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== 設定 == |
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GNOME 環境で Rygel をインストールしたら、共有設定から "Share media" オプションを選択することができます。 |
GNOME 環境で Rygel をインストールしたら、共有設定から "Share media" オプションを選択することができます。 |
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2024年2月10日 (土) 17:10時点における版
Rygel は多数の DLNA/UPnP クライアントで使えるストリーミングメディアサーバーです。Sony PlayStation, Microsoft Xbox, スマートテレビ, DLNA スピーカー, スマートフォンなどが対応しています。Rygel はメディアをクライアント端末で再生できるフォーマットに自動的に変換します。D-Bus MediaServer 規格を使用して Rhythmbox や DVB Daemon などの外部アプリケーションから発信したメディアを利用することも可能です。Rygel は GNOME プロジェクトの一つとして活発に開発されています。
インストール
rygel パッケージをインストールしてください。
起動
GNOME 環境では、設定 > 共有 > メディア共有 に移動し、メディア共有 をオンにします。フォルダー で共有したいフォルダーを追加または除外し、ネットワーク でメディアを共有するネットワークを選択します。
非 GNOME 環境では、rygel.service ユーザーユニット を 有効化 すると、自動的に開始されます。
rygel を手動で起動するには、ターミナルで次のコマンドを実行します:
$ rygel -g 5
設定
GNOME 環境で Rygel をインストールしたら、共有設定から "Share media" オプションを選択することができます。
Rygel の設定はシステム全体 (/etc/rygel.conf) でもユーザー個別 ($HOME/.config/rygel.conf) でも行うことができます。デフォルトの /etc/rygel.conf に詳細に説明が入っています。
また、設定に関する詳細情報 man rygel.conf に載っています。
トラブルシューティング
コマンドラインから Rygel を起動する場合、変な挙動を直すのに役立つオプションが複数存在します。オプションの詳細は man rygel を参照。
-g, --log-level=LIST- カンマで区切られた DOMAIN:LEVEL のリスト。DOMAIN には "*", "rygel" あるいはプラグインの名前などが指定できます。LEVEL は重大なエラーが1、普通のエラーが2、警告が3、補足情報が4、デバッグ情報が5です。
-d, --disable-plugin=PLUGIN- PLUGIN を無効化します。
-t, --disable-transcoding- 変換を無効化します。
-c, --config=CONFIG_FILE/etc/rygel.confや$HOME/.config/rygel.confの代わりに指定された設定ファイルをロードします。