「Deepin Desktop Environment」の版間の差分

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最低限のデスクトップインターフェイスを作成するには、まず {{Grp|deepin}} グループを[[インストール]]してください。基本的なコンポーネントが全てインストールされます。
 
最低限のデスクトップインターフェイスを作成するには、まず {{Grp|deepin}} グループを[[インストール]]してください。基本的なコンポーネントが全てインストールされます。
   
ただし、完全な DDE して使うには {{Grp|deepin-extra}} グループもインストールすることを推奨します:
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完全なデスクトップ環境するための追加アプリケーションは {{Grp|deepin-extra}} と {{Grp|deepin-extras}} グループに含まれています
 
* {{Pkg|deepin-game}}: flash ゲームを遊ぶことができる Deepin ゲームセンター
 
* {{Pkg|deepin-movie}}: Deepin 動画プレイヤー
 
* {{Pkg|deepin-music}}: Deepin 音楽プレイヤー
 
* {{Pkg|deepin-screenshot}}: Deepin スクリーンショットツール
 
* {{Pkg|deepin-terminal}}: Deepin ターミナル
 
   
 
ネットワーク管理機能を使用するには、{{Pkg|networkmanager}} パッケージが必要です。また、{{ic|NetworkManager.service}} を[[systemd#ユニットを使う|起動・有効化]]してください。
 
ネットワーク管理機能を使用するには、{{Pkg|networkmanager}} パッケージが必要です。また、{{ic|NetworkManager.service}} を[[systemd#ユニットを使う|起動・有効化]]してください。
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===ディスプレイマネージャを使う===
 
===ディスプレイマネージャを使う===
   
DDE のデフォルトの lightdm greeter を使用するには設定ファイルの {{ic|[SeatDefaults]}} セクションに修正を加える必要があります:
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DDE のデフォルトの lightdm greeter を使用するには設定ファイルの {{ic|[Seat:*]}} セクションに修正を加える必要があります:
   
 
{{hc|/etc/lightdm/lightdm.conf|2=
 
{{hc|/etc/lightdm/lightdm.conf|2=
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[Seat:*]
[SeatDefaults]
 
 
...
 
...
 
greeter-session=lightdm-deepin-greeter
 
greeter-session=lightdm-deepin-greeter
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== トラブルシューティング ==
 
== トラブルシューティング ==
   
=== 起動しない ===
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=== スタンバイ状態から復帰たときに壁紙が表示されない ===
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NVIDIA ドライバーが FBO を保存する方法が原因で [https://devtalk.nvidia.com/default/topic/787748/linux/-nvidia340xx-archlinux64-gnome3-14-the-background-of-desktop-and-lockscreen-mess-after-resume-from-/post/4367179/#4367179]、スタンバイ状態から復帰したときに壁紙が突然消えることがあり、カラーノイズが入った白い画面が表示されることがあります。上流の GNOME では既に解決されている問題ですが、Deepin デスクトップ環境ではまだ残っています。
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サスペンドから復帰したときにウィンドウマネージャを再起動すれば問題を回避できます。以下の systemd サービスを作成してください:
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{{hc|/etc/systemd/system/resume@.service|<nowiki>
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[Unit]
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Description=User resume actions
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After=suspend.target
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[Service]
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User=%I
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Type=simple
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ExecStart=/usr/bin/deepin-wm-restart.sh
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[Install]
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WantedBy=suspend.target
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</nowiki>}}
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上記のサービスから以下のスクリプトを実行します:
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{{hc|/usr/bin/deepin-wm-restart.sh|<nowiki>
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#!/bin/bash
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export DISPLAY=:0
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deepin-wm --replace
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</nowiki>}}
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適切なディレクトリにファイルを作成したら、以下のコマンドを実行してスクリプトを有効化します:
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{{bc|
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# chmod +x /usr/bin/deepin-wm-restart.sh
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# systemctl enable resume@''user''
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# systemctl start resume@''user''
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}}
   
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1番目のコマンドはスクリプトに実行可能属性を付与し、2番目のコマンドは起動時にサービスを起動するように設定します。3番目のコマンドは即座にサービスを起動します。
仮想端末で {{ic|startdde}} と入力してみて出力を確認してください。{{ic|libgo.so.9}} というファイルに関するエラーが表示される場合、最新版の {{pkg|gcc-libs}} パッケージがインストールされていることを確認してください。
 
   
 
==バグレポート==
 
==バグレポート==
   
上流や arch のパッケージ関連のバグは [https://github.com/linuxdeepin/developer-center/issues ここ] で報告してください。FaSheng は Deepin の開発者の一人であり、arch-deepin のメンテナでもあります。バグレポートを彼の github ページにすることで、バグが修正される確率がぐっと高まるでしょう
+
上流や arch のパッケージ関連のバグは [https://github.com/linuxdeepin/developer-center/issues ここ] で報告してください。

2017年3月26日 (日) 00:04時点における版

関連記事

DDE (Deepin Desktop Environment) は Deepin ディストリビューションのために開発されたデスクトップ環境です。

インストール

最低限のデスクトップインターフェイスを作成するには、まず deepin グループをインストールしてください。基本的なコンポーネントが全てインストールされます。

完全なデスクトップ環境とするための追加アプリケーションは deepin-extradeepin-extras グループに含まれています。

ネットワーク管理機能を使用するには、networkmanager パッケージが必要です。また、NetworkManager.service起動・有効化してください。

Deepin Desktop Environment の起動

ディスプレイマネージャを使う

DDE のデフォルトの lightdm greeter を使用するには設定ファイルの [Seat:*] セクションに修正を加える必要があります:

/etc/lightdm/lightdm.conf
[Seat:*]
...
greeter-session=lightdm-deepin-greeter

xinitrc を使う

詳しくは xinitrc のページを見て下さい。

~/.xinitrc
exec startdde

startx または xinit を実行すれば DDE が起動します。

ノート: ブート時に Xorg を起動したい場合は、ログイン時に X を起動の記事を読んで下さい。

トラブルシューティング

スタンバイ状態から復帰したときに壁紙が表示されない

NVIDIA ドライバーが FBO を保存する方法が原因で [1]、スタンバイ状態から復帰したときに壁紙が突然消えることがあり、カラーノイズが入った白い画面が表示されることがあります。上流の GNOME では既に解決されている問題ですが、Deepin デスクトップ環境ではまだ残っています。

サスペンドから復帰したときにウィンドウマネージャを再起動すれば問題を回避できます。以下の systemd サービスを作成してください:

/etc/systemd/system/resume@.service
[Unit]
Description=User resume actions
After=suspend.target

[Service]
User=%I
Type=simple
ExecStart=/usr/bin/deepin-wm-restart.sh

[Install]
WantedBy=suspend.target

上記のサービスから以下のスクリプトを実行します:

/usr/bin/deepin-wm-restart.sh
#!/bin/bash
export DISPLAY=:0
deepin-wm --replace

適切なディレクトリにファイルを作成したら、以下のコマンドを実行してスクリプトを有効化します:

# chmod +x /usr/bin/deepin-wm-restart.sh
# systemctl enable resume@user
# systemctl start resume@user 

1番目のコマンドはスクリプトに実行可能属性を付与し、2番目のコマンドは起動時にサービスを起動するように設定します。3番目のコマンドは即座にサービスを起動します。

バグレポート

上流や arch のパッケージ関連のバグは ここ で報告してください。