「Genfstab」の版間の差分
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2023年9月2日 (土) 20:57時点における版
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genfstab は、指定されたマウントポイントの下にあるすべてのマウントを自動的に検出するために使用される Bash スクリプトで、その出力は通常 /etc/fstab
にリダイレクトされるファイルにリダイレクトできます。
インストール
これは、Arch のインストールメディアにデフォルトで存在し、既にインストールされたシステム上で arch-install-scripts パッケージの一部としてインストールできます。
他のディストリビューションでも使用できます、このツールのスタンドアロンのフォークもあります。それは[こちら](https://github.com/glacion/genfstab/tree/master)で見つけることができます。
使い方
以下を使用して、現在のマウントのリストを取得できます。
$ genfstab /
このスクリプトは、カーネルディスクリプタ、デバイス/パーティションラベル、またはデバイス/パーティション UUID によってマウントを見つけることをサポートしています。デフォルトでは kernel descriptor
を出力します(カーネルディスクリプタは /dev/xxx
)、ファイルシステムラベル、GPT パーティションラベル、ファイルシステム UUID、または GPT パーティション UUID の場合、それぞれ -L
、-t PARTLABEL
、-U
、または -t PARTUUID
を使用できます。
より一般的な使用シナリオは、chroot のための fstab を取得することです。これを行うためには、以下のような操作を行います。
# mount /dev/sda3 /mnt # mount --mkdir /dev/sda1 /mnt/efi
$ genfstab -U /mnt
# /dev/sda3 UUID=185aebd2-ce76-47dd-baf4-5ad0a80fa963 / ext4 rw,noatime 0 1 # /dev/sda1 UUID=E5C7-6DD7 /efi vfat rw,relatime,fmask=0077,dmask=0077,codepage=437,iocharset=ascii,shortname=mixed,utf8,errors=remount-ro 0 2
この場合、genfstab
はマウントポイント /mnt
の下の両方のマウントを表示し、デバイスの UUID
でリストします。
通常、出力をファイルにリダイレクトしたいと思うでしょう。これは以下のように実現できます。
# genfstab -U /mnt >> /mnt/etc/fstab