ASUS Zenbook UX333
デバイス | 状態 |
Intel | 動作 |
Nvidia | 動作 |
HDMI | 動作 |
Ethernet (USB ケーブル) | 動作 |
ワイヤレス | 動作 |
オーディオ | 動作 |
タッチパッド | 動作 |
カメラ | 動作 |
カードリーダー | 動作 |
Bluetooth | 動作 |
ファンクションキー | 動作 |
顔認識センサー | 未動作 |
バッテリー充電閾値 | 未動作 |
ASUS より発表されているのは UX333, UX433, UX533 モデルです [1]。これらのモデルはハードウェアがほとんど同じで (違いはディスプレイのサイズとディスクリートの NVidia GPU だけです)、この記事では全ての ZenBook 13 (UX333), ZenBook 14 (UX433), ZenBook 15 (UX533) のハードウェア設定について扱います。
目次
設定
セキュアブート (オプション)
Linux オペレーティングシステムを起動するには、BIOS を開いて、F7 を押すか "Advanced Menu" をクリックして、"Security" タブから "Secure Boot" を Off
に設定してください。
"Secure Boot" オプションがオンオフのオプションではなくメニューの場合、"Secure Boot" をクリック、"Key Management" から "Reset to Setup Mode" と進んでダイアログで確認してください。
ビデオ
Intel Graphics やハードウェアビデオアクセラレーションを見てください。ディスクリートの Nvidia グラフィックカードが搭載されているモデルの場合、NVIDIA Optimus を見てください。
オーディオ
PulseAudio を見てください。
タッチパッド
Libinput を見てください。
顔認識ログイン
このコンピュータには顔認識センサーが組み込まれていますがテストしていません。顔認識を動かそうとするプロジェクトが存在します [2] (Howdy) が、動作するかはわかりません。
トラブルシューティング
マイクロコード
起動時に [Firmware Bug]: TSC_DEADLINE disabled due to Errata; please update microcode to version: 0x52 (or later)
というメッセージが表示される場合、マイクロコードを見てください。
Bumblebee を使った場合の Nvidia の問題
以下のような問題が発生することがあります:
- 電源管理アプリケーション (特に Powertop) を使用すると問題が発生することがあります。詳しくは bumblebee#カーネル 4.8 で電源管理が機能しない を参照。
- ノートパソコンをサスペンドしてから復帰したときに GPU を使えなくなる場合、Bumblebee#Failed to initialize the NVIDIA GPU at PCI:1:0:0 (Bumblebee daemon reported: error: [XORG] (EE) NVIDIA(GPU-0)) を見てください。
サスペンド
Linux (4.17 以上) はデフォルトで suspend-to-idle となっていますが、あまり効率が良いとはいえません。4.14-rc1 の変更が原因です。ワットパフォーマンスを良くするためカーネルコマンドラインに mem_sleep_default=deep
を追加することで suspend-to-ram が使えます。
ヒントとテクニック
省電力とパフォーマンス
ASUS の宣伝によれば、バッテリー稼働時、最大で9時間まで連続で動きます。この稼働時間を達成するには:
- BIOS アップデート - パフォーマンスを発揮して省電力機能やセキュリティ機能を活用するため、BIOS をアップデートすることが一般に推奨されます。
- 省電力設定 - バッテリーの持ちを良くするための推奨事項。
- パフォーマンスの最大化 - パフォーマンスを発揮するための推奨事項。
- SSD - ソリッドステートドライブのヒントとテクニック。ノートパソコンにはデフォルトで M.2 SSD が搭載されています。
- CPU の低電圧化 - Intel CPU の電圧を下げます (バッテリーの消費を抑え、発熱を少なくしてファンの回転も少なくなります)。
Windows 10 ライセンスキーの抽出
Zenbook ノートパソコンには Windows 10 がプリインストールされておりアクティベーションキーはファームウェアにハードコードされています。Windows を Linux で置き換えると、ハードコードされたアクティベーションキーが意味をなさくなります。どこが別のところで使いたい場合 (例: 仮想環境の Windows 10):
# grep -aPo '[\w]{5}-[\w]{5}-[\w]{5}-[\w]{5}-[\w]{5}' /sys/firmware/acpi/tables/MSDM