カテゴリ:ネットワークタイムプロトコル

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Network Time Protocol (NTP) はパケット交換でデータの遅延時間が不確定なネットワークを介してコンピュータシステムの時刻を同期するためのプロトコルです。NTP の実装は以下が存在します:

  • Network Time Protocol daemon — プロトコルのリファレンス実装であり、特に時刻サーバーでの使用が推奨されます。NTPd は割り込みの周期や1秒辺りのティックの数を調整してシステムクロックのずれを減らすことも可能です。NTPd の実行中は11分ごとにハードウェアクロックの再同期も行われます。
http://www.ntp.org/ || ntp
  • sntp — NTPd に付属している SNTP クライアント。ntpdate を置き換えることができ、サーバー以外の環境での使用が推奨されます。
http://www.ntp.org/ || ntp
  • systemd-timesyncd — クライアント側だけを実装したシンプルな SNTP デーモン。リモートサーバーに時刻を問い合わせることだけを行います。大抵の環境ではクライアントだけで十分です。
https://www.freedesktop.org/wiki/Software/systemd/ || systemd
  • OpenNTPD — クライアントとサーバーの両方を実装する OpenBSD プロジェクト。
http://www.openntpd.org/ || openntpd
  • Chrony — ノートパソコンなど常にオンラインとは限らない環境用に設計されたクライアント・サーバー。
https://chrony.tuxfamily.org/ || chrony
  • ntpclient — シンプルなコマンドライン NTP クライアント。
http://doolittle.icarus.com/ntpclient/ || ntpclientAUR

システムクロックの管理に関する一般的な事柄は時刻を参照してください。

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