Lenovo ThinkPad X220

提供: ArchWiki
2016年12月15日 (木) 20:03時点におけるKusakata (トーク | 投稿記録)による版 (翻訳)
(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)
ナビゲーションに移動 検索に移動

セットアップ

バッテリー

バッテリーに充電を開始する閾値などは tpacpi-batAUR スクリプトと acpi_call-git-dkmsAUR カーネルモジュールを使うことで制御できます。省電力ツールの TLP では acpi_call をバックエンドとして使って閾値を設定できます。

指紋リーダー

Upek 製の指紋リーダーは Fingerprint-gui によってサポートされています。

グラフィック

公式リポジトリxf86-video-intel パッケージに必要なグラフィックドライバーが含まれています。

トラックポイントとクリックパッド

トラックポイントを見てください。

問題

起動ができない

レガシー BIOS モードで GPT ディスクから起動することはできません。UEFI ブートに切り替えるか MBR のパーティションテーブルを作成する必要があります。

サスペンドから復帰したときに再起動ループが発生する

EFI の領域が満杯になった場合に発生することがあります。root で以下のコマンドを実行して空き容量を作ってください:

まずは pstore を消去します:

# mkdir -p /dev/pstore
# mount -t pstore pstore /dev/pstore
# ls /dev/pstore # <- Nothing important should be here, but check first anyway
# rm /dev/pstore/*

次に EFI 変数を消去します。pstore によって使用・作成されているものですが、上記のコマンドで pstore のデータを消去しても消去されません。以下を実行:

# rm /sys/firmware/efi/efivars/dump-type0-*

この情報は Lenovo フォーラム に書かれたものです。

マイクロフォン

x220 内蔵のマイクは悪評が絶えません。録音した音声にスタティックノイズやヒスノイズが大量にのってしまうことがあります。(チャンネル別に設定を変えられる音量制御プログラムを使って) 適切なマイク入力チャンネルをミュートするか、GUI のバランススライダーをドラッグして内部マイクの音量を切ってください。

オーディオジャックはヘッドホンとマイクのコンビネーションジャックとなっているため、インラインマイクが使えるスマートフォンのヘッドセットで使用するという方法もあります。

バックライト

linux 3.16 からバックライト関連のカーネルパラメータのデフォルト値が変更されたことにより、明るさを変更するハードウェアキーが使えなくなってしまっています。acpi_osi カーネルパラメータを以下のように設定することで問題は解決します:

acpi_osi="!Windows 2012"

詳しくはバックライトのページを見てください。

参照