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# trac-admin /srv/tracenv permission add <username> TRAC_ADMIN |
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2024年4月11日 (木) 18:32時点における最新版
プロジェクトウェブページ より:
- Trac は、ソフトウェア開発プロジェクトのための、拡張された Wiki と課題追跡システムです。Trac は Web ベースのソフトウェアプロジェクト管理に最小限のアプローチを採用しています。私たちの使命は、開発者が邪魔にならないようにしながら、優れたソフトウェアを書くことを支援することです。Trac はチームが確立した開発プロセスやポリシーにできるだけ影響を与えないようにする必要があります。
目次
インストール
tracAUR パッケージをインストールしてください。設定は環境ごとに行います。環境を作成する方法は下を見てください。詳しい解説は http://trac.edgewall.org/wiki/TracGuide にあります。
クイックスタート
環境の作成と初期化
環境の初期化:
# cd /srv/; # mkdir tracenv; # trac-admin /srv/tracenv initenv;
環境の設定は /srv/tracenv/conf/trac.ini
にあります。
systemd サービスファイルの設定
デフォルトのサービスファイルは /usr/lib/systemd/system/tracd.service
にあります。このファイルを /etc/systemd/system/tracd.service
にコピーして、編集して新しい環境を指定してください。ExecStart
エントリを以下のようにします:
ExecStart=/usr/bin/tracd -b localhost -p 8080 /srv/tracenv
ウェブサーバーの表示
サービスを起動 (任意で有効化も) した後 (あるいは /usr/bin/tracd
を直接実行)、ウェブブラウザを使って http://localhost:8080
を開くことでウェブインターフェイスを表示できます。
次のステップ
Trac ユーザー
trac サービス専用のユーザーを作成すると良いでしょう。ユーザーを作成したら、そのユーザーを使って環境を作成することができます:
# cd /srv/; # mkdir tracenv; # chown trac:trac tracenv; # sudo -u trac trac-admin /srv/tracenv initenv;
trac
ユーザーでサービスが起動するように以下を systemd ユニットファイルに追加してください:
[Service] User=trac Group=trac
Trac のユーザーとパーミッション
(このセクションにおけるユーザーは GNU/Linux のユーザーではなく trac 環境の中のユーザーです。)
次は、ユーザーを追加して、ユーザーに権限を与えます。ユーザーを追加する方法は http://trac.edgewall.org/wiki/TracStandalone#UsingAuthentication を見てください (.service
ファイルを変更して認証方式を選択する必要があります)。ユーザーに権限を与えるには、trac サーバーで次のコマンドを実行:
# trac-admin /srv/tracenv permission add <username> TRAC_ADMIN