コンテンツにスキップ

「Microsoft フォント」の版間の差分

提供: ArchWiki
削除された内容 追加された内容
 
編集の要約なし
8行目: 8行目:
{{Related|フォント}}
{{Related|フォント}}
{{Related|フォント設定}}
{{Related|フォント設定}}
{{Related|Infinality}}
{{Related|Java ランタイム環境のフォント}}
{{Related|Java ランタイム環境のフォント}}
{{Related articles end}}
{{Related articles end}}
15行目: 16行目:
=== Windows のパーティションからフォントを使う ===
=== Windows のパーティションからフォントを使う ===


Windows のパーティションを {{ic|/windows}} にマウントていると仮定します。次ようにリンクすることでフォントを使ことが可能です:
Windows のパーティションマウントされている場合、そパーティションにリンクすることでフォントを使用することができま

例えば、Windows の C:\ パーティションが {{ic|/windows}} にマウントされている場合:


# ln -s /windows/Windows/Fonts /usr/share/fonts/WindowsFonts
# ln -s /windows/Windows/Fonts /usr/share/fonts/WindowsFonts
22行目: 25行目:


# fc-cache
# fc-cache

もしくは、Windows フォントを {{ic|/usr/share/fonts}} にコピーします:

# mkdir /usr/share/fonts/WindowsFonts
# cp /windows/Windows/Fonts/* /usr/share/fonts/WindowsFonts
# chmod 755 /usr/share/fonts/WindowsFonts/*


===最新のパッケージ===
===最新のパッケージ===
55行目: 64行目:
*[[Wikipedia:Wingdings|Wingdings]]
*[[Wikipedia:Wingdings|Wingdings]]


{{AUR|ttf-tahoma}} や {{AUR|ttf-microsoft-tahoma}} を AUR から取得することもできます、これらには [[Wikipedia:Tahoma (typeface)|Tahoma]] が含まれています。
{{AUR|ttf-tahoma}} を AUR から取得することもできます、これらには [[Wikipedia:Tahoma (typeface)|Tahoma]] が含まれています。


他にも AUR には {{AUR|ttf-vista-fonts}} があり、これには以下のフォントが含まれています:
他にも AUR には {{AUR|ttf-vista-fonts}} があり、これには以下のフォントが含まれています:
99行目: 108行目:
ブラウザで serif,sans-serif,monospace フォントを MS フォントに関連付けるのも有効です。
ブラウザで serif,sans-serif,monospace フォントを MS フォントに関連付けるのも有効です。


==Windows XP のようなシャープなフォント==
==Windows XP==
MS フォントを Windows XP のように表示する方法のガイドが http://www.sharpfonts.co.cc/ にあります (サイトは落ちています、[[Arch User Repository|AUR]] の {{AUR|sharpfonts}} を試して下さい)。要するに、上述の通りフォントをインストールして著者によって修正がなされた XML ファイルを使って下さい。
MS フォントを Windows XP のように表示する方法のガイドが http://www.sharpfonts.co.cc/ にあります (サイトは落ちています、[[Arch User Repository|AUR]] の {{AUR|sharpfonts}} を試して下さい)。要するに、上述の通りフォントをインストールして著者によって修正がなされた XML ファイルを使って下さい。


==Windows 7 のようなスムースなフォント==
==Windows 7==
[[フォント設定#Infinality|Infinality のパッチが適用された freetype2 パッケージ]]を使い、それによって作られた {{ic|local.conf}} にある Windows 7 プロファイルを使って下さい。
[[Infinality|Infinality のパッチが適用された freetype2 パッケージ]]を使い、それによって作られた {{ic|local.conf}} にある Windows 7 プロファイルを使って下さい。

== Windows 8 ==

{{AUR|ttf-ms-win8}} パッケージは最新の代替パッケージとして AUR の {{AUR|ttf-ms-fonts}}, {{AUR|ttf-vista-fonts}}, {{AUR|ttf-win7-fonts}} パッケージを置き換えます。

フォントの新しいバージョンを提供しますが、ライセンスの問題から'''フォントを自動でダウンロードすることは不可能'''です。

{{Note|Microsoft フォントを Windows システムの外で使用することは EULA によって禁止されています (ただし特定の国々では EULA は無効です)。フォントを使用する前に Microsoft のライセンスを確認してください。}}

インストール済みの最新 Windows 8.1 からフォントを取得することができます。どのエディションの Windows 8.1 でも可能です。

Windows 8.1 ではフォントが {{ic|[http://technet.microsoft.com/en-us/library/hh825266.aspx %WINDIR%]\Fonts}} に置かれており、ライセンスファイルが {{ic|[http://technet.microsoft.com/en-us/library/hh825266.aspx %SYSTEM32%]\license.rtf}} にあります。

{{ic|1=source=()}} で指定されているファイルが必要です。[[PKGBUILD]] ファイルと同一のディレクトリに配置して、[[makepkg]] を実行してください。

{{ic|makepkg --pkg ttf-ms-win8}} は {{AUR|ttf-ms-fonts}} よりもカバー範囲が広い Windows 8.1 コアフォントパッケージを作成します。

フォントの表示には [[Infinality]] を使うのがベストです。Infinality は素晴らしいフォントレンダリングとカスタマイズを提供します。

2015年2月21日 (土) 15:40時点における版

TrueType の Microsoft フォントのインストールと Windows のフォントレンダリングのエミュレート。

インストール

Windows のパーティションからフォントを使う

Windows のパーティションがマウントされている場合、そのパーティションにリンクすることでフォントを使用することができます。

例えば、Windows の C:\ パーティションが /windows にマウントされている場合:

# ln -s /windows/Windows/Fonts /usr/share/fonts/WindowsFonts

それから fontconfig のキャッシュの再生成をしてください:

# fc-cache

もしくは、Windows フォントを /usr/share/fonts にコピーします:

# mkdir /usr/share/fonts/WindowsFonts
# cp /windows/Windows/Fonts/* /usr/share/fonts/WindowsFonts
# chmod 755 /usr/share/fonts/WindowsFonts/*

最新のパッケージ

ノート 以下のパッケージには Windows 7/8 や Office 2007 のセットアップ・インストールメディアへのアクセスが必要です、詳しくはそれぞれの PKGBUILD を見て下さい。

AUR から利用可能:

レガシーなパッケージ

ノート 以下のパッケージによって提供されているフォントは時代遅れのものであり、近代的なヒント情報がなかったり完全な文字セットを揃えていません。最新のパッケージを使うことが推奨されます。

ttf-ms-fontsAURAUR から利用できます。

オリジナルの Microsoft's End User License Agreement によれば、フォントを使用する際にはいくつかの法的な制限が課せられます。

このパッケージに含まれるフォント:

ttf-tahomaAUR を AUR から取得することもできます、これらには Tahoma が含まれています。

他にも AUR には ttf-vista-fontsAUR があり、これには以下のフォントが含まれています:

MS フォントを便利に使う Fontconfig のルール

ウェブサイトはよく一般的な名前 (helvetica, courier, times, times new roman) を使ってフォントを指定することがあります。fontconfig にあるルールはこれらのフォントを(見た目が悪い)フリーフォントに置き換えます:

/etc/fonts/conf.d/30-metric-aliases.conf

MS フォントをフルに活用するには一般的な名前を MS のフォントにマッピングするルールを作る必要があります:

<?xml version="1.0"?>
<!DOCTYPE fontconfig SYSTEM "fonts.dtd">
<fontconfig>
       <alias binding="same">
         <family>Helvetica</family>
         <accept>
         <family>Arial</family>
         </accept>
       </alias>
       <alias binding="same">
         <family>Times</family>
         <accept>
         <family>Times New Roman</family>
         </accept>
       </alias>
       <alias binding="same">
         <family>Courier</family>
         <accept>
         <family>Courier New</family>
         </accept>
       </alias>
</fontconfig>

ブラウザで serif,sans-serif,monospace フォントを MS フォントに関連付けるのも有効です。

Windows XP

MS フォントを Windows XP のように表示する方法のガイドが http://www.sharpfonts.co.cc/ にあります (サイトは落ちています、AURsharpfontsAUR を試して下さい)。要するに、上述の通りフォントをインストールして著者によって修正がなされた XML ファイルを使って下さい。

Windows 7

Infinality のパッチが適用された freetype2 パッケージを使い、それによって作られた local.conf にある Windows 7 プロファイルを使って下さい。

Windows 8

ttf-ms-win8AUR パッケージは最新の代替パッケージとして AUR の ttf-ms-fontsAUR, ttf-vista-fontsAUR, ttf-win7-fontsAUR パッケージを置き換えます。

フォントの新しいバージョンを提供しますが、ライセンスの問題からフォントを自動でダウンロードすることは不可能です。

ノート Microsoft フォントを Windows システムの外で使用することは EULA によって禁止されています (ただし特定の国々では EULA は無効です)。フォントを使用する前に Microsoft のライセンスを確認してください。

インストール済みの最新 Windows 8.1 からフォントを取得することができます。どのエディションの Windows 8.1 でも可能です。

Windows 8.1 ではフォントが %WINDIR%\Fonts に置かれており、ライセンスファイルが %SYSTEM32%\license.rtf にあります。

source=() で指定されているファイルが必要です。PKGBUILD ファイルと同一のディレクトリに配置して、makepkg を実行してください。

makepkg --pkg ttf-ms-win8ttf-ms-fontsAUR よりもカバー範囲が広い Windows 8.1 コアフォントパッケージを作成します。

フォントの表示には Infinality を使うのがベストです。Infinality は素晴らしいフォントレンダリングとカスタマイズを提供します。