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+ | pacserve デーモンを常時実行するようにしてラッパーを使わずに pacman を直接使いたい場合、以下の行を {{ic|/etc/pacman.conf}} の各リポジトリの下に追加してください: |
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+ | Include = /etc/pacman.d/pacserve |
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+ | <nowiki>[xyne-x86_64] |
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+ | SigLevel = Required</nowiki> |
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+ | '''<nowiki>Include = /etc/pacman.d/pacserve</nowiki>''' |
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+ | <nowiki>Server = http://xyne.archlinux.ca/repos/xyne |
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+ | ...</nowiki>}} |
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+ | もしくは (公式ミラーの場合のみ)、''Include...'' 行を Pacman のミラーリストファイルの一番上に挿入したり、''pacman.conf-insert_pacserve'' で ''pacman.conf'' ファイルを生成したりすることもできます。 |
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+ | ==トラブルシューティング== |
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+ | === pacman.conf で外部のダウンローダを使っている場合に問題が発生する === |
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+ | [[wget]] など外部のダウンローダを使用する場合、ダウンロード時に ''pacsrv'' はエラーを返すことがあります。エラーを出さないようにするには、URL ({{ic|%u}}) や出力フォーマット文字列 ({{ic|%o}}) をシングルクォートで囲うようにしてください: |
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+ | XferCommand = /usr/bin/wget --timeout=6 --passive-ftp -c -O '%o' '%u' |
2015年11月9日 (月) 10:01時点における版
Pacserve を使うことでコンピュータ同士で pacman のパッケージを簡単に共有することができます。インターネット接続の速度が遅い環境で、複数のマシンで Arch Linux を使っている場合に重宝します。
目次
インストール
AUR から手動で pacserveAUR をインストールするか、非公式リポジトリの xyne-any, xyne-x86_64, xyne-i686 のどれかからインストールすることができます。
インストールしたら pacserve.service
を起動・有効化してください。
iptables を使っている場合、pacserve-ports.service
も起動すると良いでしょう。
スタンドアロンの使用方法
pacman の代わりに、pacsrv ラッパーを使ってパッケージのアップデートやインストールなどを行います。pacserve によってパッケージがホストされていれば、LAN から自動的にパッケージをダウンロードします。存在しない場合はインターネット上のミラーから通常通りにダウンロードします。例:
# pacsrv -Syu # pacsrv -S openssh
Pacserve を使うように Pacman を設定
pacserve デーモンを常時実行するようにしてラッパーを使わずに pacman を直接使いたい場合、以下の行を /etc/pacman.conf
の各リポジトリの下に追加してください:
Include = /etc/pacman.d/pacserve
以下は Xyne リポジトリの例:
/etc/pacman.conf
... [xyne-x86_64] SigLevel = Required Include = /etc/pacman.d/pacserve Server = http://xyne.archlinux.ca/repos/xyne ...
もしくは (公式ミラーの場合のみ)、Include... 行を Pacman のミラーリストファイルの一番上に挿入したり、pacman.conf-insert_pacserve で pacman.conf ファイルを生成したりすることもできます。
トラブルシューティング
pacman.conf で外部のダウンローダを使っている場合に問題が発生する
wget など外部のダウンローダを使用する場合、ダウンロード時に pacsrv はエラーを返すことがあります。エラーを出さないようにするには、URL (%u
) や出力フォーマット文字列 (%o
) をシングルクォートで囲うようにしてください:
XferCommand = /usr/bin/wget --timeout=6 --passive-ftp -c -O '%o' '%u'