「Logitech MX Master」の版間の差分
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== 使用方法 == |
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− | Unifying USB |
+ | 購入時に付属する Unifying Receiver USB ドングルを使用している場合、マウスは特別な設定を行わなくても動作するはずです。ドングルを PC に接続します。マウスの下にある {{ic|switch}} ボタンを押してマウスがチャンネル 1 に設定されていることを確認し、ボタンが速く点滅し始めるまでボタンを押し続けます。数秒後に点灯し、接続されるようになります。接続されていないレシーバーに接続したい場合は、[[Logitech Unifying Receiver]] を参照してください。 |
− | [[Bluetooth]] を使用するために、マウスの底のチャンネルを変更して、{{ic|connect}} ボタンをクリックしてください。それからお好きな Bluetooth マネージャでマウスを検索してペアリングを行ってください。今後は Bluetooth が有効になっている場合、チャンネルを切り替えたらすぐ接続されるようになります。スキャン時にマウスが表示されない場合、[[Bluetooth#スキャンしてもデバイスが表示されない]]を見てください。 |
+ | [[Bluetooth]] を使用するために、マウスの底のチャンネルを変更して、{{ic|connect}} ボタンをクリックしてください。それからお好きな Bluetooth マネージャでマウスを検索してペアリングを行ってください。今後は Bluetooth が有効になっている場合、チャンネルを切り替えたらすぐ接続されるようになります。スキャン時にマウスが表示されない場合、[[Bluetooth#スキャンしてもデバイスが表示されない]] を見てください。 |
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+ | マウスには 3 つのメジャーバージョンがあり、最新バージョンには 5 つのリビジョンがありますが、機能は同じです。 |
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+ | * MX Master, |
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+ | * MX Master 2s, |
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+ | |+ MX Master 3 バリエーション |
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+ | | MX Master 3 || 2019 || Unifying || Unifying + USB A-C |
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+ | | MX Master 3 for Mac || 2020 || Unifying || USB C-C |
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+ | | MX Master 3 for business || 2021 || rowspan="2" | Bolt || rowspan="2" | Bolt + USB A-C |
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+ | | MX Master 3S || rowspan="2" | 2022 |
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+ | | MX Master 3S for Mac || Bolt || USB C-C |
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== マウスから送信されるイベント == |
== マウスから送信されるイベント == |
2023年12月25日 (月) 13:26時点における版
MX Master は Logicool が発売している最上位モデルのマウスです。
使用方法
購入時に付属する Unifying Receiver USB ドングルを使用している場合、マウスは特別な設定を行わなくても動作するはずです。ドングルを PC に接続します。マウスの下にある switch
ボタンを押してマウスがチャンネル 1 に設定されていることを確認し、ボタンが速く点滅し始めるまでボタンを押し続けます。数秒後に点灯し、接続されるようになります。接続されていないレシーバーに接続したい場合は、Logitech Unifying Receiver を参照してください。
Bluetooth を使用するために、マウスの底のチャンネルを変更して、connect
ボタンをクリックしてください。それからお好きな Bluetooth マネージャでマウスを検索してペアリングを行ってください。今後は Bluetooth が有効になっている場合、チャンネルを切り替えたらすぐ接続されるようになります。スキャン時にマウスが表示されない場合、Bluetooth#スキャンしてもデバイスが表示されない を見てください。
マウスには 3 つのメジャーバージョンがあり、最新バージョンには 5 つのリビジョンがありますが、機能は同じです。
- MX Master,
- MX Master 2s,
- MX Master 3:
MX Master 3 バリエーション 名前 リリース サポート? 販売? MX Master 3 2019 Unifying Unifying + USB A-C MX Master 3 for Mac 2020 Unifying USB C-C MX Master 3 for business 2021 Bolt Bolt + USB A-C MX Master 3S 2022 MX Master 3S for Mac Bolt USB C-C
マウスから送信されるイベント
物理的な操作 | 認識されるイベント |
---|---|
左ボタン | button 1 |
ホイールボタン | button 2 |
右ボタン | button 3 |
ホイールを上に回す | button 4 |
ホイールを下に回す | button 5 |
ホイール近くの "i" ボタン | Linux では認識されません |
サムホイールを右 (上) に回す | button 6 |
サムホイールを左 (下) に回す | button 7 |
サイドの下側ボタン | button 8 |
サイドの上側ボタン | button 9 |
親指ボタン | Ctrl+Alt+Tab |
ボタンのマッピング
マウスボタンのマッピングを変更するには xbindkeys と xautomation を使います。
xbindkeys はボタンをリダイレクトして (xautomation に含まれている) xte はキーの押下を実行します。ホームディレクトリに .xbindkeysrc
という名前の設定ファイルを作成してください。
以下はサムホイールと横のボタンのサンプル設定です:
# thumb wheel up => increase volume and unmute "amixer -D pulse set Master 4000+ unmute" b:6 # thumb wheel down => lower volume "amixer -D pulse set Master 4000-" b:7 # backward button => previous song "xte 'key XF86AudioPrev'" b:8 # forward button => next song "xte 'key XF86AudioNext'" b:9
PulseAudio を使用する場合 (Xbindkeys#ボリューム操作を参照):
# thumb wheel up => increase volume "pactl set-sink-volume @DEFAULT_SINK@ +2%" b:6 # thumb wheel down => lower volume "pactl set-sink-volume @DEFAULT_SINK@ -2%" b:7
ボリュームを変更したときに視覚的に分かるようにしたい場合、以下の設定を使ってください (GNOME と KDE で確認):
# thumb wheel up => increase volume "xte 'key XF86AudioRaiseVolume'" b:6 # thumb wheel down => lower volume "xte 'key XF86AudioLowerVolume'" b:7
設定したら xbindkeys
を起動してください。問題なければデスクトップ環境の自動起動リストに追加すると良いでしょう。
親指ボタンは特殊です。Windows や Mac では Logitech のソフトウェアを使って、最大5つまでのアクション (ボタンを押しながら四方向にマウスを移動するのとボタン押下) をマッピングすることができます。2015年11月現在、Arch で方向機能を使う方法はありません。
一連のキーを送信するため、xbindkeys が混乱する場合があります。短いスリープを挿入することで xbindkeys が最初のキーに反応するようにすることができます:
# thumb button => play/pause music # Credit to gregmuellegger https://bbs.archlinux.org/viewtopic.php?pid=1551271#p1551271 # We need a sleep here since the button triggers a few more key codes. # It also triggers Control+Mod2+Control_L and Alt+Mod2+Alt_L. The sleep # prevents that X receives those keypresses simultaniously. Therefore they # might interfere and trigger unwanted actions. By the sleep we make sure that # the Alt+Left is receive as distinct event. "sleep 0.1 && xte 'key XF86AudioPlay'" m:0xc + c:23
~/.xbindkeysrc
に変更を加えたら xbindkeys のプロセスを再起動してください:
$ pkill xbindkeys && xbindkeys
電源
Logitech Unifying Receiver に書かれているようにバッテリーの状態を読み込むことができます。Solaar (solaar) にはシステムトレイユーティリティが付属します。
スマートシフト
マウスホイールのモード (クリック・トゥ・クリックとハイパーファスト) を切り替える感度を変更するには solaar-gitAUR をインストールしてください。スライダーで 0 から 50 までの範囲で設定ができます。0 は常にハイパーファスト (フリースピン) モードとなり、50 は常にクリック・トゥ・クリック (ラチェット) モードになります。