意されたものがあり、''st'' のフォーマットに直接エクスポートすることができます。([https://github.com/stayradiated/terminal.sexy/issues/22#issuecomment-430629424 comment on issue 22] を参照)
   
Solarized カラースキームのパッチがあります。インストールするには、[https://st.suckless.org/patches/solarized/] を参照してください。
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Solarized カラースキームのパッチがあります。インストールするには、https://st.suckless.org/patches/solarized/ を参照してください。
   
 
=== パッチ ===
 
=== パッチ ===
   
[https://st.suckless.org/patches/alpha/ suckless website] から入手できるパッチはたくさんあります。 パッチを適用するには、[https://www.gnu.org/software/diffutils/manual/html_node/Invoking-diff.html diff] をダウンロードし、 {{ic|patch -i patch.diff}} を使用して適用します。 これにより、デフォルトの構成ファイル {{ic|config.def.h}} が変更されます。 独自の {{ic|config.h}} を維持している場合は、 {{ic|config.h}} から {{ic|config.def.h}} に構成をコピーし、名前を {{ic|config.h}} に変更してから、 {{ic|make clean install}} を実行します。
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[https://st.suckless.org/patches/alpha/ suckless website] から入手できるパッチはたくさんあります。 パッチを適用するには、[https://www.gnu.org/software/diffutils/manual/html_node/Invoking-diff.html diff] をダウンロードし、 {{ic|patch -i patch.diff}} を使用して適用します。 これにより、デフォルトの設定ファイル {{ic|config.def.h}} が変更されます。 独自の {{ic|config.h}} を維持している場合は、 {{ic|config.h}} から {{ic|config.def.h}} に構成をコピーし、名前を {{ic|config.h}} に変更してから、 {{ic|make clean install}} を実行します。
   
 
=== デスクトップエントリ ===
 
=== デスクトップエントリ ===
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==== キーボード ====
 
==== キーボード ====
   
一部のアプリケーションで {{ic|Delete}} が正しく機能しない場合は、以下を {{ic|~/.inputrc}} または {{ic|~/.inputrc}} に追加します。
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一部のアプリケーションで {{ic|Delete}} が正しく機能しない場合は、以下を {{ic|~/.inputrc}} または {{ic|/etc/inputrc}} に追加します。
   
 
set enable-keypad on
 
set enable-keypad on
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=== Vim ===
 
=== Vim ===
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==== ''vim'' のテキストの背景色が文字でない部分に表示されない ====
 
==== ''vim'' のテキストの背景色が文字でない部分に表示されない ====
 
{{ic|config.h}} の {{ic|termname}} を {{ic|st-256color}} に設定して再コンパイルしてみてください。シェルの中で {{ic|TERM}} 変数は設定しないでください。{{ic|st-256color}} に設定すると問題が発生します。
 
{{ic|config.h}} の {{ic|termname}} を {{ic|st-256color}} に設定して再コンパイルしてみてください。シェルの中で {{ic|TERM}} 変数は設定しないでください。{{ic|st-256color}} に設定すると問題が発生します。
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}}
 
}}
   
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==== アラビア語シェーピングのサポート ====
=== ページに絵文字が含まれているとクラッシュする ===
 
   
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[[Vim#双方向サポート]] で説明されているように、アラビア文字を完全にサポートするには、アラビア語 Forms-B の Unicode エントリをカバーするフォールバックフォントが必要です。これを行うには、font2 パッチを追加し、次のように設定を編集します。
[https://lists.suckless.org/dev/1707/31965.html グリフが関連付けられていない] カラー絵文字を含むページを読み込もうとすると、st がクラッシュする可能性があります。特に、 {{Pkg|ttf-joypixels}} などのフォントで見られる場合、別の端末から実行すると、次のようなものが返されます。
 
   
  +
static char *font = "Cascadia Code:size=12:pixelsize=13:antialias=true:autohint=true";
X Error of failed request: BadLength (poly request too large or internal Xlib length error)
 
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static char *font2[] = { "DejaVu Sans Mono:size=12:pixelsize=13:antialias=true:autohint=true" };
Major opcode of failed request: 139 (RENDER)
 
Minor opcode of failed request: 20 (RenderAddGlyphs)
 
Serial number of failed request: 5118
 
Current serial number in output stream: 5209
 
   
  +
次に、{{ic|1= st -f 'Vazir Code:pixelsize=15'}} で {{ic|st}} を起動します。この設定は、ほとんどのアラビア語のシェーピングケース (シェーピングなし、イタリック体なし、Forms-B、イタリック体の Forms-B) をカバーします。
これを修正するには、Unicode カバレッジ用に {{AUR|ttf-symbola}} をインストールするだけです。
 
 
別の解決策は、 {{AUR|libxft-bgra}} パッケージをインストールすることです。 これによりカラー絵文字をサポートするパッチバージョンの libXft が提供されます。
 
   
 
== 参照 ==
 
== 参照 ==
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*[http://git.suckless.org/st/plain/FAQ よくある質問]
 
*[http://git.suckless.org/st/plain/FAQ よくある質問]
 
*[http://git.suckless.org/st/ 公式 git リポジトリ]
 
*[http://git.suckless.org/st/ 公式 git リポジトリ]
 
{{TranslationStatus|St|2021-08-20|671247}}
 

2024年3月31日 (日) 21:19時点における最新版

stsuckless による X 向けのシンプルなターミナル実装です。xtermurxvt を置き換える軽量なターミナルとして作られました。st は現在、256色、ほとんどの VT10X エスケープシーケンス、UTF-8、X11 コピー/ペースト、フォントのアンチエイリアス (fontconfig を使用)、フォールバックフォント、リサイズ、config.h によるショートカット、線画をサポートしています。

インストール

stAUR または st-gitAUR パッケージをインストールしてください。

  • Wayland では、st は Xwayland を使用します。現時点では、利用可能なアクティブな Wayland ポートはありません。Xwayland のメモリフットプリントは避けられません。

設定

st は、コンパイル時にコピーされる config.h ファイルを介して構成されます。デフォルトは、ソースに含まれているconfig.def.h です。独自の config.hPKGBUILD を自分でメンテナンスするようにしてください。

シェル

st のデフォルトシェルを変更するには、以下の行を編集:

static char *shell = "/bin/sh";

または、'st' の起動時にオプションの最後にシェルを指定します。

$ st options fish

ターミナル

ターミナルのタイプを変更するには、以下の行を編集:

static char *termname = "st-256color";

sttermname の値を TERM 変数に設定します。

フォント

以下の行を自由に編集してください:

static char *font = "Liberation Mono:pixelsize=12:antialias=false:autohint=false";

コマンドラインでフォントの名前を指定することもできます:

$ st -f "Liberation Mono:size=12"
$ st -f 'Liberation Mono-12'

フォント名は fc-list で見つけることができます。

カーソル

デフォルトでは、マウスポインタは XC_xterm; であり、見つけるのが難しいかもしれません。

カーソルテーマの通常のテーマに変更するには、以下を編集します:

static unsigned int mouseshape = XC_left_ptr;

カラー

以下の行を編集することで前景背景カーソルの色を設定できます:

unsigned int defaultfg = 7;
unsigned int defaultbg = 0;
static unsigned int defaultcs = 256;

上記の値は同一ファイルの *colorname[] 配列を参照します。デフォルトの色を使うことも #rrggbb という形式で色を追加することもできます。例:

static const char *colorname[] = {
   	/* 8 normal colors */
       "black",
       "red3",
       "green3",
       "yellow3",
       "blue2",
       "magenta3",
       "cyan3",
       "gray90",
 
       /* 8 bright colors */
       "gray50",
       "red",
       "green",
       "yellow",
       "#5c5cff",
       "magenta",
       "cyan",
       "white",
 
       [255] = 0,
 
       /* more colors can be added after 255 to use with DefaultXX */
       "#cccccc",
       "#eeeeee",
       "#111111",
 };
 
/*
 * Default colors (colorname index)
 * foreground, background, cursor
 */
unsigned int defaultfg = 257;
unsigned int defaultbg = 258;
static unsigned int defaultcs = 256;

カラーパレットの作成を容易にするツールが存在します。例えば、 terminal sexy にはあらかじめ用意されたものがあり、st のフォーマットに直接エクスポートすることができます。(comment on issue 22 を参照)

Solarized カラースキームのパッチがあります。インストールするには、https://st.suckless.org/patches/solarized/ を参照してください。

パッチ

suckless website から入手できるパッチはたくさんあります。 パッチを適用するには、diff をダウンロードし、 patch -i patch.diff を使用して適用します。 これにより、デフォルトの設定ファイル config.def.h が変更されます。 独自の config.h を維持している場合は、 config.h から config.def.h に構成をコピーし、名前を config.h に変更してから、 make clean install を実行します。

デスクトップエントリ

以下のようなデスクトップエントリを作成することで、指定したフォントで st を簡単に起動できます (例: adobe-source-code-pro-fonts):

~/.local/share/applications/simple-terminal.desktop
[Desktop Entry]
Name=Simple Terminal
GenericName=Terminal
Comment=standard terminal emulator for the X window system
Exec=st -t "Suckless Terminal" -f "Source Code Pro:style=Semibold:size=12" -g "80x24"
Terminal=false
Type=Application
Encoding=UTF-8
Icon=terminal
Categories=System;TerminalEmulator;
Keywords=shell;prompt;command;commandline;cmd;

上記のメニューエントリはアプリケーションリストのシステムツールに Simple Terminal として表示されます。

トラブルシューティング

キーボード

一部のアプリケーションで Delete が正しく機能しない場合は、以下を ~/.inputrc または /etc/inputrc に追加します。

set enable-keypad on

bash 上の IPython などの一部のアプリケーションで上記が動作しない場合、代わりに enable-keypad をオフにして、st の st FAQ で紹介されているように、 ~/.bashrc に以下を追加してください。

printf '\033[?1h\033=' >/dev/tty

Vim

vim のテキストの背景色が文字でない部分に表示されない

config.htermnamest-256color に設定して再コンパイルしてみてください。シェルの中で TERM 変数は設定しないでください。st-256color に設定すると問題が発生します。

.vimrc ファイルに以下の行を記述するという解決方法もあります:

if &term =~ '256color'
    " disable Background Color Erase (BCE) so that color schemes
    " render properly when inside 256-color tmux and GNU screen.
    " see also http://sunaku.github.io/vim-256color-bce.html
    set t_ut=
endif

256color と truecolor が tmux などで機能しない

まず、この スレッド で説明されているように、 ~/.bashrcTERM の値を設定およびエクスポートしていないことを確認してください

ノート: TERM を明示的に設定しないでください。 tmux.confdefault-terminal 設定を設定して正しく実行してください

次に使用している vim のバージョンが >=7.4.1799 であることを確認します。これは、 termguicolors が追加されたときです。

最後に、以下を ~/.vimrc に追加します:

set t_8f=^[[38;2;%lu;%lu;%lum        " set foreground color
set t_8b=^[[48;2;%lu;%lu;%lum        " set background color
colorscheme Tomorrow-Night-Eighties
set t_Co=256                         " Enable 256 colors
set termguicolors                    " Enable GUI colors for the terminal to get truecolor
ノート: ^[ は、t_8ft_8bの各値の前に付けるリテラルエスケープ(<Esc>)文字です。 これは単一の文字であり、 vimで再現できます。 INSERT モードで、<C-v>-<Esc> を押します(Control+v を押してから Esc を押します)。 引き続き INSERT モードになります。 もう一度 <Esc> を押すと、 NORMAL モードに戻ります。
ヒント: colorschemet_Coを設定する前に、t_8ft_8b の値を設定することをお勧めします。 termguicolors.

詳細については、vim:help を参照してください: xterm-true-colort_8ft_8b

アラビア語シェーピングのサポート

Vim#双方向サポート で説明されているように、アラビア文字を完全にサポートするには、アラビア語 Forms-B の Unicode エントリをカバーするフォールバックフォントが必要です。これを行うには、font2 パッチを追加し、次のように設定を編集します。

static char *font = "Cascadia Code:size=12:pixelsize=13:antialias=true:autohint=true";
static char *font2[] = { "DejaVu Sans Mono:size=12:pixelsize=13:antialias=true:autohint=true" };

次に、st -f 'Vazir Code:pixelsize=15'st を起動します。この設定は、ほとんどのアラビア語のシェーピングケース (シェーピングなし、イタリック体なし、Forms-B、イタリック体の Forms-B) をカバーします。

参照