V2Ray
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V2Ray は、主にネットワークプロトコルや機能の実現を担うプロジェクト V の中核ツールであり、他のプロジェクト V との通信を行います。
目次
インストール
v2ray パッケージをインストールします。開発版の場合は、v2ray-gitAUR パッケージをインストールします。
設定
V2Ray の設定は、JSON 形式のファイルによって行われます。設定ファイルのフォーマットと設定を参照してください。
使用方法
コマンドラインから
V2Ray は、v2ray
コマンドで起動します。コマンドライン を参照してください。
デーモン管理
v2ray.service
を起動/有効化 します。
複数の設定
複数の設定 を使用するには、/etc/systemd/system/v2ray.service
を 編集 して、以下を追加します。
/etc/systemd/system/v2ray.service
[Unit] Description=V2Ray Service After=network.target nss-lookup.target [Service] User=nobody AmbientCapabilities=CAP_NET_ADMIN CAP_NET_BIND_SERVICE CapabilityBoundingSet=CAP_NET_ADMIN CAP_NET_BIND_SERVICE ExecStart=/usr/bin/v2ray -confdir /etc/v2ray/ [Install] WantedBy=multi-user.target
GUI Client
Qv2ray を参照してください。
ヒントとテクニック
ルーティングルール
Routing と Routing of V2Ray を参照してください。
ルーティングルールのプリセットファイルは、/usr/share/v2ray
にある geosite.dat
と geoip.dat
です。これらは、それぞれ v2ray-domain-list-community と v2ray-geoip パッケージによって提供されています。この2つのパッケージは、v2ray
の依存パッケージとしてデフォルトでインストールされます。
プリセットルーティングファイルの置き換え
いくつかのルーティングルールファイルには、既製のパッケージがあります。例えば、@Loyalsoldier/v2ray-rules-dat に対して v2ray-rules-dat-gitAUR パッケージをインストールすることができます。
既成のパッケージがないルーティングルールファイルについては、パッケージの作成 をして 依存パッケージを削除せず に、v2ray-domain-list-community と v2ray-geoip をインストールまたは削除して、ルーティングルールファイルを /usr/share/v2ray
ディレクトリに配置することが可能です。
トラブルシューティング
Failed with result 'exit-code'
ログに次のエラーが表示される場合: Failed with result 'exit-code'
は、V2Ray に /var/log/v2ray/access.log への書き込み権限がないことが原因です。問題を解決するには、次のコマンドを使用します。
chown -R nobody /var/log/v2ray