「Quod Libet」の版間の差分
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Quod Libet は、バックエンドとして [[Music Player Daemon]] または [[Rygel]] を使用してメディア サーバーとして機能できます。これらのいずれかを選択して使用するには、環境設定で対応するプラグインを有効にします。 |
Quod Libet は、バックエンドとして [[Music Player Daemon]] または [[Rygel]] を使用してメディア サーバーとして機能できます。これらのいずれかを選択して使用するには、環境設定で対応するプラグインを有効にします。 |
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+ | === マルチメディアキーが機能しない === |
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− | === Multimedia keys do not work === |
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+ | マルチメディアキーは、[[MPRIS]] インターフェイスを使用して機能します。このインターフェースを機能させるには、Quod Libet のプラグインで有効にする必要があります。 |
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− | Multimedia keys work using the [[MPRIS]] interface. This interface has to be enabled in the plugins of Quod Libet to make them work. |
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+ | === タイトル変更時にインターフェースがフリーズする === |
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− | === Interface freeze when title changes === |
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+ | バグのあるプラグインを有効にしたり、正常なプラグインが多すぎると、パフォーマンスが低下することがあります。問題のあるプラグインを特定できるように、フリーズが解消されるまでプラグインを無効にします。たとえば、''Waveform search bar'' は、ローエンドシステムでは多少の遅れを引き起こすことが知られています。 |
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− | Enabling a buggy plugin or too many sane plugins can sometimes leads to poor performance. Disable plugins until the freeze disappear, such that you can identify the faulty plugin. For instance, the ''Waveform search bar'' is known to cause some lags for low-end systems. |
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== See also == |
== See also == |
2024年1月1日 (月) 01:12時点における版
Quod Libet は、Python で書かれ、GTK に基づいた音楽プレーヤーで、ネイティブまたはユーザーのプラグインを使用して拡張可能で、GStreamer をバックエンドとして使用して、多くのオーディオ形式をサポートしています。ReplayGain、タグの読み取りと書き込み、アルバムアートと歌詞の表示、正規表現に基づくライブラリのフィルタリングなどをサポートします。
Quod Libet プロジェクトには 3 つのコマンドが用意されています。:
- quodlibet(1)
- CLI をサポートするプレーヤーおよびライブラリマネージャー。
- exfalso(1)
- グラフィカルなタグマネージャー。
- operon(1)
- コマンドラインタグマネージャー。
目次
インストール
quodlibet パッケージを インストール して下さい。
デコード機能の拡張
Quod Libet は、GStreamer を介して Libav-based コーデックの恩恵を受けることができます (Monkey's Audio (APE) ファイルをデコードする場合など) これを有効にするには、gst-libav パッケージをインストールし、オーディオプレーヤーを再起動します。
プラグインリストの拡張
Quod Libet は、いくつかの GStreamer のプラグイン (ReplayGain 情報の計算など) から恩恵を受けることができます。これらを Quod Libet のプラグインリストで利用できるようにするには、gst-plugins-good パッケージをインストールし、オーディオプレーヤーを再起動します。
設定
プレーヤーコアの設定
メニューで、File、Preferences の順に移動します。ここから、ライブラリパスを設定し、ReplayGain を有効にし、プレーヤーレイアウトを設定できます。
プラグインの有効化
プレーヤーのデフォルト設定はすべてを網羅するものではありません。より高度な設定は次のように実行します。 それらを有効にするには、メニューで File > Plugins に移動し、目的のプラグインを有効にします。
興味深いプラグインのリストは次のとおりです:
- Alternative progress bar
- ウィンドウの上部に進行状況バーを表示します。
- Waveform search bar
- 単純なバーの代わりに波形プログレスバーを表示します。
- Change theme
- インターフェースのテーマを設定します。
- ReplayGain
- コンテキストメニューにボタンを追加して、選択したファイルの ReplayGain 情報を計算します。
- Information overlay
- タイトル変更時に OSD を追加します。
- D-BUS MPRIS support
- D-BUS を介して MPRIS サポートを追加すると、キーボードのマルチメディアキーを使用してメディアプレーヤーを制御できるようになります。
- Display lyrics
- ディスプレイの右側にパネルを追加して、埋め込まれた歌詞を表示します。
プラグイン
ReplayGain
ReplayGain Quod Libet ではデフォルトで無効になっています。実行時に ReplayGain タグに基づいてトラックのボリュームが調整されるようにするには、環境設定でこれを有効にする必要があります。
Quod Libet は、ReplayGain 情報を計算し、オーディオファイルのタグに保存できます。これは GStreamer の rganalysis プラグインに依存しています。:
- GStreamer のプラグインが gst-plugins-good パッケージを通じてインストールされていることを確認してください。
- ReplayGain プラグインを有効にし、ファイルを右クリックして pluginに移動し、ReplayGain をクリックします。
外部制御
Quod Libet は、MPRIS から D-Bus を使用してプログラムで制御できます。これを行うには、D-BUS MPRIS support プラグインを有効にします。マルチメディアキーとターミナルを使用した制御が可能になります。
以下に、ターミナルを使用したプレーヤー制御の例をいくつか示します。
- 音量を 50% に設定します
$ dbus-send --dest=org.mpris.MediaPlayer2.quodlibet --print-reply /org/mpris/MediaPlayer2 org.freedesktop.DBus.Properties.Set string:org.mpris.MediaPlayer2.Player string:Volume variant:double:0.5
- 再生アクションの制御
$ dbus-send --dest=org.mpris.MediaPlayer2.quodlibet --print-reply /org/mpris/MediaPlayer2 org.mpris.MediaPlayer2.Player.Next
Next の代わりに、Pause, Play, Previous, Stop のいずれかのアクションを使用できます。
メディアサーバー
Quod Libet は、バックエンドとして Music Player Daemon または Rygel を使用してメディア サーバーとして機能できます。これらのいずれかを選択して使用するには、環境設定で対応するプラグインを有効にします。
トラブルシューティング
マルチメディアキーが機能しない
マルチメディアキーは、MPRIS インターフェイスを使用して機能します。このインターフェースを機能させるには、Quod Libet のプラグインで有効にする必要があります。
タイトル変更時にインターフェースがフリーズする
バグのあるプラグインを有効にしたり、正常なプラグインが多すぎると、パフォーマンスが低下することがあります。問題のあるプラグインを特定できるように、フリーズが解消されるまでプラグインを無効にします。たとえば、Waveform search bar は、ローエンドシステムでは多少の遅れを引き起こすことが知られています。