ProtonVPN
ProtonVPN は OpenVPN プロトコルを利用している VPN プロバイダーです。
以下のチュートリアルを使用するには protonvpn アカウントが必要です。
手順
ProtonVPN にログインして OpenVPN の設定ファイルをダウンロードしてください。
ダウンロードしたら *.ovpn
ファイルを以下のディレクトリにコピー:
/etc/openvpn/client/
使用したい .ovpn を選択してください (ここでは例として ca.protonvpn.com.tcp443.ovpn を使用します)。
新しい拡張子でファイルをコピーしてください:
# cp /etc/openvpn/client/ca.protonvpn.com.tcp443.ovpn /etc/openvpn/client/protonvpn.conf
openvpn-update-resolv-conf スクリプトをインストールしてください。/etc/openvpn/update-resolv-conf
などに保存して chmod で実行可能属性を付与します。openvpn-update-resolv-confAUR[リンク切れ: パッケージが存在しません] パッケージでもインストールできます。スクリプトによってインターネットからの通信が全て VPN 経由であることが保証され DNS 漏れが防げます。
# chmod 755 /etc/openvpn/update-resolv-conf.sh
update-resolv-conf.sh
スクリプトを使用するように .conf
ファイルを編集してください:
/etc/openvpn/client/protonvpn.conf
script-security 2 up /etc/openvpn/update-resolv-conf.sh down /etc/openvpn/update-resolv-conf.sh down-pre
VPN を起動:
# openvpn /etc/openvpn/client/protonvpn.conf
Ctrl+C
を押すことで VPN 接続を閉じることができます。
OpenVPN 認証の保存
ユーザー名とパスワードの入力を省略したい場合、別のファイルに OpenVPN の接続情報を保存して自動的に読み込ませることができます:
/etc/openvpn/client/protonvpn.conf
auth-user-pass /etc/openvpn/client/login.conf
/etc/openvpn/client/login.conf
openvpn_username openvpn_password
起動時に VPN を有効化
systemd サービスの設定については OpenVPN#systemd サービスの設定を参照してください。