「Lemonbar」の版間の差分

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デフォルトの lemonbar は XFT フォントをサポートしていません。XFT フォントのサポートを取得するには、{{AUR|lemonbar-git}} を置き換える {{AUR|lemonbar-xft-git}} をインストールする必要があります。
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lemonbar で別のフォントを使用するには、lemonbar の起動時に {{ic|-f}} オプションを渡す必要があります (例:{{ic|lemonbar -f "Roboto Medium"}})
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XFT サポートを使用すると、[http://fontawesome.io/ font-awesome icons] をバーに追加することもできます。アイコンを使用する前に {{Pkg|ttf-font-awesome}} をインストールし、{{ic|-f 'Font Awesome 5 Free' -f 'Font Awesome 5 Brands' -f 'Font Awesome 5 Free Solid'}} (または ''5'' の代わりに適切なバージョン) を lemonbar に渡す必要があります。また、Font Awesome には他のシンボルが含まれていないため、lemonbar で他のシンボルを表示したい場合は、Font Awesome icon 以外のシンボルに使用するフォントをもう1つ指定する必要があることに注意してください (例: {{ic|-f "Roboto Medium"}})
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アイコンを lemonbar に追加する前に、[http://fontawesome.io/icons/ アイコンリスト] でその Unicode ID を検索し、それを lemonbar 文字列に渡す必要があります。Unicode ID {{ic|f242}} のアイコンを lemonbar に表示するスクリプトは次のとおりです:
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{{hc|fontawesome.sh|
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#!/usr/bin/sh
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echo -e "\uf242 Battery: 0"
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エスケープシーケンスで echo を適切に使用する必要があるため、{{ic|echo -e}} フラグには特に注意してください。
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対応する lemonbar コマンド: {{ic|lemonbar -f "Roboto Medium" -f 'Font Awesome 5 Free' -f 'Font Awesome 5 Brands' -f 'Font Awesome 5 Free Solid'}}

2023年12月19日 (火) 20:50時点における最新版

lemonbar は XCB ベースの軽量なバーです。前景・背景色の切り替え、テキストの配置変更、カラフルな下線・上線を使うことができ UTF-8 を完全にサポートしていてメモリの消費量が少ないのが特徴です。それ以上でもそれ以下でもありません。

インストール

lemonbar-gitAUR パッケージをインストールしてください。

設定

コンパイル時に設定がされる旧バージョンと異なり、lemonbar の設定は screenrc のような設定フォーマットやコマンドラインオプションで完全に行うことができます。

設定オプションについては man ページを見てください。

使用方法

lemonbar は何も情報を出力しません。テキストを lemonbar に表示させるにはパイプで流し込む必要があります。以下の例ではバーに "Hello World" と書き込みます:

#!/bin/bash

# Echo the text
echo "Hello World"

スクリプトで lemonbar のテキストを更新したい場合、-p オプションを追加してください。標準入力が閉じられた後も lemonbar が終了しなくなります。

カラー

lemonbar では以下のコマンドを使用してテキストや背景、下線・上線に色を付けます。#RRGGBB, #AARRGGBB (アルファチャンネルを指定、コンポジタを実行する必要があります), #RGB という形式で色を指定できます。

- は特殊でデフォルトカラーを意味します (コマンドラインフラグで設定できます。フラグで設定しなかった場合はデフォルトは黒地に白字です)。

コマンド 意味
%{Fcolor} 前景・フォント色として color を使用。
%{Bcolor} 背景として color を使用。
%{Ucolor} テキストの下線・上線の色として color を使用。

テキストの配置

lemonbar ではテキストの配置を変えられます。以下のコマンドを使用します:

コマンド 意味
%{l} テキストを左揃えにする。
%{c} テキストを中央揃えにする。
%{r} テキストを右揃えにする。

サンプル

以下のサンプルはバーの中央に日付と時間を表示します。フォントの色は yellow に背景は blue にしてから、デフォルトカラーに戻しています。/path/to/script/example.sh | lemonbar -p で実行してください。

example.sh
#!/usr/bin/bash

# Define the clock
Clock() {
        DATETIME=$(date "+%a %b %d, %T")

        echo -n "$DATETIME"
}

# Print the clock

while true; do
        echo "%{c}%{F#FFFF00}%{B#0000FF} $(Clock) %{F-}%{B-}"
        sleep 1
done

以下はバッテリーの残量を表示します。以下のスクリプトを使用するには acpi のインストールが必要です。

example.sh
#!/usr/bin/bash

#Define the battery
Battery() {
        BATPERC=$(acpi --battery | cut -d, -f2)
        echo "$BATPERC"
}

# Print the percentage
while true; do
        echo "%{r}$(Battery)"
        sleep 1;
done

XFT フォント

デフォルトの lemonbar は XFT フォントをサポートしていません。XFT フォントのサポートを取得するには、lemonbar-gitAUR を置き換える lemonbar-xft-gitAUR をインストールする必要があります。

lemonbar で別のフォントを使用するには、lemonbar の起動時に -f オプションを渡す必要があります (例:lemonbar -f "Roboto Medium")

Font Awesome icon

XFT サポートを使用すると、font-awesome icons をバーに追加することもできます。アイコンを使用する前に ttf-font-awesome をインストールし、-f 'Font Awesome 5 Free' -f 'Font Awesome 5 Brands' -f 'Font Awesome 5 Free Solid' (または 5 の代わりに適切なバージョン) を lemonbar に渡す必要があります。また、Font Awesome には他のシンボルが含まれていないため、lemonbar で他のシンボルを表示したい場合は、Font Awesome icon 以外のシンボルに使用するフォントをもう1つ指定する必要があることに注意してください (例: -f "Roboto Medium")

アイコンを lemonbar に追加する前に、アイコンリスト でその Unicode ID を検索し、それを lemonbar 文字列に渡す必要があります。Unicode ID f242 のアイコンを lemonbar に表示するスクリプトは次のとおりです:

fontawesome.sh
#!/usr/bin/sh
echo -e "\uf242 Battery: 0"

エスケープシーケンスで echo を適切に使用する必要があるため、echo -e フラグには特に注意してください。

対応する lemonbar コマンド: lemonbar -f "Roboto Medium" -f 'Font Awesome 5 Free' -f 'Font Awesome 5 Brands' -f 'Font Awesome 5 Free Solid'