Ufsd
Ufsd は、Paragon GmbH によって開発された、読み取りおよび書き込みサポートを含む Microsoft の NTFS ファイルシステム用のクローズドソースドライバーです。個人使用の場合は無料です。 デフォルトの ntfs-3g ドライバーよりも ntfs ファイルシステムへの書き込みが大幅に高速になります。この文書では、コンピュータ上で動作するように ufsd をセットアップする方法について説明します。
2020 年 8 月 14 日以来、Paragon はドライバーをメインライン Linux カーネルに直接アップストリームすることに取り組んできました。独自のドライバーは引き続き利用可能です。NTFS を参照してください。
インストール
paragon-ufsd-dkms-gitAUR パッケージをインストールしてください。DKMS によってカーネルアップデートのたびにビルドする必要がなくなっています。DKMS について詳しくは Dynamic Kernel Module Support を見てください。
ufsd パッケージは Dynamic Kernel Module Support を使用するため、カーネルが変更されるたびに再構築や再インストールを行う必要がなくなります。
- dkms パッケージを インストール します。
dkms.service
を 起動 して 有効化。- ufsd-module-dkmsAUR を インストール:
- https://www.paragon-software.com/home/ntfs-linux-per/download.html にアクセスし、リクエストフォームに記入してください。すぐにダウンロードリンクが記載されたメールが届きます。.tbz ファイルをダウンロードし、パッケージフォルダーに移動します。
- dkmsにモジュールがインストールされているか確認してください。
$ dkms status
使用方法
自動ロード・マウントを使用する前にまずは手動で使えないかテストしてください。マウントする前に対象フォルダを作成してください。また、ntfs パーティションを ntfs-3g で既にマウントしている場合、アンマウントしてください。
手動
# modprobe ufsd # mount -t ufsd /dev/your-NTFS-partition /{mnt,...}/folder -o uid=your username,gid=users
自動
/etc/fstab
を以下のように編集してください:
# <file system> <dir> <type> <options> <dump> <pass> /dev/NTFS-part /mnt/windows ufsd noauto,x-systemd.automount,uid=your username,gid=users,noatime,umask=0222 0 0
起動時に ufsd ドライバーをロードするために、*.conf
ファイル (例: ufsd.conf
) を /etc/modules-load.d
に作成して必要なモジュールを記述してください:
/etc/modules-load.d/ufsd.conf
ufsd