「Puppet」の版間の差分
(同期) |
|||
3行目: | 3行目: | ||
{{Related articles start}} |
{{Related articles start}} |
||
{{Related4|Puppet Dashboard}} |
{{Related4|Puppet Dashboard}} |
||
+ | {{Related|Puppet Server}} |
||
{{Related articles end}} |
{{Related articles end}} |
||
[https://puppetlabs.com/puppet/what-is-puppet/ Puppet ウェブサイト] より: |
[https://puppetlabs.com/puppet/what-is-puppet/ Puppet ウェブサイト] より: |
||
11行目: | 12行目: | ||
{{pkg|puppet}} は公式リポジトリからインストールできます。 |
{{pkg|puppet}} は公式リポジトリからインストールできます。 |
||
− | Puppet の git リポジトリからインストールしたい場合、[[AUR]] から {{AUR|puppet-git |
+ | Puppet の git リポジトリからインストールしたい場合、[[AUR]] から {{AUR|puppet-git}} をインストールできます。 |
+ | |||
+ | puppet マスターをインストールしたい場合、AUR の {{AUR|puppetserver}} パッケージをインストールします。詳しくは [[Puppet Server]] のページを見てください。 |
||
== 設定 == |
== 設定 == |
||
− | Puppet のメインの設定ファイルは {{ic|puppet.conf}} で {{ic|/etc/puppet/puppet.conf}} にあります。 |
+ | Puppet のメインの設定ファイルは {{ic|puppet.conf}} で {{ic|/etc/puppetlabs/puppet/puppet.conf}} にあります。 |
マスターかエージェントかにあわせて3つの設定セクションが存在します: {{ic|[main]}}, {{ic|[agent]}}, {{ic|[master]}}。 |
マスターかエージェントかにあわせて3つの設定セクションが存在します: {{ic|[main]}}, {{ic|[agent]}}, {{ic|[master]}}。 |
||
25行目: | 28行目: | ||
* certname: マシンの認証名 (一意な識別名)。デフォルト: {{ic|fqdn}}。 |
* certname: マシンの認証名 (一意な識別名)。デフォルト: {{ic|fqdn}}。 |
||
− | Puppet は {{ic|/etc/ |
+ | Puppet は {{ic|/etc/puppetlabs/code/environments/production/manifests/site.pp}} のノード設定を確認します。 |
+ | |||
+ | デーモンや cron、スタンドアロンに puppet を起動すると、{{ic|/etc/puppetlabs/puppet/ssl/}} ディレクトリに証明書が作成されます。次のコマンドで puppet マスターで証明書を承認してください: {{ic|# puppet cert sign <name>}}。 |
||
+ | |||
+ | ''bindaddress'' のデフォルト値は "0.0.0.0" となっており、puppet は IPv4 しか listen しません: |
||
+ | bindaddress = 0.0.0.0 |
||
+ | |||
+ | puppet マスターで IPv6 を listen するには、''binaddress'' の値を以下のように設定してください: |
||
+ | bindaddress = :: |
||
+ | IPv4 と IPv6 の両方を listen するには、以下のように設定してください: |
||
− | デーモンや cron、スタンドアロンに puppet を起動すると、{{ic|/etc/puppet/ssl/}} ディレクトリに証明書が作成されます。次のコマンドで puppet マスターで証明書を承認してください: {{ic|# puppet cert sign <name>}}。 |
||
+ | bindaddress = * |
||
== Facter == |
== Facter == |
2016年10月27日 (木) 20:32時点における版
Puppet ウェブサイト より:
- Puppet はインフラストラクチャの管理において、プロビジョンや設定からパッチの適用、コンプライアンスまで、あらゆる場面でシステム管理者を補助する IT 自動化ソフトウェアです。Puppet を使うことで、繰り返し行うような作業を簡単に自動化することができ、重要なアプリケーションを素早くデプロイしたり、積極的に変更点を管理することができます。オンプレミス、あるいはクラウド上にある、数十のサーバーから数千のサーバーまでスケールします。
インストール
puppet は公式リポジトリからインストールできます。
Puppet の git リポジトリからインストールしたい場合、AUR から puppet-gitAUR をインストールできます。
puppet マスターをインストールしたい場合、AUR の puppetserverAUR パッケージをインストールします。詳しくは Puppet Server のページを見てください。
設定
Puppet のメインの設定ファイルは puppet.conf
で /etc/puppetlabs/puppet/puppet.conf
にあります。
マスターかエージェントかにあわせて3つの設定セクションが存在します: [main]
, [agent]
, [master]
。
最低限必要な設定は以下の通りです:
- server: puppet サーバーのホストネーム。デフォルト:
puppet
。 - report: ほとんどのユーザーは true に設定してください。
- pluginsync: ほとんどのユーザーは true に設定してください。
- certname: マシンの認証名 (一意な識別名)。デフォルト:
fqdn
。
Puppet は /etc/puppetlabs/code/environments/production/manifests/site.pp
のノード設定を確認します。
デーモンや cron、スタンドアロンに puppet を起動すると、/etc/puppetlabs/puppet/ssl/
ディレクトリに証明書が作成されます。次のコマンドで puppet マスターで証明書を承認してください: # puppet cert sign <name>
。
bindaddress のデフォルト値は "0.0.0.0" となっており、puppet は IPv4 しか listen しません:
bindaddress = 0.0.0.0
puppet マスターで IPv6 を listen するには、binaddress の値を以下のように設定してください:
bindaddress = ::
IPv4 と IPv6 の両方を listen するには、以下のように設定してください:
bindaddress = *
Facter
Facter は動作しているシステムに関する情報を収集する puppet の補助プログラムです。コマンド:
# puppet facts find facter # facter -p
Puppet リソース
パッケージ
"Pacman" は puppet によってサポートされています。puppet 3.1.0 から特に設定がなくてもパッケージのインストールができます。
サービス
puppet 3.2.1 から archlinux の systemd が完全にサポートされています。今のところ Puppet の systemd プロバイダで使用するのはサービスを有効化する2つのコマンドだけです:
systemctl is-enabled <unit>, checking return code for the current enable state systemctl enable/disable <unit> to change it.
また、サービスの実行は以下を使います:
# systemctl start/stop/restart <unit>
完全なユニット名 unit.service
を使うことができます。
PuppetDB
PuppetDB は高速で伸張性・信頼性がある Puppet のデータウェアハウスです。Puppet によって生成されたデータをキャッシュして、強力な API によって驚異的な速度で高度な機能を使うことができます。PuppetDB は AUR の puppetdbAUR と puppetdb-terminusAUR でインストールできます。