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+ | [https://github.com/gokcehan/lf lf] ("list files") は、[[ranger]] から [https://github.com/gokcehan/lf/wiki/FAQ#how-is-lf-different-than-ranger 大きなインスピレーション] を受け [[Go]] で書かれたターミナルファイルマネージャーです。 |
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− | [https://github.com/gokcehan/lf lf] (as in "list files") is a terminal file manager written in Go with a heavy inspiration from [[ranger]]. Outstanding features are a fast startup and low memory footprint, a server/client architecture and high customization. Unlike ranger, some features like tabs or windows are intentionally not included and instead left to be handled by window manager or terminal multiplexer. |
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+ | 優れた機能としては、高速起動と低メモリ使用量、サーバー/クライアントアーキテクチャ、高度なカスタマイズです。 |
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− | == Installation == |
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+ | ''ranger'' とは異なり、タブやウィンドウなどの一部の機能は [https://github.com/gokcehan/lf?tab=readme-ov-file#non-features 意図的] に含まれておらず、代わりに [[ウィンドウマネージャ]] または [[:カテゴリ:ターミナルマルチプレクサ|ターミナルマルチプレクサ]] によって処理されます。 |
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− | [[Install]] the {{Pkg|lf}} package. |
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− | == |
+ | == インストール == |
+ | {{Pkg|lf}} パッケージ、または開発バージョンの {{AUR|lf-git}} を [[インストール]] して下さい。 |
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− | To start the application, launch a [[List of applications#Terminal emulators|terminal]] and run {{ic|lf}}. |
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− | The default keybindings are similar to those of vim with some difference from rangers default. |
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− | == |
+ | == 使い方 == |
+ | アプリケーションを起動するには、[[アプリケーション一覧#ターミナルエミュレータ|ターミナル]] を起動し、{{ic|lf}} を実行します。 |
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− | Copy the default configuration at {{ic|/usr/share/doc/lf/lfrc.example}} to {{ic|~/.config/lf/lfrc}} to use as a template for further customization. Some common features are already included as comments in the configuration example. For more extensive configurations see the [https://pkg.go.dev/github.com/gokcehan/lf documentation]. Useful configuration examples from the community can also be found on [https://github.com/gokcehan/lf/wiki/ GitHub]. |
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+ | デフォルトのキーバインドは vim のキーバインドに似ていますが、ranger のデフォルトとはいくつかの違いがあります。 |
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− | == |
+ | == 設定 == |
+ | {{ic|/usr/share/doc/lf/lfrc.example}} にあるデフォルト設定を {{ic|~/.config/lf/lfrc}} にコピーして、さらにカスタマイズするためのテンプレートとして使用します。いくつかの共通機能は、設定例にコメントとしてすでに含まれています。より広範な設定については、[https://pkg.go.dev/github.com/gokcehan/lf ドキュメント] を参照してください。コミュニティからの有用な設定例も [https://github.com/gokcehan/lf/wiki/GitHub] で見つけることができます。 |
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− | === Using rifle file opener === |
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+ | == ヒントとテクニック == |
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− | lf can use the file opener rifle which is included in the {{Pkg|ranger}} package. |
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+ | === 移行ガイド (ranger から lf へ) === |
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− | Set an environment variable to automatically use rifle to open files in the related applications. |
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+ | すでにファイルマネージャーとして Ranger に慣れているユーザーにとって、lf への移行は、デフォルトの機能が減り、動作が若干異なることを意味します。 |
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+ | lf プロジェクト wiki には、ranger からデフォルト機能を追加するために lf を設定する方法に関するステップバイステップの [https://github.com/gokcehan/lf/wiki/Ranger guide] が含まれています。 |
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+ | === rifle ファイルオープナーの使い方 === |
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+ | {{Pkg|ranger}} パッケージに含まれるファイルオープナー rifle を使用できます。 |
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+ | |||
+ | 関連アプリケーションでファイルを開くために rifle を自動的に使用するように環境変数を設定します。 |
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export OPENER='rifle' |
export OPENER='rifle' |
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+ | ファイルを編集する場合、デフォルトのエディターを設定することもできます。 |
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− | For editing file, you can also set your default editor: |
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export EDITOR='vim' |
export EDITOR='vim' |
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− | === |
+ | === ファイルのプレビュー === |
+ | 現在選択されているファイルの内容を自動的にプレビューするには、lfrc でカスタムプレビューアスクリプトを設定します。 |
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− | To automatically preview contents from currently selected files, set a custom previewer script in lfrc. |
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+ | ranger の {{ic|scope.sh}} スクリプトを簡単に使用でき、カスタマイズの優れたテンプレートとして機能します。 |
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− | It is possible to simple use the {{ic|scope.sh}} script from ranger which serves as a good template for customization. |
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set previewer "~/.config/ranger/scope.sh" |
set previewer "~/.config/ranger/scope.sh" |
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+ | === プレビューアーのサンドボックス化 === |
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− | === Sandboxing previews === |
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+ | デフォルトの lf 設定ではテキストファイルのみがプレビューされますが、より複雑なプレビューパーサーを使用するのは多少危険です。pdftotext のようなプレビューパーサーに脆弱性がある場合、この単純なスクリプトを使用して、{{Pkg|bubblewrap}} でプレビューアーをサンドボックス化することができます。 |
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− | While the default lf configuration only previews text files, using more complex preview parsers is somewhat dangerous. In case there is a vulnerability in a preview parser like pdftotext, it is possible to use this simple script to sandbox the previewer using {{Pkg|bubblewrap}} : |
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{{hc|~/.config/lf/previewSandbox.sh| |
{{hc|~/.config/lf/previewSandbox.sh| |
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}} |
}} |
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+ | プレビューアをサンドボックススクリプトに設定し、実際のプレビュースクリプトを {{ic|~/.config/lf/preview.sh}} に置きます。 |
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− | Set your previewer to the sandbox script and have your real preview script at {{ic|~/.config/lf/preview.sh}}: |
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set previewer ~/.config/lf/previewSandbox.sh |
set previewer ~/.config/lf/previewSandbox.sh |
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− | == |
+ | == 参照 == |
* [https://github.com/gokcehan/lf/wiki Project Wiki] |
* [https://github.com/gokcehan/lf/wiki Project Wiki] |
||
− | * [https://pkg.go.dev/github.com/gokcehan/lf |
+ | * [https://pkg.go.dev/github.com/gokcehan/lf ドキュメント] |
2024年6月7日 (金) 20:53時点における最新版
lf ("list files") は、ranger から 大きなインスピレーション を受け Go で書かれたターミナルファイルマネージャーです。
優れた機能としては、高速起動と低メモリ使用量、サーバー/クライアントアーキテクチャ、高度なカスタマイズです。
ranger とは異なり、タブやウィンドウなどの一部の機能は 意図的 に含まれておらず、代わりに ウィンドウマネージャ または ターミナルマルチプレクサ によって処理されます。
目次
インストール
lf パッケージ、または開発バージョンの lf-gitAUR を インストール して下さい。
使い方
アプリケーションを起動するには、ターミナル を起動し、lf
を実行します。
デフォルトのキーバインドは vim のキーバインドに似ていますが、ranger のデフォルトとはいくつかの違いがあります。
設定
/usr/share/doc/lf/lfrc.example
にあるデフォルト設定を ~/.config/lf/lfrc
にコピーして、さらにカスタマイズするためのテンプレートとして使用します。いくつかの共通機能は、設定例にコメントとしてすでに含まれています。より広範な設定については、ドキュメント を参照してください。コミュニティからの有用な設定例も [1] で見つけることができます。
ヒントとテクニック
移行ガイド (ranger から lf へ)
すでにファイルマネージャーとして Ranger に慣れているユーザーにとって、lf への移行は、デフォルトの機能が減り、動作が若干異なることを意味します。 lf プロジェクト wiki には、ranger からデフォルト機能を追加するために lf を設定する方法に関するステップバイステップの guide が含まれています。
rifle ファイルオープナーの使い方
ranger パッケージに含まれるファイルオープナー rifle を使用できます。
関連アプリケーションでファイルを開くために rifle を自動的に使用するように環境変数を設定します。
export OPENER='rifle'
ファイルを編集する場合、デフォルトのエディターを設定することもできます。
export EDITOR='vim'
ファイルのプレビュー
現在選択されているファイルの内容を自動的にプレビューするには、lfrc でカスタムプレビューアスクリプトを設定します。
ranger の scope.sh
スクリプトを簡単に使用でき、カスタマイズの優れたテンプレートとして機能します。
set previewer "~/.config/ranger/scope.sh"
プレビューアーのサンドボックス化
デフォルトの lf 設定ではテキストファイルのみがプレビューされますが、より複雑なプレビューパーサーを使用するのは多少危険です。pdftotext のようなプレビューパーサーに脆弱性がある場合、この単純なスクリプトを使用して、bubblewrap でプレビューアーをサンドボックス化することができます。
~/.config/lf/previewSandbox.sh
#!/bin/bash set -euo pipefail ( exec bwrap \ --ro-bind /usr/bin /usr/bin \ --ro-bind /usr/share/ /usr/share/ \ --ro-bind /usr/lib /usr/lib \ --ro-bind /usr/lib64 /usr/lib64 \ --symlink /usr/bin /bin \ --symlink /usr/bin /sbin \ --symlink /usr/lib /lib \ --symlink /usr/lib64 /lib64 \ --proc /proc \ --dev /dev \ --ro-bind /etc /etc \ --ro-bind ~/.config ~/.config \ --ro-bind ~/.cache ~/.cache \ --ro-bind "$PWD" "$PWD" \ --unshare-all \ --new-session \ bash ~/.config/lf/preview.sh "$@" )
プレビューアをサンドボックススクリプトに設定し、実際のプレビュースクリプトを ~/.config/lf/preview.sh
に置きます。
set previewer ~/.config/lf/previewSandbox.sh