「Lenovo ThinkPad T440s」の版間の差分
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T440s では[[セキュアブート]]と [[UEFI]] がデフォルトで有効になっています。UEFI を使いたいのでなければ、BIOS で起動するように設定を変えたほうが簡単に Arch をインストールできます。BIOS/EFI のメニューから "Legacy only" で起動するようにしてください (EFI の代わりに BIOS エミュレーションが使われます)。 |
T440s では[[セキュアブート]]と [[UEFI]] がデフォルトで有効になっています。UEFI を使いたいのでなければ、BIOS で起動するように設定を変えたほうが簡単に Arch をインストールできます。BIOS/EFI のメニューから "Legacy only" で起動するようにしてください (EFI の代わりに BIOS エミュレーションが使われます)。 |
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| + | UEFI でインストールするときには、以下のことに気をつけましょう: |
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| + | * Windows 以外のオペレーティングシステムを起動するには、セキュアブートを無効にしなければなりません。''Security > Secure Boot'' にある ''Secure Boot'' の設定を ''Disabled'' に変更してください。Setup/Custom Mode にするのもよいでしょう。 |
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| + | * セキュリティチップが有効な場合、Windows 以外のブートローダにある {{ic|bootx64.efi}} から起動するのが妨げられることがあります。''Security > Security Chip'' にある ''Security Chip Selection to Discrete TPM and Security Chip'' を ''Disabled'' に変更してください。 |
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=== ドライバーの選択 === |
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| 指紋リーダー || [[Fprint]] V0.6.0 以上 |
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== 設定 == |
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=== 画面解像度 === |
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| − | {{ic|/etc/X11/xorg.conf.d/90-monitor.conf}} ファイルを作成して |
+ | {{ic|/etc/X11/xorg.conf.d/90-monitor.conf}} ファイルを作成して、DPI の値を設定してください: |
{{bc| |
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デフォルトの解像度は 96dpi に設定されます。 |
デフォルトの解像度は 96dpi に設定されます。 |
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| + | 1920x1080 の FHD パネルで、テキストや UI が小さすぎると感じる場合、[[HiDPI|ディスプレイのスケーリング]] で UI 要素を好みに調節するのがよいかもしれません。小数値での HiDPI スケーリングがより正確かもしれません。 |
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=== バックライト === |
=== バックライト === |
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=== タッチパッド === |
=== タッチパッド === |
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| − | タッチパッドの設定は [http://rscircus.org/post/72978821261/t440s-clickpad-fix-which-feels-good こちら] を参照。 |
+ | [[xinput]] を使って設定します。Synaptics タッチパッドの正確に設定するには [http://rscircus.org/post/72978821261/t440s-clickpad-fix-which-feels-good こちら] を参照。 |
== BIOS のアップデート == |
== BIOS のアップデート == |
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2019年4月12日 (金) 14:05時点における版
この記事では Lenovo T440s ノートパソコンに Arch Linux をインストール・設定する方法を説明しています。
目次
インストール
UEFI vs BIOS
T440s ではセキュアブートと UEFI がデフォルトで有効になっています。UEFI を使いたいのでなければ、BIOS で起動するように設定を変えたほうが簡単に Arch をインストールできます。BIOS/EFI のメニューから "Legacy only" で起動するようにしてください (EFI の代わりに BIOS エミュレーションが使われます)。
UEFI でインストールするときには、以下のことに気をつけましょう:
- Windows 以外のオペレーティングシステムを起動するには、セキュアブートを無効にしなければなりません。Security > Secure Boot にある Secure Boot の設定を Disabled に変更してください。Setup/Custom Mode にするのもよいでしょう。
- セキュリティチップが有効な場合、Windows 以外のブートローダにある
bootx64.efiから起動するのが妨げられることがあります。Security > Security Chip にある Security Chip Selection to Discrete TPM and Security Chip を Disabled に変更してください。
ドライバーの選択
| デバイス | ドライバー |
|---|---|
| ビデオ | Intel Graphics |
| クリックパッド | libinput |
| ワイヤレス/Bluetooth | iwlwifi* |
| 指紋リーダー | Fprint V0.6.0 以上 |
| SD カードリーダー (Realtek RTS5227) | rts5227-dkmsAUR |
ワイヤレスカードについて詳しくは こちらのページ を見てください。
Tp_smapi
tp_smapi や ThinkPad T420 の設定を見てください。
設定
画面解像度
/etc/X11/xorg.conf.d/90-monitor.conf ファイルを作成して、DPI の値を設定してください:
Section "Monitor"
Identifier "<default monitor>"
DisplaySize 309 173 # In millimeters
EndSection
デフォルトの解像度は 96dpi に設定されます。
1920x1080 の FHD パネルで、テキストや UI が小さすぎると感じる場合、ディスプレイのスケーリング で UI 要素を好みに調節するのがよいかもしれません。小数値での HiDPI スケーリングがより正確かもしれません。
バックライト
バックライトを見てください。
タッチパッド
xinput を使って設定します。Synaptics タッチパッドの正確に設定するには こちら を参照。
BIOS のアップデート
Linux から BIOS を書き換える#ブータブル光学ディスクのエミュレーションや Updating the BIOS on my ThinkPad T440 を見てください。