Ufsd

提供: ArchWiki
2023年11月6日 (月) 18:37時点におけるKgx (トーク | 投稿記録)による版 (序文を更新)
ナビゲーションに移動 検索に移動

Ufsd は、Paragon GmbH によって開発された、読み取りおよび書き込みサポートを含む Microsoft の NTFS ファイルシステム用のクローズドソースドライバーです。個人使用の場合は無料です。 デフォルトの ntfs-3g ドライバーよりも ntfs ファイルシステムへの書き込みが大幅に高速になります。この文書では、コンピュータ上で動作するように ufsd をセットアップする方法について説明します。

2020 年 8 月 14 日以来、Paragon はドライバーをメインライン Linux カーネルに直接アップストリームすることに取り組んできました。独自のドライバーは引き続き利用可能です。NTFS を参照してください。

インストール

paragon-ufsd-dkms-gitAUR パッケージをインストールしてください。DKMS によってカーネルアップデートのたびにビルドする必要がなくなっています。DKMS について詳しくは Dynamic Kernel Module Support を見てください。

使用方法

自動ロード・マウントを使用する前にまずは手動で使えないかテストしてください。マウントする前に対象フォルダを作成してください。また、ntfs パーティションを ntfs-3g で既にマウントしている場合、アンマウントしてください。

手動

# modprobe ufsd
# mount -t ufsd /dev/your-NTFS-partition /{mnt,...}/folder -o uid=your username,gid=users

自動

/etc/fstab を以下のように編集してください:

# <file system>   <dir>		<type>    <options>             <dump>  <pass>
/dev/NTFS-part  /mnt/windows  ufsd   noauto,x-systemd.automount,uid=your username,gid=users,noatime,umask=0222	0 0

起動時に ufsd ドライバーをロードするために、*.conf ファイル (例: ufsd.conf) を /etc/modules-load.d に作成して必要なモジュールを記述してください:

/etc/modules-load.d/ufsd.conf
ufsd
ノート: ufsd のロード時に 'no such file or directory' エラーが発生する場合、カーネルモジュールデータベースを更新してください: depmod -a

参照