Hwdetect

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hwdetect はハードウェア検出スクリプトで、主に mkinitcpio.conf で使用するモジュールのロードやリストに使用されます。そのため、ハードウェアを駆動するためにどのカーネルモジュールが必要かをユーザーに知らせます。これは他の多くのツールとは対照的で、ハードウェアにクエリを発行し、生の情報を表示するだけで、その情報を必要なドライバに関連付ける作業をユーザーに任せます。このスクリプトは、Linux カーネルで採用されている sysfs サブシステムによってエクスポートされた情報を利用します。

インストール

公式リポジトリから hwdetect パッケージをインストールしてください。

使用方法

最新の使用方法は こちらhwdetect --help を実行することで確認できます。

サンプル

次のメソッドを使用して、mkinitcpio.confMODULES を設定できます。

# hwdetect --modules

コマンドを実行すると以下のように出力されます (もちろん出力はシステムによって変わります):

SOUND    : pcspkr
OTHER    : 8139cp 8139too ac

使用するものに応じて、モジュール名をコピーして、/etc/mkinitcpio.confMODULES セクションを置き換えます。ハードウェアの検出とモジュールの依存関係の計算の一部またはすべてがすでに記載されているため、システムはより速く起動するはずです。

ノート:
  • このツールには、/etc/mkinitcpio.conf 内で使用するための専用の出力があります。
  • 新しいカーネルに新しいモジュールが追加された、またはコンピュータに新しいハードウェアをインストールしたためにモジュール名が変更された場合は、モジュールのリストを再度生成し、MODULES を更新する必要があります。

ヒント

現在使われていないモジュールのリストを生成するには、次を実行:

# hwdetect --modules-not-loaded

もしくは以下のスクリプトを使用:

modules-not-loaded
eval $(hwdetect --modules)
for m in ${MODULES[*]}; do
    if ! grep -sq $(echo $m|tr - _) <(lsmod); then
        echo $m;
    fi
done