XAMPP
XAMPP は MySQL, PHP, Perl などが含まれた簡単にインストールできる Apache のディストリビューションです。以下のものが含まれています: Apache, MySQL, PHP & PEAR, Perl, ProFTPD, phpMyAdmin, OpenSSL, GD, Freetype2, libjpeg, libpng, gdbm, zlib, expat, Sablotron, libxml, Ming, Webalizer, pdf class, ncurses, mod_perl, FreeTDS, gettext, mcrypt, mhash, eAccelerator, SQLite, IMAP C-Client。
目次
インストール
xamppAUR パッケージをインストールして下さい。
設定
デフォルト設定をそのまま使用できます。XAMPP の各部分の設定は、次のファイルを編集することで行うことができます:
/opt/lampp/etc/httpd.conf
- Apache の設定。例えば、ウェブページのソースファイルのフォルダを変更できます。
/opt/lampp/etc/php.ini
- PHP の設定。
/opt/lampp/phpmyadmin/config.inc.php
- phpMyAdmin の設定。
/opt/lampp/etc/proftpd.conf
- proFTPD の設定。
/opt/lampp/etc/my.cnf
- MySQL の設定。
サーバーのセキュリティをセットアップしたいときは、次のコマンドを実行するだけで設定できます:
# /opt/lampp/lampp security
ウェブページにアクセスするのに必要なパスワード、phpMyAdmin のユーザー "pma"、MySQL の場合はユーザー "root"、ProFTPD の場合はユーザー "daemon" を選択するよう段階的に求められます。
使用方法
XAMPP の制御は以下のコマンドを使います:
# /opt/lampp/lampp start,stop,restart
もしくは、xampp.service
を開始、停止または再起動します。
ブート時に自動起動する
ブート時に XAMPP を起動するには、xampp.service
を有効化します。
ヒントとテクニック
htdocs ディレクトリの外のファイルをホスト
ドキュメントのルートディレクトリ (ウェブルート) は /opt/lampp/htdocs/
です。このディレクトリに置いたファイルは全てウェブサーバーによって扱われます。
システムの他のファイルを XAMPP でホストするには、apache でエイリアスを設定します。
- Apache の
/opt/lampp/etc/httpd.conf
を好みのエディタで編集します。 DocumentRoot
を検索すると、次のような内容が表示されます:
DocumentRoot "/opt/lampp/htdocs" <Directory "/opt/lampp/htdocs"> ... ... </Directory>
- 次の行の
</Directory>
の後にこれを貼り付けます。
<IfModule alias_module> # # Redirect: Allows you to tell clients about documents that used to # exist in your server's namespace, but do not anymore. The client # will make a new request for the document at its new location. # Example: # Redirect permanent /foo http://www.example.com/bar ... </IfModule>
</IfModule>
の前にこれを貼り付けます:
Alias /yourAlias /yourDirectory/
- 次に、
<IfModule unixd_module>
を見つけます:
<IfModule unixd_module> ... ... User daemon Group daemon </IfModule>
- そして、
daemon
をyourUser
とyourGroup
に変更します:
User yourUser Group yourGroup
- ここで、Apache を再起動することを忘れないでください:
# /opt/lampp/xampp restart
これにより、XAMPP を使用してホームディレクトリ (または他のディレクトリ) からファイルをホストできるようになります。
上の例では、Web ブラウザで localhost/yourAlias
を指定することでファイルにアクセスできます。
Xdebug と Xampp によるデバッグとプロファイル
詳しい方法は こちら を見て下さい。
まず ここ のダウンロードページから Xampp Development Tools をダウンロードしてください。
Xampp ディレクトリに展開します:
# tar xvfz xampp-linux-devel-x.x.x.tar.gz -C /opt
xdebug フォルダで以下のコマンドが実行できるはずです:
/opt/lampp/bin/phpize
ローカルテストサーバーのセキュリティ
Apache と MySQL を設定することで同一のコンピュータからのリクエストだけに受け答えをするようにできます。インターネットからサービスにアクセスできなくなるため、大抵のテストシステムではこれでセキュリティのリスクを大きく減らすことが可能です。
初めて XAMPP を起動する前に、以下のファイルを編集して下さい:
Apache の設定は、xampp\apache\conf\httpd.conf
と xampp\apache\conf\extra\httpd-ssl.conf
ファイルを編集してください。以下のように "Listen" から始まる行を探します:
Listen 80
それらを次のように置き換えます
Listen 127.0.0.1:80
MySQL の場合、/opt/lampp/etc/my.cnf
ファイルを開き、"[mysqld]" セクションを見つけて次の行を追加します
bind-address=localhost
ProFTPD の場合、"DefaultServer" セクションの /opt/lampp/etc/proftpd.conf
に次の行を追加します。
DefaultAddress 127.0.0.1 SocketBindTight on
サービスを開始した後、コマンドウィンドウに移動して結果を確認し、開始して実行します:
$ ss -tln
ローカルアドレス列は常に 127.0.0.1 または ::1 で始める必要があり、0.0.0.0 で始めることはできません。
Manual installation
To install XAMPP manually instead of following #Installation, download the installer from the website, make it executable and run it by typing:
# ./xampp-linux-x64-version-installer.run
You can now create a systemd service for XAMPP:
/etc/systemd/system/xampp.service
[Unit] Description=XAMPP [Service] ExecStart=/opt/lampp/xampp start ExecStop=/opt/lampp/xampp stop Type=forking [Install] WantedBy=multi-user.target
Manual removal
If you have installed XAMPP manually you will need to remove it manually as well. Be sure to stop all XAMPP services.
# /opt/lampp/xampp stop
All the files needed by XAMPP to be installed are located in the previous /opt/lampp
folder. So, to uninstall XAMPP:
# rm /etc/systemd/system/xampp.service # rm -r /opt/lampp
トラブルシューティング
PhpMyAdmin 403 Access Forbidden
http://localhost/phpmyadmin にアクセスしたときに "403 Access Forbidden" が返ってくる場合、/opt/lampp/etc/extra/httpd-xampp.conf
の以下の設定を編集して下さい:
<Directory "/opt/lampp/phpmyadmin"> AllowOverride AuthConfig Limit #Order allow,deny #Allow from all Require all granted </Directory>