「VLC media player」の版間の差分
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[[en:VLC]] |
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[[Category:ストリーミング]] |
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[http://www.videolan.org/vlc/ VLC] は [http://www.videolan.org/ VideoLAN team] によるメディアプレイヤーで、ポータビリティとコンパチビリティに力を入れて作られています。歴史的に、Linux のメディアソフトウェアとして初めて libdvdcss を使ったプレイヤーであり、暗号化された DVD を再生できるプレイヤーのパイオニアです。現在ではほとんど全てのプレイヤーにこの機能があるので、アドバンテージにはなりません。 |
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[[de:VLC]] |
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[[en:VLC media player]] |
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[[es:VLC media player]] |
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[[fa:پخشکننده صوتیتصویری VLC]] |
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[[zh-hans:VLC]] |
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[https://www.videolan.org/vlc/ プロジェクトのホームページから]: |
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:VLC はフリーなマルチプラットフォーム対応のマルチメディアプレイヤーであり、DVD、オーディオ CD、VCD や様々なストリーミングプロトコルを再生可能なフレームワークです。 |
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==インストール== |
==インストール== |
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インストール |
[[公式リポジトリ]]から {{Pkg|vlc}} パッケージを[[インストール]]してください。 |
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{{bc|# pacman -S vlc}} |
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以下の派生パッケージも存在します: |
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オーディオ CD を再生するには、{{ic|libcddb}} もインストールする必要があります。 |
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* {{AUR|vlc-git}} - 開発ブランチ。 |
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* {{AUR|vlc-nox}} - X のサポートを排除。 |
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==言語== |
==言語== |
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VLC の ''設定'' メニューに言語を変えるオプションはありませんが、''LANGUAGE='' プレフィックスを使って言語を変えることができます。例えば: |
VLC の ''設定'' メニューに言語を変えるオプションはありませんが、''LANGUAGE='' プレフィックスを使って言語を変えることができます。例えば {{ic|/usr/share/applications/vlc.desktop}} の以下の行を: |
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Exec=/usr/bin/vlc %U |
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{{bc|<nowiki>$ LANGUAGE=fr vlc %U</nowiki>}} |
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以下のように変えてください: |
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Exec=LANGUAGE=fr /usr/bin/vlc %U |
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これで VLC のインターフェースはフランス語になります。 |
これで VLC のインターフェースはフランス語になります。 |
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==スキン== |
==スキン== |
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VLC は"スキン"を使って見た目を変えることができます。VLC の新しいスキンは |
VLC は"スキン"を使って見た目を変えることができます。VLC の新しいスキンは https://www.videolan.org/vlc/skins.php から入手できます。 |
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スキンのインストールは単純にダウンロードしたスキンを次のフォルダにコピーするだけです: |
スキンのインストールは単純にダウンロードしたスキンを次のフォルダにコピーするだけです: |
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==ウェブインタフェース== |
==ウェブインタフェース== |
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{{ic|1=--extraintf=http}} パラメータを付けて VLC を実行するとデスクトップとウェブインタフェース両方が使えます。{{ic|--http-host}} パラメータでアドレスを指定でき (デフォルトは {{ic|localhost}})、{{ic|--http-password}} を使うことでパスワードを設定できます。 |
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# vlc --extraintf=http |
# vlc --extraintf=http --http-host 0.0.0.0:8080 --http-password 'yourpasswordhere' |
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もしくは、この機能を "表示" > "インターフェースの追加" > "ウェブ" から有効にすることもできます。 |
もしくは、この機能を "表示" > "インターフェースの追加" > "ウェブ" から有効にすることもできます。 |
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VLC のデフォルトのポートは 8080: http://127.0.0.1:8080 |
VLC のデフォルトのポートは 8080 です: http://127.0.0.1:8080 |
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/usr/share/vlc/lua/http/.hosts を編集して |
リモート接続を許可するには {{ic|/usr/share/vlc/lua/http/.hosts}} を編集してください。変更を適用するには VLC を再起動する必要があります。 |
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== ヒントとテクニック == |
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==ホットキーや CLI を使って操作する== |
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=== VLC で Twitch.tv のストリーミング === |
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{{ic|netcat-openbsd}} をインストールしてください。 |
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[[Streamlink#Twitch]] を見て下さい。 |
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=== ローカルの DLNA サーバーからストリーミングコンテンツを再生 === |
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(''表示 > プレイリスト > ローカルネットワーク > ユニバーサルプラグ&プレイ''から) uPNP/DLNA コンテンツを再生しようとしたときに、ローカルネットワーク上の DLNA サーバーが確認できない場合、ファイアウォールが UDP ポート 1900 をブロックしていないか確認してください。ローカルの uPNP/DLNA コンテンツを再生するにはポートを開く必要があります。 |
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===ホットキーや CLI を使って操作する=== |
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{{Pkg|openbsd-netcat}} をインストールしてください。 |
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次のスクリプトを手に入れます: http://crunchbang.org/forums/viewtopic.php?pid=112035%23p112035#p112035 |
次のスクリプトを手に入れます: http://crunchbang.org/forums/viewtopic.php?pid=112035%23p112035#p112035 |
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スクリプトの手順に従って vlc のソケットを設定してください。 |
スクリプトの手順に従って vlc のソケットを設定してください。コマンドラインからスクリプトを起動するかデスクトップのキーボードショートカットにスクリプトを登録すれば完了です。 |
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コマンドラインからスクリプトを起動するかデスクトップのキーボードショートカットにスクリプトを登録すれば完了です。 |
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もしくは、[https://theelitist.github.io/control-vlc-media-player-through-d-bus こちら] に書かれているように dbus-send を使って VLC を操作することもできます: |
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==複数インスタンスの禁止== |
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$ dbus-send --print-reply --session --dest=org.mpris.MediaPlayer2.vlc /org/mpris/MediaPlayer2 org.mpris.MediaPlayer2.Player.PlayPause |
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===複数インスタンスの禁止=== |
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VLC のデフォルトの設定ではファイルが開かれるたびに新しいインスタンスが作られます。あなたの持っている音楽を連続して VLC を使って再生するときなどに困ることがあるかもしれません。この問題を解決するには以下を実行してください: |
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VLC のデフォルトの設定ではファイルが開かれるたびに新しいインスタンスが作られます。あなたの持っている音楽を連続して VLC を使って再生するときなどに困ることがあるかもしれません。 |
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#VLC を開きます |
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#ツール -> 設定 (Ctrl+P) |
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#インターフェース タブをみて "Instances" セクションを探します |
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#"Allow only one instance" をチェックしてください |
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#任意で "Enqueue files when in one instance mode" をチェックします - 再生しているファイルを保持し、新しく開かれたファイルをプレイリストに追加するようになります |
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VLC を開いて、ツール->設定 (Ctrl+P) からインターフェイスタブを開いて、プレイリストとインスタンスの中にある「ひとつだけ実行を許可」にチェックを入れてください。「単一インスタンスモード時、項目をプレイリストのキューに追加」をチェックすると、再生しているファイルはそのままに、新しく開かれたファイルをプレイリストに追加するようになります。 |
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==トラブルシューティング== |
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=== ハードウェアアクセラレーションのサポート === |
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===PulseAudio ラグ=== |
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オーディオ出力モジュールとして PulseAudio を使っている場合、音楽とビデオが同期しない問題に出会うかもしれません。この問題は {{ic|/etc/pulse/default.pa}} か {{ic| ~/.pulse/default.pa}} を編集することで[https://bbs.archlinux.org/viewtopic.php?pid=1101711#p1101711 解決]できます。 |
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[[ハードウェアビデオアクセラレーション]]を見てください。 |
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{{bc|1=.ifexists module-udev-detect.so |
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load-module module-udev-detect '''tsched=0''' |
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VLC は自動的に使用可能な API を認識しますが、''ツール > 設定 > 入力/コーデック''の''ハードウェアアクセラレーションによるデコード''でオプションを選択することで上書きできます。例えば VA-API を使うには {{ic|Video Acceleration (VA) API}} を、VDPAU を使うには {{ic|Video Decode and Presentation API for Unix (VDPAU)}} を選んでください。 |
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.else}} |
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=== systemd サービス === |
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VLC のウェブインターフェイスは systemd から起動できます。まず、デフォルトユーザーを作成してください。以下の例では UID 75 を使用しています: |
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# useradd -c "VLC daemon" -d / -G audio -M -p \! -r -s /bin/false -u 75 -U vlcd |
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それから systemd のサービスファイルを作成: |
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{{hc|/etc/systemd/system/vlc.service|<nowiki> |
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[Unit] |
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Description=VideoOnLAN Service |
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After=network.target |
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[Service] |
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Type=forking |
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User=vlcd |
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ExecStart=/usr/bin/vlc --daemon --syslog -I http --http-port 8090 --http-password</nowiki> ''password''<nowiki> |
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Restart=on-abort |
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[Install] |
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WantedBy=multi-user.target |
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</nowiki>}} |
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{{ic|vlc.service}} を[[起動]]・[[有効化]]してください。サービスファイルに入力したパスワードを使って http://''yourmachine'':8090/ にログインしてください。ユーザー名は不要です。 |
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=== Chromecast サポート === |
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3.0 リリース(''Vetinari'' ブランチ)から、VLC は同じワイヤレスネットワーク上の Chromecast 機器にストリーミングすることができます。 |
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インストールするパッケージ: |
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* {{Pkg|libmicrodns}} - VLC が Chromecast デバイスを見つけ、''Playback > Renderer'' メニューに表示されるようになります |
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* {{Pkg|protobuf}} - ''Playback > Renderer'' メニューで、選択したデバイスへのストリーミングを有効にします |
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次に、ファイル {{ic|/etc/nsswitch.conf}} を編集し、{{ic|hosts}} 行を変更して、{{ic|resolve}} と {{ic|dns}} の前に {{ic|1=mdns_minimal [NOTFOUND=return]}} を含めるようにします。 |
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hosts: ... '''mdns_minimal [NOTFOUND=return]''' resolve [!UNAVAIL=return] dns ... |
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{{Note|{{ic| .local}} ホストの解決に時間がかかる場合は、 {{ic|mdns_minimal}} の代わりに {{ic|mdns4_minimal}} を使ってみてください。}} |
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{{Note|より詳しい情報は [[avahi]] を見てください。}} |
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=== クリックで一時停止のプラグイン === |
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{{AUR|vlc-pause-click-plugin}} をインストールすると、VLC のウィンドウ内のビデオをクリックすると、一時停止または再開できるようになります。 |
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インストール後はアクティブ化されないため、https://github.com/nurupo/vlc-pause-click-plugin#usage で説明されているように手動で設定し有効にする必要があります。 |
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==トラブルシューティング== |
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===アップグレード後にビデオに問題が出る=== |
===アップグレード後にビデオに問題が出る=== |
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マイナーリリースでも VLC の設定に問題が起こることがあります。バグ報告をする前に、{{ic|~/.config/vlc}} 内の設定を削除するかリネームして問題が解決しないか確認してください。 |
マイナーリリースでも VLC の設定に問題が起こることがあります。バグ報告をする前に、{{ic|~/.config/vlc}} 内の設定を削除するかリネームして問題が解決しないか確認してください。 |
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=== セグメンテーション違反 === |
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==== VLC 開始時の障害 ==== |
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VLC の起動時にセグフォルトする場合、[[マイクロコード]] などが原因でないならば、以下を実行することで解決することがあります: |
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# /usr/lib/vlc/vlc-cache-gen /usr/lib/vlc/plugins |
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実行後、VLC を再インストールしてください。 |
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==== 動画再生時の不具合 ==== |
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VLC はオーディオ ファイルを開いて再生できるが、セグメンテーション違反のあるビデオを再生すると閉じてしまう場合。その後、[[ハードウェアビデオアクセラレーション]] が誤って設定され、VLC がグラフィックデバイスを参照できなくなりました。特に、1 台のコンピュータで異なるグラフィックカードを使用している場合に発生します。この問題を解決するには、次の依存関係をインストールします。 |
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Nvidia グラフィックカードユーザーの場合: {{Pkg|libva-vdpau-driver}} |
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Intel グラフィックカードユーザーの場合: {{Pkg|libva-intel-driver}} |
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=== ドロップダウンメニューにアイコンが表示されない === |
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ドロップダウンメニューの PCI カードアイコンなどが表示されない問題は Xfce で起こることがあります。 |
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以下のコマンドを実行してアイコンを初期化してください: |
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{{bc|1= |
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$ gconftool-2 --type boolean --set /desktop/gnome/interface/buttons_have_icons true |
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$ gconftool-2 --type boolean --set /desktop/gnome/interface/menus_have_icons true |
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}} |
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=== VDPAU バックエンドを開けませんでした === |
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[[ハードウェアビデオアクセラレーション#Failed to open VDPAU backend]] を見てください。 |
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VDPAU がサポートされていない場合、VA-API を使うように VLC を設定してください。詳しくは[[#ハードウェアアクセラレーションのサポート|ハードウェアアクセラレーションのサポート]]を参照。 |
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=== ビデオ出力がデスクトップに重なる、サイズや位置が上手く変わらない === |
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この問題は Intel のビデオカードで発生します。ビデオ設定で出力を ''OpenGL GLX (XCB)'' にして ''Input/Codecs'' を ''VA-API'' に設定することで解決するという報告があります。 |
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=== SFTP で空白をファイル名に含むメディアファイルを再生できない === |
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VLC が SFTP で動画や音声ファイルを再生できないときは、まず {{Pkg|sshfs}} がインストールされていることを確認してください。 |
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SFTP で空白を含んでいるメディアファイルの再生ができない場合、{{ic|vlc.desktop}} ファイルの以下の行を: |
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Exec=/usr/bin/vlc --started-from-file %U |
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以下のように変更して下さい: |
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Exec=/usr/bin/vlc --started-from-file %F |
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ソース: [https://bugs.launchpad.net/ubuntu/+source/vlc/+bug/239431/comments/11] |
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=== DVD を開けません === |
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''メディア > オープンディスク'' 経由で DVD を再生できるようにするには、VLC のオプションの依存関係 {{Pkg|libdvdread}} をインストールする必要があります。 |
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=== DVDメニューが表示されない=== |
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DVD メニューをナビゲートし、エピソードごとに再生するには、オプションの VLC 依存ライブラリ {{Pkg|libdvdnav}} がインストールされている必要があります。 |
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=== メディアが読み込まれない === |
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一部の RTP、RTSP、DVB-T ストリームまたは Blu-ray が、ログにエラーメッセージを表示せずに無限にバッファリングしているように見える場合、または何も表示されずにロードされない場合 (例:フランス FAI Free の IPTV)、{{Pkg|aribb24}} をインストールします。 |
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=== Wayland サポート === |
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{{Aur|vlc-git}} デフォルトで Wayland サポートを使用してビルドします。{{ic|1=QT_QPA_PLATFORM=wayland}} [[環境変数]] を設定して Wayland を有効にします。詳細については、[[Wayland#Qt]] を参照してください。 |
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{{ic|--enable-wayland}} ビルドフラグは {{Pkg|vlc}} [[PKGBUILD]] ([https://github.com/archlinux/svntogit-packages/blob/packages/vlc/trunk/PKGBUILD は現在 VLC バージョン 3.0 を使用しています])、VLC 3 での Wayland サポートが壊れているため、[[Xwayland]] を使用して下さい。{{Pkg|xorg-xwayland}} がインストールされていない場合、VLC のビデオ出力がトリミングされるか、形式が不正になる可能性があります。 |
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=== RTSPストリームが読み込まれない=== |
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もし、いくつかの RTSP ストリームが、ログにエラーメッセージを出さずに、延々と接続しているように見える場合(フランスの FAI Free の ipTV のように)、{{Pkg|aribb24}} をインストールすると、問題を解決できるかもしれません。 |
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=== Streamlink でストリームを再生するときのランダムな色 === |
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オプションの依存関係 {{Pkg|aribb24}} をインストールします。 |
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=== AMDGPU で HEVC ビデオを再生するとシステムが応答しない === |
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HEVC (H265) でエンコードされたビデオを再生すると、システム全体がフリーズして何もできなくなったり、シャットダウンしたりする場合があります。 |
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この問題は、''Open GL/GLES hardware converter'' の設定を ''自動'' 以外の設定に変更することで修正できます (例:''VDPAU OpenGL surface converter'' または ''VA-API OpenGL surface Converter for Wayland'') |
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https://gitlab.freedesktop.org/drm/amd/-/issues/2113#note_1602599 を参照してください。 |
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=== 再生の進行状況を変更すると音が一時的に消えます === |
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''ツール > 環境設定 > オーディオ > 出力モジュール'' を ''ALSA オーディオ出力'' に変更します。 |
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==参照== |
==参照== |
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*[[Wikipedia:VLC media player|Wikipedia の記事]] |
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*[[アプリケーション一覧#マルチメディア]] |
*[[アプリケーション一覧#マルチメディア]] |
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*[ |
*[https://www.videolan.org/vlc/ VLC ホームページ] |
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*[https://github.com/acrisci/playerctl playerctl]: メディアプレイヤーを制御するコマンドラインユーティリティ・ライブラリ |
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*[http://wiki.videolan.org/Control_VLC_via_a_browser Control VLC via a browser] |
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*[https://wiki.videolan.org/Control_VLC_via_a_browser Control VLC via a browser] |
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2023年9月28日 (木) 08:16時点における最新版
- VLC はフリーなマルチプラットフォーム対応のマルチメディアプレイヤーであり、DVD、オーディオ CD、VCD や様々なストリーミングプロトコルを再生可能なフレームワークです。
インストール
公式リポジトリから vlc パッケージをインストールしてください。
以下の派生パッケージも存在します:
言語
VLC の 設定 メニューに言語を変えるオプションはありませんが、LANGUAGE= プレフィックスを使って言語を変えることができます。例えば /usr/share/applications/vlc.desktop の以下の行を:
Exec=/usr/bin/vlc %U
以下のように変えてください:
Exec=LANGUAGE=fr /usr/bin/vlc %U
これで VLC のインターフェースはフランス語になります。
スキン
VLC は"スキン"を使って見た目を変えることができます。VLC の新しいスキンは https://www.videolan.org/vlc/skins.php から入手できます。
スキンのインストールは単純にダウンロードしたスキンを次のフォルダにコピーするだけです:
~/.local/share/vlc/skins2
VLC を開き、ツール->設定 をクリックしてください。設定ウィンドウが開いたら "インターフェース" タブを見て下さい。
"Use custom skin" ラジオボタンを選び、ダウンロードしたスキンを選択してください。
次に VLC を起動した時に見た目が変わります。
ウェブインタフェース
--extraintf=http パラメータを付けて VLC を実行するとデスクトップとウェブインタフェース両方が使えます。--http-host パラメータでアドレスを指定でき (デフォルトは localhost)、--http-password を使うことでパスワードを設定できます。
# vlc --extraintf=http --http-host 0.0.0.0:8080 --http-password 'yourpasswordhere'
もしくは、この機能を "表示" > "インターフェースの追加" > "ウェブ" から有効にすることもできます。
VLC のデフォルトのポートは 8080 です: http://127.0.0.1:8080
リモート接続を許可するには /usr/share/vlc/lua/http/.hosts を編集してください。変更を適用するには VLC を再起動する必要があります。
ヒントとテクニック
VLC で Twitch.tv のストリーミング
Streamlink#Twitch を見て下さい。
ローカルの DLNA サーバーからストリーミングコンテンツを再生
(表示 > プレイリスト > ローカルネットワーク > ユニバーサルプラグ&プレイから) uPNP/DLNA コンテンツを再生しようとしたときに、ローカルネットワーク上の DLNA サーバーが確認できない場合、ファイアウォールが UDP ポート 1900 をブロックしていないか確認してください。ローカルの uPNP/DLNA コンテンツを再生するにはポートを開く必要があります。
ホットキーや CLI を使って操作する
openbsd-netcat をインストールしてください。
次のスクリプトを手に入れます: http://crunchbang.org/forums/viewtopic.php?pid=112035%23p112035#p112035
スクリプトの手順に従って vlc のソケットを設定してください。コマンドラインからスクリプトを起動するかデスクトップのキーボードショートカットにスクリプトを登録すれば完了です。
もしくは、こちら に書かれているように dbus-send を使って VLC を操作することもできます:
$ dbus-send --print-reply --session --dest=org.mpris.MediaPlayer2.vlc /org/mpris/MediaPlayer2 org.mpris.MediaPlayer2.Player.PlayPause
複数インスタンスの禁止
VLC のデフォルトの設定ではファイルが開かれるたびに新しいインスタンスが作られます。あなたの持っている音楽を連続して VLC を使って再生するときなどに困ることがあるかもしれません。
VLC を開いて、ツール->設定 (Ctrl+P) からインターフェイスタブを開いて、プレイリストとインスタンスの中にある「ひとつだけ実行を許可」にチェックを入れてください。「単一インスタンスモード時、項目をプレイリストのキューに追加」をチェックすると、再生しているファイルはそのままに、新しく開かれたファイルをプレイリストに追加するようになります。
ハードウェアアクセラレーションのサポート
ハードウェアビデオアクセラレーションを見てください。
VLC は自動的に使用可能な API を認識しますが、ツール > 設定 > 入力/コーデックのハードウェアアクセラレーションによるデコードでオプションを選択することで上書きできます。例えば VA-API を使うには Video Acceleration (VA) API を、VDPAU を使うには Video Decode and Presentation API for Unix (VDPAU) を選んでください。
systemd サービス
VLC のウェブインターフェイスは systemd から起動できます。まず、デフォルトユーザーを作成してください。以下の例では UID 75 を使用しています:
# useradd -c "VLC daemon" -d / -G audio -M -p \! -r -s /bin/false -u 75 -U vlcd
それから systemd のサービスファイルを作成:
/etc/systemd/system/vlc.service
[Unit] Description=VideoOnLAN Service After=network.target [Service] Type=forking User=vlcd ExecStart=/usr/bin/vlc --daemon --syslog -I http --http-port 8090 --http-password password Restart=on-abort [Install] WantedBy=multi-user.target
vlc.service を起動・有効化してください。サービスファイルに入力したパスワードを使って http://yourmachine:8090/ にログインしてください。ユーザー名は不要です。
Chromecast サポート
3.0 リリース(Vetinari ブランチ)から、VLC は同じワイヤレスネットワーク上の Chromecast 機器にストリーミングすることができます。
インストールするパッケージ:
- libmicrodns - VLC が Chromecast デバイスを見つけ、Playback > Renderer メニューに表示されるようになります
- protobuf - Playback > Renderer メニューで、選択したデバイスへのストリーミングを有効にします
次に、ファイル /etc/nsswitch.conf を編集し、hosts 行を変更して、resolve と dns の前に mdns_minimal [NOTFOUND=return] を含めるようにします。
hosts: ... mdns_minimal [NOTFOUND=return] resolve [!UNAVAIL=return] dns ...
.local ホストの解決に時間がかかる場合は、 mdns_minimal の代わりに mdns4_minimal を使ってみてください。クリックで一時停止のプラグイン
vlc-pause-click-pluginAUR をインストールすると、VLC のウィンドウ内のビデオをクリックすると、一時停止または再開できるようになります。
インストール後はアクティブ化されないため、https://github.com/nurupo/vlc-pause-click-plugin#usage で説明されているように手動で設定し有効にする必要があります。
トラブルシューティング
アップグレード後にビデオに問題が出る
マイナーリリースでも VLC の設定に問題が起こることがあります。バグ報告をする前に、~/.config/vlc 内の設定を削除するかリネームして問題が解決しないか確認してください。
セグメンテーション違反
VLC 開始時の障害
VLC の起動時にセグフォルトする場合、マイクロコード などが原因でないならば、以下を実行することで解決することがあります:
# /usr/lib/vlc/vlc-cache-gen /usr/lib/vlc/plugins
実行後、VLC を再インストールしてください。
動画再生時の不具合
VLC はオーディオ ファイルを開いて再生できるが、セグメンテーション違反のあるビデオを再生すると閉じてしまう場合。その後、ハードウェアビデオアクセラレーション が誤って設定され、VLC がグラフィックデバイスを参照できなくなりました。特に、1 台のコンピュータで異なるグラフィックカードを使用している場合に発生します。この問題を解決するには、次の依存関係をインストールします。
Nvidia グラフィックカードユーザーの場合: libva-vdpau-driver
Intel グラフィックカードユーザーの場合: libva-intel-driver
ドロップダウンメニューにアイコンが表示されない
ドロップダウンメニューの PCI カードアイコンなどが表示されない問題は Xfce で起こることがあります。
以下のコマンドを実行してアイコンを初期化してください:
$ gconftool-2 --type boolean --set /desktop/gnome/interface/buttons_have_icons true $ gconftool-2 --type boolean --set /desktop/gnome/interface/menus_have_icons true
VDPAU バックエンドを開けませんでした
ハードウェアビデオアクセラレーション#Failed to open VDPAU backend を見てください。
VDPAU がサポートされていない場合、VA-API を使うように VLC を設定してください。詳しくはハードウェアアクセラレーションのサポートを参照。
ビデオ出力がデスクトップに重なる、サイズや位置が上手く変わらない
この問題は Intel のビデオカードで発生します。ビデオ設定で出力を OpenGL GLX (XCB) にして Input/Codecs を VA-API に設定することで解決するという報告があります。
SFTP で空白をファイル名に含むメディアファイルを再生できない
VLC が SFTP で動画や音声ファイルを再生できないときは、まず sshfs がインストールされていることを確認してください。
SFTP で空白を含んでいるメディアファイルの再生ができない場合、vlc.desktop ファイルの以下の行を:
Exec=/usr/bin/vlc --started-from-file %U
以下のように変更して下さい:
Exec=/usr/bin/vlc --started-from-file %F
ソース: [1]
DVD を開けません
メディア > オープンディスク 経由で DVD を再生できるようにするには、VLC のオプションの依存関係 libdvdread をインストールする必要があります。
DVDメニューが表示されない
DVD メニューをナビゲートし、エピソードごとに再生するには、オプションの VLC 依存ライブラリ libdvdnav がインストールされている必要があります。
メディアが読み込まれない
一部の RTP、RTSP、DVB-T ストリームまたは Blu-ray が、ログにエラーメッセージを表示せずに無限にバッファリングしているように見える場合、または何も表示されずにロードされない場合 (例:フランス FAI Free の IPTV)、aribb24 をインストールします。
Wayland サポート
vlc-gitAUR デフォルトで Wayland サポートを使用してビルドします。QT_QPA_PLATFORM=wayland 環境変数 を設定して Wayland を有効にします。詳細については、Wayland#Qt を参照してください。
--enable-wayland ビルドフラグは vlc PKGBUILD (は現在 VLC バージョン 3.0 を使用しています)、VLC 3 での Wayland サポートが壊れているため、Xwayland を使用して下さい。xorg-xwayland がインストールされていない場合、VLC のビデオ出力がトリミングされるか、形式が不正になる可能性があります。
RTSPストリームが読み込まれない
もし、いくつかの RTSP ストリームが、ログにエラーメッセージを出さずに、延々と接続しているように見える場合(フランスの FAI Free の ipTV のように)、aribb24 をインストールすると、問題を解決できるかもしれません。
Streamlink でストリームを再生するときのランダムな色
オプションの依存関係 aribb24 をインストールします。
AMDGPU で HEVC ビデオを再生するとシステムが応答しない
HEVC (H265) でエンコードされたビデオを再生すると、システム全体がフリーズして何もできなくなったり、シャットダウンしたりする場合があります。
この問題は、Open GL/GLES hardware converter の設定を 自動 以外の設定に変更することで修正できます (例:VDPAU OpenGL surface converter または VA-API OpenGL surface Converter for Wayland)
https://gitlab.freedesktop.org/drm/amd/-/issues/2113#note_1602599 を参照してください。
再生の進行状況を変更すると音が一時的に消えます
ツール > 環境設定 > オーディオ > 出力モジュール を ALSA オーディオ出力 に変更します。
参照
- Wikipedia の記事
- アプリケーション一覧#マルチメディア
- VLC ホームページ
- playerctl: メディアプレイヤーを制御するコマンドラインユーティリティ・ライブラリ
- Control VLC via a browser