「V2Ray」の版間の差分
Kusanaginoturugi (トーク | 投稿記録) (→プリセットルーティングファイルの置き換え: 飜訳) |
(トラブルシューティングを翻訳して追加) |
||
64行目: | 64行目: | ||
{{Warning|{{ic|geosite.dat}} と {{ic|geoip.dat}} を直接差し替えると、[[pacman#"Failed to commit transaction (conflicting files)" error|ファイルの競合]]が発生する場合があります。}} |
{{Warning|{{ic|geosite.dat}} と {{ic|geoip.dat}} を直接差し替えると、[[pacman#"Failed to commit transaction (conflicting files)" error|ファイルの競合]]が発生する場合があります。}} |
||
+ | |||
+ | == トラブルシューティング == |
||
+ | |||
+ | === Failed with result 'exit-code' === |
||
+ | |||
+ | ログに次のエラーが表示される場合: {{ic|Failed with result 'exit-code'}} は、V2Ray に /var/log/v2ray/access.log への書き込み権限がないことが原因です。問題を解決するには、次のコマンドを使用します。 |
||
+ | chown -R nobody /var/log/v2ray |
||
== 参照 == |
== 参照 == |
||
71行目: | 78行目: | ||
* [https://qv2ray.net Qv2ray official Website & Documentation] |
* [https://qv2ray.net Qv2ray official Website & Documentation] |
||
− | {{TranslationStatus|V2Ray| |
+ | {{TranslationStatus|V2Ray|2023-12-03|740721}} |
2023年12月3日 (日) 17:58時点における版
関連記事
V2Ray は、主にネットワークプロトコルや機能の実現を担うプロジェクト V の中核ツールであり、他のプロジェクト V との通信を行います。
目次
インストール
v2ray パッケージをインストールします。開発版の場合は、v2ray-gitAUR パッケージをインストールします。
設定
V2Ray の設定は、JSON 形式のファイルによって行われます。設定ファイルのフォーマットと設定を参照してください。
使用方法
ゴマンドラインから
V2Ray は、v2ray
コマンドで起動します。コマンドラインを参照してください。
デーモン管理
v2ray.service
を起動/有効化します。
複数の設定
複数の設定を使用するには、/etc/systemd/system/v2ray.service
を編集して、以下を追加します。
/etc/systemd/system/v2ray.service
[Unit] Description=V2Ray Service After=network.target nss-lookup.target [Service] User=nobody AmbientCapabilities=CAP_NET_ADMIN CAP_NET_BIND_SERVICE CapabilityBoundingSet=CAP_NET_ADMIN CAP_NET_BIND_SERVICE ExecStart=/usr/bin/v2ray -confdir /etc/v2ray/ [Install] WantedBy=multi-user.target
GUI Client
Qv2ray を参照してください。
ヒントとコツ
ルーティングルール
Routing と Routing of V2Ray を参照してください。
ルーティングルールのプリセットファイルは、/usr/share/v2ray
にある geosite.dat
と geoip.dat
です。これらは、それぞれ v2ray-domain-list-community と v2ray-geoip パッケージによって提供されています。この2つのパッケージは、v2ray
の依存パッケージとしてデフォルトでインストールされます。
プリセットルーティングファイルの置き換え
いくつかのルーティングルールファイルには、既製のパッケージがあります。例えば、@Loyalsoldier/v2ray-rules-dat に対して v2ray-rules-dat-gitAUR パッケージをインストールすることができます。
既成のパッケージがないルーティングルールファイルについては、パッケージの作成をして 依存パッケージを削除せずに、v2ray-domain-list-community と v2ray-geoip をインストールまたは削除して、ルーティングルールファイルを /usr/share/v2ray
ディレクトリに配置することが可能です。
トラブルシューティング
Failed with result 'exit-code'
ログに次のエラーが表示される場合: Failed with result 'exit-code'
は、V2Ray に /var/log/v2ray/access.log への書き込み権限がないことが原因です。問題を解決するには、次のコマンドを使用します。
chown -R nobody /var/log/v2ray